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更新日:2024.1.23
公開日:2022.12.14
ホームページのアクセスアップに欠かせないSEO。その中でも主流となっているのが「コンテンツSEO」です。 コンテンツSEOで集客!メリット・デメリット・手順は?でも紹介しましたが、しっかり取り組めばメリットの多い手法です。 やることは「ユーザーに有益なコンテンツを作ること」だけです。 といっても、実際にコンテンツを作ろうにも、どうすればいいか分からない方も多いと思います。 そこで、この記事では誰でもできるコンテンツSEOの方法を紹介したいと思います。 コンテンツSEOを進める5つのステップ コンテンツSEOに必要なステップはたったの5つです。 最初は難しいかもしれませんが、コツさえ掴めばスムーズにコンテンツを作れるようになります。といっても、これだけでは具体的な進め方が分かりづらいと思います。 そこで、この記事を書くとき実際に踏んだステップを紹介したいと思います。 1.キーワードを決める コンテンツSEOで最初にすることが、自社の商品やサービスに紐づくキーワードを選ぶことです。 弊社であれば「ホームページ制作」や「SEO」がキーワードになります。ただ、これだけでは検索ボリュームや競合の関係で、検索順位を上げることはほぼ不可能です。 そこでもう少し掘り下げ、ユーザーが検索に使いそうなキーワードを探します。弊社がSEOというキーワード選ぶ場合は「富山 SEO」や「SEO 手法」などです。 ここで決めるのはメインのキーワードで、この記事では「コンテンツSEO」にしました。 メインキーワードは商品やサービスから考えてもいいですし、ツールなどで探してもいいです。 私の場合はよくツールを使います。そのほうが、関連するキーワードもついでに探せるので効率も上がります。 私は有料ツールを使っていますが、いきなりは有料ツールは導入しづらいと思います。その場合は、無料ツールを使うのも手です。 aramakijake(アラマキジャケ)はGoogleやYahoo!での検索ボリュームを確認できる無料ツールです。 1度に複数のキーワードを調べることはできませんが、インストールなども必要ないので気軽に使えます。表示される検索ボリュームはあくまで予測値ですが十分参考になります。 2.ペルソナを設定する キーワードが決まったら、次はどんな人に向けてコンテンツを作るのかを決めます。 ここで必要なのは、ターゲットとなるユーザー像(ペルソナ)をできるだけ明確にすることです。 参考 : 「ペルソナ設計」でホームページの訴求力を高めよう この記事を書く際には、下のようなペルソナを設定しました。 3.タイトルを決める 設定したペルソナの興味を引きそうなタイトルを考えます。 できたタイトルは「【実例付き】誰でもできる!5ステップで始めるコンテンツSEO」です。 ここでは、コンテンツの具体的な作り方を探しているので【実例付き】をアピールして興味を引き、コンテンツを作れるだろうかという不安を払しょくするため、「誰でもできる!」「5ステップでできる」と付けることで安心感・やる気を与えられるようにしました。 4.構成、見出しを決める タイトルを決めたらいきなり本文を書くのではなく、設定したペルソナの悩み解消につながるような構成や見出しを考えます。 今回の記事では、ペルソナを 「コンテンツSEOをしたいが記事の書き方が分からない人」と仮定して構成、見出しを考えました。 私はツールから構成、見出しに使うキーワードを拾ったりしますが、無料ツールを使う場合はラッコキーワードがお勧めです。 ラッコキーワードは検索窓に入れたキーワードから、関連のあるキーワードを調べられる無料ツールです。ツールだけでなく、他社ブログから拾うこともあります。 今回は「SEO記事」の関連キーワードから「構成」「タイトル」「書き方」を拾い構成を作りました。できあがったのが下の構成です。 構成、見出しができたらコンテンツ作りは8割完了です。あとは、構成に合わせて本文を作っていきます。 5.記事の本文を書く 構成、見出しをベースに本文を書いていきます。自分や社内が持つ知識をもとに他社ブログの情報も参考にしながら、ユーザーにとって分かりやすく納得感のある文章を作りましょう。 文字だけでは伝わりづらいと感じたら、画像などを差し込んで情報が伝わりやすくする工夫も必要です。引用データなどあれば出典を明確にすることで、情報の信頼性が高まります。 第三者に読んでもらい客観的な意見を聞いたり、少し時間を置いて読み直したりすると完成度が高まります。できた本文は時間の許す限り修正を加え、ブラッシュアップしましょう。 「まずは始めてみる」ことが大切です コンテンツSEOは継続することで、じわじわと成果が出てきます。時間もかかるため、いざ始めるときにためらうこともあるでしょう。難しく感じるかもしれませんが、慣れればスムーズに進められます。 ただ、しっかり取り組むことでホームページの将来的な集客力は大きく変わります。まずは、紹介した進め方を参考に取り組んでみてください。
公開日:2022.12.13
最近めっきり寒くなりました。 今年は雪が多いとの予報ですが、あまり降らないと良いですね。 さて、株式会社ルビコンの年末年始休業日のお知らせです。 年末年始休業:2022年12月29日(木) ~ 2023年1月3日(火) 2023年1月4日(水)が仕事はじめです。 来年はもう少し世の中が落ち着いて、気兼ねなく旅行など楽しめるような年になればいいですね。
更新日:2023.7.27
公開日:2022.12.12
キーワード選びは、SEOの基本にしてもっとも大切な作業です。とくにタイトルタグに含ませるキーワードは重要です。 近年はGoogleアルゴリズムの進化で、同じ意味を持つキーワードを判別して、同じような評価をするという見方が広がっています。ホームページというキーワードをタイトルに含ませれば、Webサイトというキーワードも同じような評価を受けるという感じですね。 ある程度はその通りだとは感じていますが、どこまで同じ評価を受けてるのかな?と気になったので、ちょっと実験しました。具体的には、弊社ホームページのタイトルを定期的にいじって順位の変化を見てみました。 ここで、その結果を発表したいと思います。 タイトルの変更履歴 弊社ホームページのタイトルを、リニューアル後の5ヶ月で3回変えてみました。 リニューアル前を含めれば、タイトルは4つですね。 それぞれ、どんなキーワードを狙ってどんな理由で変えたかを紹介します。 株式会社ルビコン | 富山県、石川県のホームページ、ECサイト制作・SEOはお任せください(リニューアル前) このタイトルで狙ったキーワードは以下の通りです。 かなりの欲張りさんでしたね。成果につながりそうなキーワードを詰め込んだ感じです。 正直、この頃はどのキーワードも順位がパッとしませんでした。二兎を追う者は一兎をも得ずということでしょうか。 富山のWEBサイト制作|株式会社ルビコン(7/7~) リニューアルと同時にタイトルをシンプルにしました。キーワードは「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」です。ECサイト制作・SEOを外して、WEBサイト制作に特化させました。 タイトル前半にキーワードを含めたほうが順位も上がりやすいと昔からいわれているので、社名を後ろに下げました。正直そこまで影響はないだろうと思っていますが、一度基本に戻ろうかなという程度の変更です。 ちなみにホームページ制作ではなく「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」にした理由は、リサーチの結果から順位を上げやすいと思ったのと、キーワードを変えたときの順位変化のサンプルがほしかったからです。 富山のホームページ制作会社|株式会社ルビコン(9/20~) リニューアルから2ヶ月が過ぎたタイミングで、2度目のタイトル変更です。狙ったキーワードは「富山 ホームページ制作」です。 WEBサイト制作の順位変化サンプルが取れたのと、「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」より「富山 ホームページ制作」のほうが検索ボリュームが多いからです。 タイトルを変えると同時に、ブログ内にあったキーワードも「富山 ホームページ制作」に変更しています。 富山のホームページ制作・SEO|株式会社ルビコン(11/29~) 狙うキーワードを「富山 ホームページ制作」に変えた後、検索順位がいい感じに上がってきたので、この勢いに乗ってやろうと「SEO」というキーワードを追加しました。 そろそろSEO関連のブログも投稿しようと思っていたのもあります。 順位はどう変わったか 2022.7/8にサイトをリニューアルし、それ以降タイトルを2ヶ月間隔くらいで変えてきたわけですが、その影響が検索順位にどう影響したのでしょう。 ここから、狙ったキーワードごとの順位変化を見ていきたいと思います。 富山 ホームページ制作 リニューアル後は、しばらく「WEBサイト制作」をメインキーワードにしていましたが、類義語扱いになっているのか、「ホームページ制作」も順位が割と上がっていました。 タイトル変更後はブログ内キーワードも同時に変更しましたが、それ以降しばらくブログ投稿できておらず、順位もあまり変化していませんでした。 10/10頃に少し順位が上昇したので、10/21に関連ブログを1つ投稿しました。そのタイミングで一気に順位が上がり、多少の上下はしましたが、10位以内で安定してきました。 富山 WEBサイト制作 以前は狙っていなかったキーワードなのでリニューアル後のデータしかないのですが、リニューアル時点での順位はGoogle58位、Yahoo!は圏外でした。 リニューアル後はタイトルとブログ投稿したことで、一気に順位が上がりました。リニューアル1ヶ月後の8/8でGoogle、Yahoo!とも15位です。 これ以降はブログ投稿が一時止まっており、その間はあまり順位が変わりません。 10/21からブログ投稿を再開してからは最高8位まで上がりましたが、メインキーワードを「ホームページ制作」に変更したので、少し順位が下がり、その後は10位前後で落ち着きました。 富山 SEO 実験したキーワードの中で、もっとも変化があったキーワードです。 リニューアルしたときにタイトルから外したので、順位が一気に下がり、11/2には完全に圏外まで落ちていきました。 11/29にタイトルに「SEO」を追加し、11/30と12/1にSEO関連ブログを連続で投稿しました。結果、1週間ほど経った12/7に一気に6位まで上がってきました。 このまま安定するかは分かりませんが、キーワードが検索順位に影響するいい例ですね。 富山 ECサイト制作 このキーワードはリニューアル前に順位が上昇し、大きな上下もないまま推移しています。リニューアル時にキーワードを外した後、少し順位が下がったので関連ブログを1つだけ投稿しました。 そこまで重要視していないキーワードなので、しばらくこの状態で順位を見ていこうかなと思っています。コンテンツが少ないのに順位がそこそこの位置で安定しているのは、競合もあまりいないからでしょう。ここをピンポイントに攻めるメリットも少ないですしね。 大きく順位が下がったら、関連ブログを少し投稿するつもりです。 キーワードはとっても大事! 今回の実験で思ったのは、キーワードはやっぱり大事!ということです。最初から分かってはいたのですが(笑) ここで大事といったのは、類義語だとしても実際に使っているキーワードで検索順位に影響が出るという意味です。 「ホームページ制作」と「WEBサイト制作」は類義語ですが、キーワードを入れ替えた途端、順位が見事に入れ替わっています。 似たキーワードだからどっちでもいいだろうではなく、検索ボリュームや競合をリサーチして、しっかりキーワードを定める必要があるということです。 必要なキーワードの追加も大事です。今回の実験では「SEO」の順位が分かりやすく上下しています。完全にキーワードの設定によるものです。 類義語でどちらを選択するか。必要なキーワードがちゃんと設定されているか。という検討・チェックは、SEOに取り組む際の重要な作業です。とくにタイトルに設定するキーワードは重要です。 いろいろな会社のホームページを見て回ると、タイトルが社名だけになっていることが意外に多く「もったいないなー」と思います。 もし、自社ホームページの検索順位が低い場合は、タイトルをチェックしてみてください。キーワードが入っていないなら、追加するだけで一気に順位が上がるかもしません。
更新日:2023.10.10
公開日:2022.12.08
コンテンツSEOは、ユーザーに価値あるコンテンツを提供して検索順位を上げ長期的な集客を図る手法で、ブランディングにもつながるため取り組む企業も増えています。 SEOってなんだろうでも触れましたが、Googleは「価値あるコンテンツを持つホームページを上位表示させ、ユーザーの満足度向上につなげる」という方針で、アルゴリズムを日々アップデートしています。 SEO業界も、以前は相互リンクやリンク集サイトなどいわゆる外部SEOで検索順位を上げていた時代がありました。しかし、現在は外部SEOだけでの上位表示は困難となり、ユーザーにとって価値あるコンテンツを発信して集客につなげるコンテンツSEOが主流となっています。 コンテンツSEOのメリット コンテンツSEOを成功させれば多くのメリットを得られますが、デメリットも当然あります。 これから取り組もうと考えているなら、メリット・デメリットを把握したうえで、どのくらいの規模・期間取り組むかをしっかり検討しましょう。 安定して集客できる コンテンツSEOの1番のメリットは「安定して集客できる」ことです。正しく実践することで検索順位が上がり、検索結果で表示される回数が確実に増えます。 当然ですが、検索画面の最初に出てくるページはアクセスされやすくなりますし、2ページ目や3ページ目になるほど、アクセスされにくくなります。 SEOで検索順位を上げたときのクリック率とアクセスを増やす方法でも紹介しましたが、検索順位TOP3とそれ以下では、アクセスされる率が大きく変わります。コンテンツSEOを実施するなら、できれば3位以内を目指したいところです。 急激なアルゴリズム変化でもない限り、検索順位が急降下することも滅多にないため、定期的にメンテナンスしてあげれば安定した集客が見込めます。 潜在顧客にアプローチできる 自社や自社商品・サービスをよく知っている顕在顧客よりも、キーワード検索してホームページに訪れる潜在顧客がコンテンツSEOのメインターゲットになります。 検索順位を上げることで、潜在的なニーズを持ったユーザーを自社ホームページに誘導できます。 潜在顧客にアプローチをかけ続けることで、少しずつ自社商品・サービスを知ってもらい、購入意欲も育てられます。 コンテンツが資産になる コンテンツは作れば作るほどストックされ資産となります。 広告で成果を得るには基本的にかけ続ける必要がありますが、コンテンツは削除しない限り残ります。価値あるコンテンツが多いホームページだと認識されれば、アクセスも増えていくでしょう。 また、ホームページをリニューアルするときも引き継ぎ、資産としてずっと使い続けられることもコンテンツの大きなメリットです。 ブランディングにつながる 価値あるコンテンツを発信し続けることで、ユーザーからの信頼を獲得し、ブランディングにつながります。 ホームページは、検索順位が上がるほど権威性・信頼性が向上する性質があります。ホームページの専門性を高めることで、ほかのページも上位表示されるという好循環も生まれます。 ユーザーが自社のファンになりやすくなるため、ブランディングにつながるのです。 拡散力がある 自分にとって役立つコンテンツや情報は、周りにも伝えたくなるものです。 価値あるコンテンツを上位表示させられれば、SNSなどで拡散される可能性も高くなります。 「バズる」までいかなくても定期的にシェアされれば、それだけ多くのアクセスも集まります。 コンバージョンが高まる コンテンツSEOでは、あらかじめ設定したターゲットに合わせたコンテンツを発信することになります。 自社商品・サービスに興味を示しやすいユーザーにアプローチしていくため、コンバージョン率がおのずと高まります。 新規顧客だけでなく、既存顧客のリピート率が高まり、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)も向上します。 長期的に見ればコストパフォーマンスがいい 「集客方法」と聞くと、パッと思いつくのが広告です。確かに効果が高く即効性もありますが、広告だけで長期的に集客するとなると、費用もそれだけ大きくなります。 反面、コンテンツSEOではどれだけ集客しようと必要最低限の費用しかかかりません。 発信したコンテンツによっては、月に数千人単位でアクセスを集めるということもあり得ます。 低コストで始められる ホームページにかかる維持費などを除けば、コンテンツSEOにかかる費用は基本的に人件費だけです。リソースさえ確保できれば、高額になりがちな広告費をかけずに運用できます。 集客につながるコンテンツを作り検索順位の上位に食い込めれば、長期的に見てコストパフォーマンスが高くなることがほとんどです。 コンテンツSEOのデメリット 効果が出るまで時間がかかる コンテンツSEOの大きなデメリットは、効果が出るまで時間がかかってしまうことです。 仮に最高のコンテンツを作れたとしても、Googleからすぐに評価されるわけではありません。 とくに検索ボリュームや競合が多いキーワードだと、一定の評価をもらえるまでの時間がますます長くなります。 手応えが感じられるまで、数ヶ月~数年かかることも少なくないため、じっくり焦らず取り組むことが大切です。 成功するとは限らない 「会心のコンテンツができた!」と思っても、結果につながらない… コンテンツSEOに取り組むなら、必ずといっていいほど経験するものです。SEOコンテンツ最大のデメリットともいえます。 とくに、SEOの知識がない状態で取り組んでも、成功する可能性は低いでしょう。 ある程度の期間成果が出なければ、割り切って外部に委託するという手もあります。 コンテンツ作りの労力・時間がかかる それなりのコンテンツを作ろうとしたら、キーワードやユーザーが求めている情報など、しっかりリサーチする必要があります。構成や専門性、ユーザーが見やすい文章作りなどを突き詰めれば、より多くの時間を要します。 価値あるコンテンツをより少ないコストで作れるかは、経験によるところが大きいです。キーワード設定・構成・執筆など、最初は各プロセスで時間がかかるかもしれませんが、回数を重ねていけばスムーズなります。 もし社内に専任者を置くなら、最初はあまり成果を求めすぎず、温かく見守ってあげてください。 コンテンツSEOの手順 コンテンツSEOに取り組むといっても、やみくもにコンテンツを作るだけでは成功しないでしょう。必要なプロセスを正しく踏んでこそ、ユーザーにとって価値あるコンテンツが生まれます。 まずは手順をしっかり把握したうえで、ブラッシュアップしていきましょう。 1.自社商品・サービスを知る まずは自社商品・サービスの分析を徹底的におこないましょう。 ユーザーに紹介するなら、商品やサービスについて熟知していないと、説得力のあるコンテンツを作れません。 市場においてどれだけ広まっているのか、どんな強みや特徴があるかをしっかり熟知し、ユーザーの課題を的確に解決できることを証明しなければいけません。 できれば1人だけで考えるのではなく、社内で話し合いましょう。自分の視点だけでは得られない強みや特徴を得られるかもしれません。 2.ペルソナを設定する コンテンツはユーザーに向けて発信するものです。 そのため、まずはターゲットとなるユーザー像(ペルソナ)を明確にする必要があります。 性別・年代・ライフスタイルなど大まかな設定だけでなく、家族構成や収入など細かい部分まで設定していけば、どんなコンテンツを発信すべきか見えてきます。 ペルソナの設定方法については、「ペルソナ設計」でホームページの訴求力を高めようで詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。 3.キーワードを設定する ペルソナを設定できたら、次はキーワードの設定です。 例えば、商品が「ハード過ぎない少し価格が高めのゴルフクラブ」であれば、ペルソナは「50代くらいの力が衰えてきて、ある程度経済力があるアベレージゴルファー」です。 その場合のキーワードは「ドライバー メンズ ヘッドスピード30~35」や「アイアン 50代 おすすめ」というところでしょうか。 このキーワードはパッと思いつきそうですが、ときにユーザーは思ってもみないキーワードで検索しており、想像だけでキーワードを集めるのは不可能に近いと思います。 そこで使うのが下で紹介しているようなキーワードツールです。世の中には、SEOキーワードを探すためのツールがたくさんあります。それらを駆使しながら、成果につながるキーワードを見つけましょう。 ラッコキーワード 4.コンテンツを作る キーワードが決まったら、ユーザー・SEO両方を意識したコンテンツ作りです。 といっても、難しく考えすぎないでください。SEOを意識するのはタイトルや見出しなどにキーワードを適度に含めることくらいです。 コンテンツはあくまでユーザー目線で作っていきます。それでもタイトルに沿ったコンテンツを作っていけば、キーワードなどは自然に含まれます。 SEOを気にしすぎると、不自然なコンテンツになってしまうので注意してください。 5.定期的なメンテナンス 順位が落ちたときや情報が古くなったコンテンツは、定期的にメンテナンスしていきましょう。 例えば法律関係など定期的に内容が変わるコンテンツであれば、リライトで正しいものに書き換えます。 正しい情報を掲載することでユーザーの信頼を得られますし、情報が新しいほどGoogleにも評価されやすくなります。 地道に続けることが大切 コンテンツSEOは成功すれば大きなメリットが得られますが、成功させるには多くの時間・労力がかかります。さらに、必ず成功するという保証もありません。 自分では最高のコンテンツだと思っても、順位も上がらなければ集客もできない…ということは当たり前にあります。私もそんな経験はたくさんあります。 たとえ一度順位が上がっても、アルゴリズムの変化によって前触れもなく急降下することも珍しくありません。 しかし、あきらめたらそこで試合終了です。 折れずに価値あるコンテンツを発信し続ければ、いずれはホームページ全体の評価が上がり、最終的に大きな成果が得られる可能性はあります。 焦らず・慌てず・諦めず、いつか成果は得られるんだ!という気持ちを強く持って取り組んでいきましょう。
更新日:2023.12.26
公開日:2022.12.07
Googleで探しものをするとき、検索結果に関係ないサイトがたくさん並んで困ったことはないですか。 そんなときに役立つのが「検索コマンド」ですが、意外に知られていません。 そんなに難しいコマンドはなく、覚えてしまえば検索時間をグッと短縮できるので、ぜひ活用してみてください。 Google検索コマンドとは 検索コマンドは、検索するときに特定の記号や英語を使うことで、検索結果の精度を高めるためのものです。 使いこなせれば、目当ての情報にサクッと辿りつけるようになります。ちなみに、Google検索コマンドといっていますがYahoo!やBingでも使えます。 覚えておきたい検索コマンド 検索コマンドの種類は多いですが、普段使いであればここで紹介するものだけでも検索時間をかなり短縮できます。 "〇〇"|完全一致 キーワードを "" (ダブルクォーテーション)で囲います。 例えば、"美味しいチーズケーキ"で検索すると、その文字列が含まれるページが検索できます。 -〇〇|〇〇を除外 キーワードの前に - (マイナス)をつけると、検索結果から除外できます。 「美味しいチーズケーキ -ランキング」と検索して、検索画面からランキングサイトを除外するといった使い方もできます。 AND|複数のキーワードが含まれるページ キーワードの間に半角スペースを挟んでANDを入れます。 「チーズケーキ AND ラズベリーソース」と検索すると、どちらのキーワードも入ったページが表示されます。 OR|いずれかのキーワードが含まれているページ キーワードの間に半角スペースを挟んでORを入れると、いずれかのキーワードが入ったページが表示されます。 下の画像は「チーズケーキ OR おでん」の検索結果です。 この組み合わせでは検索せんやろ…というツッコミが聞こえますが、あくまで例ですのでご了承ください。 related:|関連したサイト 「related:」をURLの前に入力して検索すると、入力URLに関連したサイトが表示されます。 「related:https://cookpad.com/」(クックパッドに関連したサイト)で検索すると、レシピや料理関連のサイトが出てきています。 site:|特定のサイト内にあるページ 「site:」をURLの前に入れると、特定のサイト内にあるページのみが表示されます。 「site:https://cookpad.com/」でクックパッド内のページのみ表示させてみました。 マーボー茄子いいですね。スパイシーなものが美味しい季節になってきました。 intitle:|ページタイトルを検索 「intitle:」のあとにキーワードを入力して検索すると、タイトルに入力したキーワードが含まれたページが表示されます。 試しに「intitle:麻婆豆腐 マーボー茄子 マーボー丼」で検索してみました。麻婆豆腐はお好きですか? filetype:|ファイルの拡張を指定する 「filetype:」のあとに特定のファイル拡張子(.doc、.html、.jpeg、.pdf、.xlsx など)を入力し、スペースを空けて特定のキーワードで検索すると、キーワードに該当するファイル形式のデータが表示されます。 レポートやプレゼン資料に掲載する特定業界の市場状況など、専門的な情報集めなどで活躍するコマンドです。 コマンドを組み合わせてみよう ここまで紹介した検索したコマンドを組み合わせることで、より精度の高い検索が可能になります。 例えば、「site:」と「OR」を組合せて「site:https://cookpad.com/ チーズケーキ OR チーズタルト」と検索すると、クックパッド内のチーズケーキとチーズタルトのレシピが表示されます。 いろいろなコマンドを試してみよう 今日ご紹介したコマンドと組合せはほんの一部です。 ほかにも「"〇〇" "〇〇"」のように同じコマンドを組み合わせることもできますし、「site:https://〇〇.com 〇〇 AND 〇〇」のように、特定サイトで2つのキーワードが含まれたページを表示させることもできます。 組合せはまだまだありますので、いろいろ試しながら検索ライフを楽しんでみてください。
公開日:2022.12.01
SEOってなんだろうで、SEOの目的は検索エンジン上で自社サイトの検索順位を上げ、アクセス数を増やすことだといいましたが、「何位を目標にすればいいか」については触れていませんでした。 ということで、ここで触れます。 ずばり、目標は「まずは7位、最終目標は3位以内」。最低でも1ページ目(10位以内)には入りたいところです。 検索順位とクリック率 下はseoClarity(seoクラリティ)が公開した2021年の順位別クリック数です。 10%越えは1位のみで、3位で7%台、8位以下は1%台まで落ちています。わずかな差ですが、2%越えの7位を最初の目標にして、最終的には3位以内を目指したいところです。 検索順位 クリック率 1位 13.94% 2位 7.52% 3位 4.68% 4位 3.91% 5位 2.98% 6位 2.42% 7位 2.06% 8位 1.78% 9位 1.46% 10位 1.32% 引用 : 2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO クリック率だけでは分かりにくいので、インプレッション(検索画面でのホームページ表示回数)10,000のキーワードだった場合、アクセス数がどれだけ違うか計算してみました。 検索順位 1位 3位 7位 10位 インプレッション 10,000 10,000 10,000 10,000 クリック率 13.94% 4.68% 2.06% 1.32% アクセス数 1,394 468 206 132 同じ1ページ目にあっても、順位が下がるとアクセス数も大きく変わります。特に1~3位と、4位以下のアクセス数には大きな差が出ます。 ただこれは統計なので、工夫次第でクリック率を上げることは可能です。検索順位にしても、キーワードをしっかり選べば上位3位は決して狙えない位置ではありません。 ここからは、クリック率を上げる方法、上位3位以内を狙う方法を紹介したいと思います。 クリック率が高い&順位が上がりやすいキーワードを狙う まずはクリック率が高いキーワードで上位3位以内を狙う方法です。 具体的には、下記のキーワードを意識したコンテンツを作るという方法になります。検索に使われる回数は少ないですが、その分順位が上がりやすいキーワードを狙うことで、結果的にアクセス数を増やすことができます。 ブランドキーワード ブランドキーワードは、企業名・製品・サービスなど認知度の高いキーワードです。弊社であれば「ホームページ制作 ルビコン」「富山 ホームページ制作」という感じです。 とくに企業名は指名キーワードとも呼ばれ、クリック率が非常に高くなります。弊社の場合はクリック率25%で、統計を大きく上回っています。もともと信頼性や認知度の高く、同じ名前の企業が複数あった場合でもしっかり1位を獲っておきたいキーワードです。 「富山 ホームページ制作」での弊社の検索順位は、この記事を書いている時点で8~10位に留まっていますが、クリック率は6%と統計に比べてやはり高くなっています。サービス系はクリック率だけでなく、問い合わせなどにつながりやすいため、ぜひとも狙っていきたいキーワードです。 ロングテールキーワード 複数のキーワードを組み合わせたものがロングテールキーワードです。このキーワードは、使われる回数が少ないかわりに順位が上がりやすい傾向があります。 ちょっと前にTrelloの終わったタスクを自動アーカイブする方法という記事を書いたのですが、次の日くらいに「トレロ アーカイブ 自動」で5位くらいに入り、今は2位で安定しています。 クリック率は20%を越えています。かなりニッチなキーワードのはずですが、70件/月くらいはアクセスされています。 弊社のサービスであるホームページ制作には関連しませんが、滞在時間も長いので、役に立てているのかなと思っています。 成果につながりやすいキーワード 例えば、弊社がトレロ導入サポートとかしていたら、先ほどの「トレロ アーカイブ 自動」が成果につながりやすいキーワードになります。 「富山 ホームページ制作 」のホームページの部分が「ECサイト」や「リクルートサイト」になった場合が、弊社にとって成果につながりやすいキーワードになります。 作りたいものが決まっているので、それを提供していると分かる企業へアクセスするし、情報を開示していることで信頼できると判断し、依頼する確率が高まるからです。 この記事を書く前日に、リクルートサイトを作るメリットと必要なページは?という記事を書いたのですが、「富山 リクルートサイト制作」でもう3位まで上がってきました。 広告が出てますし、サイトも上に3つ表示されていますが、2番目と3番目は同じサイトなので、検索順位としては実質3位ですね。 かなりニッチなキーワードなので、アクセス数は月10件以下ですかね。成果につながるか聞かれれば正直どうだろうなーというところですが、アクセス数30件/月くらいのキーワードであれば、このくらいの上り方は割と普通に起こります。 こういうキーワードを10個集めれば、アクセス増300件/月ということになります。 順位が上がりやすい・クリック率が高い・成果につながりやすいという強みがあるため、積極的に狙っていきたいところです。 ジャンルや悩み 購入欲の高いユーザーが検索しそうな物販系やコンプレックス系のキーワードも狙い目です。 物販系であれば、「釣り 撒き餌」などをキーワードに設定して、撒き餌専門のECサイトを作るといった感じです。「クロダイ 撒き餌」など魚種を限定しての専門ECサイトも面白いかもしれません。 大手釣りメーカー相手に真っ向勝負は厳しいですが、これくらいキーワードを絞れば勝負できる可能性があります。アクセスするユーザーの購入意欲も高いでしょう。 コンプレックス系はブログでも勝負できるジャンルですね。「薄毛 セルフケア」というキーワードに対し、セルフケア方法をがっつり紹介したブログを作ります。 そこに「近道があるよ|д゚)」みたいな感じで育毛剤をしれっと紹介すれば、中には購入してくれるユーザーもいるでしょう。 検索結果の見え方を工夫する これは1位を獲ったり、ある程度上位で順位が安定した場合にクリック率を高める方法になります。 ページタイトル ページタイトルはもっとも重要な要素です。 ユーザーの多くは、タイトルを見てそのページにアクセスするか判断するからです。そのため、ユーザーの検索意図やニーズを満たせることが分かるタイトルをつくれれば、クリック率が上がる可能性があります。 数字を出す、質問や疑問を投げかけるといった方法も有効です。 <数字が入っているパターン> <疑問を投げかけるパターン> メタディスクリプション 検索画面でタイトル下に出てくる説明文がメタディスクリプションです。似たようなタイトルが並んだときに、どのページを見るか判断するために利用されます。 キーワードを含める、ユーザーの検索ニーズに答えるなど工夫することで、クリック率を上げることができます。 小さいことからコツコツと アクセスを集めるうえでSEOは必須といえますが、いつかは限界がきます。 極端な話、月の検索回数が1,000しかないキーワードで1位を獲っても、それ以上のアクセスは集められません。実際には200アクセスくらいでしょうか。 ある程度順位が安定したときにアクセスを増やす方法が、ご紹介した「クリック率が高いキーワードを狙う」「検索画面で興味を引く」です。 1キーワードで見込める数字は少ないですが、積もりつもれば無視できないものになります。 検索回数が多いキーワードの順位を上げるのは大変ですが、紹介した方法であれば比較的簡単にアクセス増が狙えます。 まずは小さいことからコツコツと、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
公開日:2022.11.30
SEOの正式名称は、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)。直訳すると「検索エンジン最適化」となります。 大抵は「エスイーオー」とそのまま読みますが、同じ意味で以下の読み方もあります。 ・セオ ・検索エンジン対策 ・サーチエンジン対策 ・ウェブポジショニング どう読んでも正解ですが、普通に「エスイーオー」でいいと思います。実際、ほかの読み方をしている人に会ったことがありません。 SEOの目的 SEOの目的は、検索エンジン上で自社サイトの検索順位を上げ、アクセス数を増やすことです。 弊社であれば「富山 ホームページ制作」「富山 Web制作会社」といったキーワードでユーザーが検索をかけたとき、検索画面の上位に自社サイトを表示させることが目的となります。 下はGoogleの検索結果です。広告枠はどうにもなりませんが、SEO部分は自社努力で検索順位を上げることが可能です。 どうすれば検索順位は上がるのか 検索順位を上げるには、Googleの方針に沿ってホームページを育てることが大切です。以下がGoogleが掲げる方針になります。 1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。 2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。 3. 遅いより速いほうがいい。 4. ウェブ上の民主主義は機能する。 5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。 6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。 7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。 8. 情報のニーズはすべての国境を越える。 9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。 10. 「すばらしい」では足りない。出典 : Google が掲げる 10 の事実 こうして見ると難しく感じますが、いっていることは割と単純です。 ものすごく要約すると、こんな感じです。 1.ユーザーに役立つコンテンツを発信しよう 2.ユーザーにとって使いやすいホームページにしよう 3.検索順位を上げるために悪いことをするのはダメだよ この3つについて、もう少し詳しく説明します。 1.ユーザーに役立つコンテンツを発信しよう ユーザーに役立つコンテンツとは、例えばユーザーの疑問を解消できるようなコンテンツです。 あるユーザーが「富山 住みやすい地域」と検索したとします。ここで役に立つコンテンツとは、こんな情報が含まれたものになります。 ・住みやすい地域ランキングTOP5 ・それぞれの地域の特色 ・有名なスポット ・おすすめグルメ ・周辺環境(商業施設・交通インフラ・学校・病院など) ・住んでいる人の声 県内の人は知っていることかもしれませんが、県外在住の人にとっては役立ちます。田舎移住をすすめるサイトに載せてもいいかもしれません。 ちなみに富山県では、3年連続で1位砺波市、2位滑川市、3位富山市になっています。砺波といえばチューリップや散居村ですね。いいですね散居村。 ほかにも、地域ごとに深掘りしたページを増やし、ホームページ全体の評価を高めることで検索順位が上がっていきます。 コーポレートサイトだと、自社に寄せられた質問などを集めて、それに答えるブログを書くなどで、コンテンツを増やしていくことになります。 2.ユーザーにとって使いやすいホームページにしよう 使いやすいホームページの条件には、例えばこんなものがあります。 ・スマホ対応されている ・表示スピードが速い ・視覚的に見やすいデザイン ・メニューが整理されていて目的の情報を見つけやすい スマートフォンでのホームページ閲覧は、今やパソコンを上回っています。そのためスマホ対応は必須といっていいほど重要になります。サイト表示を速めることでユーザーのストレスを軽減し、目的の情報まで迷いなく辿りつけるなども重要です。 ほかにもありますが、上の4つは最低限押さえておきたいポイントです。 3.検索順位を上げるために悪いことをするのはダメだよ 今時している人は少ないと思いますが、2010年くらいまでは検索エンジンをだまして無理やり上位表示させる手法が流行っていました。 ブラックハットSEOと呼ばれ、当時は中身がないホームページが山ほど上位表示されていましたが、今ではペナルティの対象です。 頑張って育てたホームページが圏外に飛ばされることもあるので、手を出さないようにしましょう。 せっかくなので、ブラックハットSEOの手法をいくつか紹介しておきます。 ・リンクを大量に購入して被リンクを増やす ・背景と同じ色のテキストでキーワードを大量に仕込む ・ツールを使ってコンテンツを量産 ・上位表示されているホームページのコンテンツをパクる SEOのメリット・デメリット SEOは万能ではありませんし、できることにも限界があります。しかし、しっかり取り組むことで多くのメリットを得られます。 メリット ・作業時間がとれれば無料(人件費はかかる)で取り組める ・自社努力でアクセスを増やせる可能性がある ・上位表示されると、中長期的なアクセスが見込める ・コンテンツを資産として蓄積できる ・検索に対して有効なコンテンツを返すことで、成約率が高いユーザー層を集められる ・認知度を上げブランディングにもつながる ・広告費がいらない デメリット ・成果が出るまで時間がかかる ・成果が出るとは限らない ・継続的に取り組む必要がある ・検索エンジンのアルゴリズムが変わると、順位も大きく変わる可能性がある ・検索される回数以上の集客はできない ・キーワードによっては成果につながらないユーザーも集まる まずは取り組んでみよう SEOは昔に比べてテクニカルな手法が少なくなり、コンテンツを充実させることが主流になっています。そのため、専門知識がなくても基本を押さえれば誰でも取り組めるようになりました。 リソースさえ確保できれば、自社努力によって多くのアクセスを集められる可能性があります。長期的に見れば広告などに比べ、費用対効果が高くなることも少なくありません。 基本は「ユーザーに有益なコンテンツを発信する」です。この基本を押さえながら、ぜひSEOに取り組んでみてください。
更新日:2024.6.21
時代が移り変わり、就職活動の方法もアナログからデジタルに変わりました。 会社説明会の予約、エントリーシートの提出、企業とメールでのやり取りなど、今ではネット環境がなければ就活なんてできない状態です。 そんなデジタル就活時代に重要度を高めているのが「採用サイト」です。 少し前はインディードなど就職情報サイトが情報収集の主な手段でしたが、今では採用サイトが企業研究にもっとも活用されるツールになっています。 引用 : 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ「採用ホームページに関する調査」 上図を見ると、2021年卒者の95%以上が採用サイトを閲覧しています。採用サイトの重要性が分かる調査結果です。 すごいですね。時代が変わりましたね。私の初めての就活時は紙媒体がメインで、ちょっとデジタル要素が入ってきた時代です。 就職氷河期に突入し、どこでもいいから内定がほしいという感じで、情報を見ながらじっくり考える余裕はなかったです。いや~懐かしい。 ちなみに、昔は企業カタログを見て資料請求していたらしいです。分厚い電話帳のようなカタログから興味のある企業を探していたんです。今では考えられませんよね。 作るメリットは 採用サイトを作るメリットはたくさんありますが、大きく分けると5つになります。 ・採用情報を盛りだくさんに ・求職者の志望度を高められる ・応募の窓口を増やせる ・採用コストを削減できる ・入社後のミスマッチを防げる 「求職者の志望度を高められる」「入社後のミスマッチを防げる」が大きなメリットです。 会社を知ってもらうことで「この会社で働きたい!」という求職者を集められ、入社後のミスマッチを防ぐことで離職率の低下も見込めます。 意欲が高く、会社に貢献してくれるであろう人材に長く働いてもらえる。採用活動の結果としてはベストに近いのではないでしょうか。 採用情報を盛りだくさんに 採用情報は、求職者がエントリーするか決める大切な判断材料です。 給与や休日、業務内容など、自分が求める基準を満たしているか確認できなければ、求職者が応募するには至りません。 採用サイトは画像や文字数制限がないため、社員トークや仕事風景など、好きなコンテンツを載せられます。 求職者の志望度を高められる 採用サイトは掲載する情報の自由度が高いため、求人媒体よりも自社のビジョンや事業内容、社風を分かりやすく・魅力的に発信できます。 イメージ動画や先輩社員のインタビュー動画を利用して志望度を高めれば、「この会社で働きたい!」という気持ちが生じやすくなるでしょう。 入社後のミスマッチを防げる 企業理念や業務内容、社員インタビューなどコンテンツを充実させることで、求職者は待遇や労働条件などの表面的な部分だけでなく、社風や文化など内面的な情報が得られます。 会社を深く知ってから応募するか判断するため、志望度の高い人材が集まりやすくなります。 情報を広く開示することで入社後のギャップやミスマッチを防ぐことができ、早期の離職率低下も期待できます。 応募の窓口を増やせる 求人情報サイトやフリーペーパーなどに加え、採用サイトという採用窓口が1つ増えることになります。 一度作ってしまえば、募集要項などを自由に更新でき、載せる情報量に制限がないため、非常に使いやすい採用ツールとなります。 応募内容が毎年あまり変わらないのなら、少し改修するだけで使い続けられるのも大きなメリットです。 採用コストを削減できる 採用サイトで採用人数を確保できるようになれば、求人広告費や人材紹介会社への紹介料、資料作成にかかる人件費などの削減につながります。 採用サイトでかかるコストは基本的にドメイン・サーバーなどの維持費、情報の更新時に制作会社へ支払う作業費くらいです。 それほど頻繁に更新する情報もないと思うので、ほとんどの場合は前出のコストに比べ小さい額で収まるでしょう。 必要なページは? 採用サイトに必要なページとはどういうものか。 一般的に作られるページをまとめたので、参考にしてみてください。 必ず作りたいページ 作りたいというか、作るべきページですね。 自社をしっかり知ってもらうためには、最低限これくらいのページは必要です。 サムライト株式会社の調査では、新卒では「給与・福利厚生」「業務イメージ」、中途では「給与・福利厚生」「労働環境」「社風・カルチャー」がもっともニーズの高い情報となっています。 出典 : PR TIMES これらのページは、内容をしっかり作り込んでおきましょう。 事業内容 どのような事業があるかも大切な情報です。特定の事業から自社に興味を持つ求職者もいるかもしれません。 ただ、実際に働き出すと事業を横断することも珍しくありません。そのため、事業の全体像や事業同士の関わりなどを知ったうえで、自分が活躍できるイメージを持ってもらえるような情報を掲載しましょう。 経営理念・ミッション 経営理念やミッションは、自社がどんな未来を描いているかを表します。求職者が経営理念やビジョンに共感した状態で入社すると、離職率低下や今後の活躍につながります。 気を付けることは、経営理念やミッションは社外の人から見たとき、どんなことを目指しているか、それに向けた取り組みなどが見えにくいということです。そのため、具合的な数値目標を一緒に掲載するなどの工夫が必要です。 詳しい仕事内容・福利厚生 詳しい仕事内容、福利厚生は採用サイトの必須ページです。 どんな事業があるか分かっても、具体的な仕事内容が分からなければ求職者は興味を持てません。休日日数、初任給・給与なども必要です。これらの情報は、求職者の目に止まるように掲載しましょう。 募集要項に関しては、以下の項目はしっかり網羅しておきましょう。 ・募集条件 ・募集している職種 ・給与 ・休日 ・勤務時間 ・保険 ・福利厚生 応募者へのメッセージ 自社がどんな人材を求めているか、どんなことを期待しているかなど、メッセージとして掲載します。 また求職者に向けた代表メッセージも、親近感や共感を得られやすいコンテンツです。 どんな人に働いてほしいか、どんな未来を作っていきたいか、入社することでどう成長できるかなど、将来を具体的にイメージできる内容にしましょう。 会社の風土や雰囲気 入社後にほとんどの時間を過ごすオフィスの様子も、求職者にとっては重要なポイントになります。 ほかにも、どんな雰囲気でメンバーが働いているか、どんな社風なのかが伝わるコンテンツにしましょう。 +αのページ 必須ページではありませんが、しっかり作ることで求職者の興味を引き、入社後のイメージづくりにも役立ちます。 まず作るべきページをしっかり作り、そのうえでサイトのポテンシャルを伸ばしていきましょう。 社員紹介・メッセージ 実際に働いている先輩社員のメッセージやインタビューを掲載すれば、会社のイメージを掴みやすくなります。 複数の業種を募集しているなら、それぞれの職種で働いている社員を掲載するといいでしょう。 キャリア紹介 キャリアパスを掲載することで、自分がどのように成長でき、どんなキャリアを描けるかが分かります。 新卒・中途に関わらず、すべての求職者にとって重要なポイントになるため、できる限り掲載しましょう。 1日の流れ 出社から退社まで、1日の流れを紹介します。できれば、退社後のリラックスタイムをどう過ごしているかも掲載したいところです。 動画 ページではありませんが、イメージ動画を載せておくのは非常に有効です。 動画は文字に比べ5000倍の情報伝達力があるといわれます。どんな会社か、どんな働き方があるのかを動画で伝えられれば、求職者を強く惹きつけられるでしょう。 関連記事:【伝えるチカラ5000倍!】ホームページに動画を載せて訴求力アップ↑↑ 【事例】弊社制作の採用サイト 上庄電気工事株式会社 様 サイトを見る 富山達観建設株式会社 様 サイトを見る 中西電業株式会社 様 サイトを見る 採用サイトはメリットがたくさんある 採用サイトは、自社の魅力や各種情報を求職者に向けて自由に発信できるなど、採用活動において大きなメリットを持ちます。 応募数の増加・志望度の向上・ミスマッチ防止など直接的に働くメリットもあれば、採用担当者の人件費・資料作成などコストカットなど、間接的なメリットもあります。 求職者の視点でニーズを捉え、インパクト・分かりやすさ・魅力を持ったコンテンツを提供できれば、採用活動の成功率は大きく向上するでしょう。 ぜひ今回の内容を参考に、自社の魅力をしっかり伝えられる採用サイトを作ってみてください。
公開日:2022.11.08
スマートフォンの普及、コロナウィルスの登場などを経て、消費者の買い物スタイルもずいぶん変わりました。 とくに、いつでも、どこからでも買い物ができるECサイトの利用は、コロナウィルス流行をきっかけに大きく増えています。 引用 : 電子商取引に関する市場調査の結果 経済産業省の調査によると、EC市場規模はここ8年ほぼ毎年成長しています。とくに、コロナウィルスの流行で巣ごもり消費が増えてからは、物販系が大きく伸びています。 消費者の買い物スタイルをフォローする販路として、ECサイトはますます重要になっていくでしょう。 作るメリットは ECサイトを作るメリットはたくさんありますが、大きく分けると4つになります。 ・商圏が全国に ・実店舗を持たずに販売できる ・24時間365日販売できる ・顧客データを活用できる 中でも大きなメリットは「商圏が全国に」「顧客データを活用できる」でしょうか。 ECサイトが普及する前は、商圏を広げるためには支店なり店舗なりを建てる必要がありました。 当然それなりのコストがかかるため、簡単なことではありません。 しかしECサイトであれば、極端な話インターネットさえ通っていれば商圏となります。 さらに、ECサイト運営を続けて顧客データを蓄積すれば、マーケティングに活用することもできます。 商圏が全国に すべての取引がインターネット上で完結するため、場所の制限がありません。 ネットが通っていれば北海道から沖縄まで、全国が商圏になります。 実店舗だと商圏はせいぜい20kmほどでしょうか。ちなみに、地方のスーパーとかの商圏は半径2km(自動車で約10分)ほどといわれています。 限られた地域にとどまらず、全国のユーザーに販売できるのはECサイト最大のメリットといえるでしょう。 コストを抑えられる 実店舗を持つ必要がないため、家賃や光熱費などの固定費がかかりません。 ECサイトを運用する人が必要なので人件費は発生しますが、店舗に比べると安く収まるでしょう。 24時間365日販売できる カート機能が注文を自動で受け付けてくれるため、時間の制約がなく、いつでも営業できます。 とくに夜勤メインの人や子育てママさんなど、昼間に買い物にいきにくい人には重宝されています。 実店舗だけでは獲得できない客層にアプローチできるのは大きなメリットです。 顧客データを活用できる 会員登録のあるECサイトであれば、注文と顧客データを紐づけられます。 どんな人が自社のどの商品・サービスを求めているかといったデータを蓄積して、マーケティングやプロモーションに活用することができます。 また、レビューなどからは商品開発のヒントを得ることもできるでしょう。 必要なページは? ECサイトに必要なページとはどういうものか。 一般的に作られるページをまとめたので、参考にしてみてください。 必ず作りたいページ 作りたいというか、作るべきページですね。 必須ページも含め、最低限これらのページがなければECサイトとして成り立ちません。 トップページ 実店舗でいうところの玄関・看板にあたるページで、だいたいの人が最初に見るページです。 お店の雰囲気や個性が一番出るページで、しっかり作り込めばブランディングにもつながります。 出典 : 株式会社ユニクロ ユニクロはいい例ですね。赤×白のコーポレートカラーを上手く使ったサイトになっています。 お店の顔ともいえるページなので、お店の魅力が存分に伝わるページにしましょう。 カテゴリーページ 商品を3、4つ並べるだけなら必要ないかもしれませんが、基本的には必須のページです。 商品が多かったりジャンル別で見せたかったりする場合、カテゴリーページを用意してユーザーが迷子にならないようにしましょう。 商品詳細ページ 商品の詳細を掲載する、ECサイトの最重要なページです。 アパレル系であれば、下のような情報を載せるのが一般的です。 ・商品画像、着用イメージ ・サイズ ・カラー ・素材 ・使用 ・お手入れ方法 商材にかかわらず、ユーザーが求める情報を洗い出し、見やすく提示することで購入意欲を高めます。 特定商取引法に基づく表記 住所や電話番号、責任者などを表記するページで、ECサイトに表記することは法律で定められています。 運営元が企業・個人であるか問わず必須になります。 利用規約・プライバシーポリシー ユーザーとのトラブルが起きたときや、トラブルが起こったときにショップを守る役割があります。 ただし、ユーザーが一方的に不利になる規約は「無効」となる場合があるので注意してください。 +αのページ +αのページを作ることでユーザーの購入意欲を高める、検索順位が上がるなどのメリットが生まれます。 まず作るべきページをしっかり作り、そのうえでサイトのポテンシャルを伸ばしていきましょう。 商品と関連のあるコンテンツ 販売している商品に関連のあるコンテンツを掲載することで、ユーザーの購入意欲を高めます。 例えば、精肉販売であれば「家庭で簡単ローストビーフの作り方」「肉屋が教える肉が3倍美味しくなるカットの仕方」などです。 ユーザーにとって役立つコンテンツを増やせば、SEO効果も期待できます。 キャンペーン・セール キャンペーン・セール情報を掲載して、商品詳細ページに誘導します。 誘導先のページをキャンペーン仕様にして、お得情報などを載せておくと、購入意欲を高められます。 また、「キャンペーン・セール」のカテゴリーページを作ると販促にも効果的です。 お店の魅力を伝えるページ コーポレートサイトの企業情報のようなページです。 お店の情報や運営者挨拶だけでなく、他店との差別化になる強みがあるなら、しっかりアピールしましょう。 【事例】弊社制作のECサイト 紺田糀味噌醸造所 様 ECサイトを見る 守田漆器株式会社 様 ECサイトを見る ケーキとパンのお店ラルブル 様 ECサイトを見る ECサイトはメリットがたくさん 時間や場所が制限されないECサイトは、今まで以上に重要な販促ツールになっていくでしょう。 よほど特殊な商材でなければ販売できるのも大きな魅力です。 最近では、ラーメン屋さんがメニューをインスタントラーメンにして販売したりと、実店舗と併用して売上を伸ばしているお店も珍しくありません。 「買い物もデジタルで」の時代に合わせて、ぜひ導入を検討してはいかがでしょうか。 弊社はIT導入支援事業者に登録されています。補助金を利用すればECサイトを制作する際に最大350万円が補助されます。 補助金を使ったECサイト制作にご興味があれば、ぜひお問い合わせください。 関連記事:【2023年IT導入補助金】導入支援事業者に登録されました! 関連記事:IT導入補助金・ビヨンドコロナ補助金の追加スケジュール発表!
公開日:2022.10.28
本日の議題は「ユーザーをもっともイライラするホームページとは?」です。 といっても答えはタイトルに出ておりますが、はげしく同意ですね。 「読み込みが遅い」ことで相当数のユーザーがイライラし、ホームページから離脱します。かくいう私もその1人です。 内容がちょっと気になる程度であれば、ほぼ100%ブラウザバックです。 待っていればそのうち表示されるのでしょうが、待つくらいなら別のサイトを探します。 そんなに長い時間ではないのにガマンできないのはなぜですかね? と、それは置いておいて本題に戻りたいと思います。 ここからは、「読み込みが遅い」こと以外に、ユーザーがどんなホームページにイライラしているか見ていきましょう。 イライラすること1~3位 上の図は、株式会社ニュートラルワークスが発表したとある調査結果です。 【調査概要】 ・調査名 デジタルデバイス(PC・スマートフォン・タブレット)を使用したWEBサイト閲覧時の“イライラすること”に関する意識調査 ・調査方法 インターネット調査 ・調査期間 2022年9月18日〜2022年9月19日 ・有効回答 393人 イライラの理由はいろいろですが、どれも納得の理由です。上位3位は突出していますね。 読み込みスピードと広告関係で78.8%を占めています。想像より多かったのでちょっとビックリしています。 上記以外にも ・レイアウト崩れ ・広告が自分に最適化されているときに不快感を感じる。 ・サービスを解約しようと思った時、解約ページに辿り着くのが難しすぎてイライラしました。 ・入力フォームで郵便番号を入れた場合に自動で住所欄に市区町村名までが入力されず、県名からいちいち入力しないといけない時にイライラします。 という回答もあったようです。 1位「ページの読み込みが遅い」42.8% これは納得ですね。というか、結構前からいわれていました。 ホームページをリニューアルしました!でも触れましたが、ルビコンホームページをリニューアルした1番の理由は、読み込みを速くしてユーザーのストレスを解消するためです。 読み込み中に表示されていないボタンをクリックしちゃったときとか、完全に見る気がなくなります。 よほど内容が気になるならガマンしますが、そうでもなければ間違いなく別のサイトを探しにいきます。 かなりのユーザーにストレスを感じさせるので、自社サイトが遅い場合は改善すべき部分です。 2位「アダルトやスパムまがいの広告が出る」19% これはもう論外ですね。場外ホームランです。 家族でネットサーフィンしてたらアダルティーな広告が流れた!とか、ものすごく気まずくなること請け合いです。 スパム広告も大きなストレスです。広告を踏んだ先にぜんぜん関係のないサイトがあったら、とても不快な気分になります。 企業サイトでこんな広告を貼ることはないでしょうが、万が一貼っていたらすぐ外すことをおすすめします。 ユーザーを不快にさせるだけでなく、企業イメージもダウンしてしまいます。 3位「広告が急に出てくる」17% これも広告ですが、出会う頻度は多いですね。個人ブログなどに多いですが、最近は企業のオウンドメディアに張られているのもよく目にします。 アフィリエイトなどの広告収入を目的にしているメディアなら必須だと思いますが、コーポレートサイトなどには貼らないほうが良いでしょう。 調べものをしていて間違って押したり、違うページに移動するたびに広告を消したりするのはかなり面倒です。 イライラしたときの行動は? 上の図は、「Webサイト閲覧時にイライラした場合、どのような行動を取りますか?」という質問に対しての回答です。 「そのサイトの閲覧を中止し、別のサイトを探す」と「イライラしながらも、そのサイトを閲覧し続ける」がほぼ同数なのは意外でした。 感覚的には、別サイトを探す人がもっと多いかなと思っていました。有効回答1,000件とかの結果が見てみたいです。 ユーザーのイライラを解消しよう なかなかに興味深い調査でしたが、約半数ものユーザーが、「読み込み速度の遅さ」や「広告」によって離脱する可能性が高いというのは大きな問題です。 広告関係はともかく、読み込みの遅さは努力次第でどうにかできる部分です。 古いサイトだと大きく改善はできない可能性はありますが。 まったくどうにもできないケースは稀だと思いますが、もしそうなら思い切ってリニューアルも検討していいのではと思います。 最近のユーザーはとてもシビアで、表示に3秒以上かかるとストレスを感じ、5秒を超えると約40%が離脱するといわれています。 いくら内容がよくとも、見られなければ意味がありません。 自社サイトの表示速度が3秒を超えるなら要改善です。 社内で難しいなら、管理会社に相談してみてください。 画像を軽くするなどであれば、それほど費用をかけずにできる可能性もあります。 読み込み完了まで2秒台、できれば1秒台で、イライラさせないホームページを目指しましょう。
更新日:2022.10.27
公開日:2022.10.26
ホームページの制作には、さまざまな職種の人が関わっています。 多くの企業がホームページを持ち、飽和状態ではという話も聞きますが、そんなことは全然ありません。 情報はインターネット上で探すことが当たり前の世の中、インターネット上での広報・販促活動は今後の企業成長に欠かせないファクターになっています。 当然、ホームページやECサイトの重要度も上がっており、今後も成長が見込める業界といえます。 そんな業界に興味がある、就職・転職したいと思っている方も多いのではないでしょうか。 今回は、「興味はあるけどどんな仕事があるの?」という方のために、ホームページ制作に関わる職種をご紹介します。 ちなみに、弊社も求人を出しているので興味があれば覗いてみてください。 ルビコンの求人情報を見る ※求人職種・内容は適時変更しています ホームページ制作に関わる職種って? ホームページ制作の技術や手法は常に進化しており、新しい業務も生まれていますが、大きく管理系・制作系・解析系の3つに分かれます。 管理系職種 ・WEBディレクター ・WEBプロデューサー ・WEBプランナー 製作系職種 ・デザイナー ・エンジニア ・ライター 解析系職種 ・WEBマーケター 基本的には専門職として業務が分かれますが、デザイナーとエンジニアを兼任するなど、制作会社によってまちまちです。指揮系職種全般こなす人をディレクターと呼ぶこともあります。 管理系職種 スケジュール管理や予算調整、お客様とのやり取りなど、制作進行を管理する監督的な職種です。 WEBディレクター お客様とのやり取り、要望を形にする提案、スケジュール管理など、オールマイティーに動く総監督的なポジションです。 また、ワイヤーフレームやページ構成などもディレクターがつくることが多く、クリエイティブな作業をこなすこともあります。 デザイナーやエンジニアのように技術面は問われませんが、お客様の要望をホームページに落とし込むために、制作に関する基本的な知識も持っておく必要があります。 WEBプロデューサー ホームページの全体イメージやページ数、納期や予算などを決める責任者です。 お客様へのプレゼンをすることも多く、コミュニケーション、マネジメント、マーケティングなど多くのスキルを求められます。 WEBディレクターからステップアップするパターンが多いですが、WEBディレクターがプロデューサー的な役割をすることもあります。 WEBプランナー お客様の要望をホームページにどう反映させるかを考える設計士的なポジションです。 ほかにも、どんなコンテンツを掲載するかを企画することもあります。 ただ、専任を置く制作会社は少なく、ディレクターが兼任するというパターンが多いです。 製作系職種 ホームページ全体のビジュアル・コンテンツ制作、実際にネット上で見られるよう構築まで担当します。 お客様とやり取りすることもありますが、基本的にはプロデューサーやディレクターの指示に従って作業をすすめます。 デザイナー 全体のデザインからパーツまでの制作を担当します。 見栄えの良さはもちろんですが、ホームページの目的やコンセプトに合わせると同時に、ユーザーの使いやすさも考える必要があります。 インターネット広告を代行する制作会社では、広告バナーの制作も担当します。 コーディングを兼任するデザイナーもおり、実際の業務内容は制作会社によってまちまちです。 エンジニア さまざまなプログラム言語を使用して、ユーザが直接的に操作する部分の全般を実装するフロントエンジニア、サーバーなどホームページの裏側で仕組みをつくるバックエンジニアに分かれます。 HTML、CSS、JavaScriptなどでホームページを構築(コーディング)する人のことをコーダー(コーディングする人)と呼んだりします。 デザイナーを兼任するコーダーもおり、実際の業務内容は制作会社によってまちまちです。 ライター 主にテキストコンテンツやキャッチの作成を担当します。 最近はオウンドメディア(企業ブログみたいなもの)をマーケティングに利用する企業も多く、需要が高まっている職種です。 SEOを意識したライティング力も必要なため、WEBマーケティングの知識も求められます。 ただ、デザイナーやエンジニアのように専門スキルは必要ないため、未経験者でも転職しやすい職種です。 解析系職種 ホームページの集客や売上アップを実現するため、マーケティングの知識を駆使した戦略立案などを担当します。 WEBマーケター アクセス解析などから課題を見つけたり、SEOでのアクセスアップを目指したりと、ホームページをよりよく成長させるための戦略を練るポジションです。 WEB広告を代行する制作会社では、効果計測、費用対効果を高めるブラッシュアップ案を練ることもあります。 そのほか、WEBサービスを通したマーケティングを担う人をまとめてWEBマーケターと呼ぶこともあります。 WEBマーケティングの注目度が高まり、多くの企業が求めるポジションですが、デザイナーやエンジニアのように専門スキルは必要ありません。 数字や分析が得意な人には、転職しやすいポジションといえます。 自分に合った職種を見つけましょう ホームページ制作に関わる職種は、役割が重複したり制作会社によって呼び方が違ったりと、明確に定義するのは難しいです。 また、アプリ開発をする会社なども入れると、まだまだ色んな職種があります。 そこらへんが割と不透明であるため、この業界を目指すには、専門的な知識や技術が求められると思っている方も少なくないように感じます。 ただ、実際には未経験者でも採用している会社はたくさんあります。 弊社も求人を出す機会は多いです。興味あれば覗いてみてください。 ちなみにディレクター補佐などは未経験でもOK、デザイナーやコーダーも最低限の知識・スキルがあればOKです。 ルビコンの求人情報を見る ※求人職種・内容は適時変更しています 新しい技術やサービスが登場するため、それに追いつくのは大変ですが、その分やりがいを感じられる業界です。 ・クリエイティブな仕事がしたい ・専門技術・スキルを習得したい そんな方は、ぜひご自分にあった職種を見つけて、チャレンジしてみてください。
公開日:2022.10.21
「EFO」という言葉をご存知でしょうか。 「Entry Form Optimisation」の略称で、日本語では「入力フォーム最適化」と呼ばれます。 簡単にいうと、問い合わせフォームをユーザにとって使いやすいものにし、問い合わせ数を増やすための施策のことです。 問い合わせフォームはユーザーと企業を結ぶ重要な役割を持ち、最適化は問い合わせ増加を目指すうえでとても大切になってきます。 なぜEFOが大切なのか EFOが大切な理由は、「問い合わせされる率」にストレートに影響するからです。 一般的に、問い合わせフォームでの平均離脱率は70%以上といわれています。 問い合わせしようと考えたユーザーが10人いても、実際に問い合わせするのは3人以下ということになります。 理由は、実際に問い合わせや会員登録をするためにフォームの入力を始めても、入力項目が多すぎる、入力エラーのエラーが発生するといったことにストレスを感じ、途中で入力を止めてしまうからです。 アクセス解析が見れるなら、問い合わせページのアクセス数を確認してみてください。 仮に100人/月のアクセスがあったとして離脱率70%なら、極端な話をすれば70件の問い合わせを逃がしているかもしれません。 さすがに離脱率0%のフォームを作るのは不可能ですが、60%のものなら十分目指せます。 離脱率を10%減らせれば、同じアクセス数でも問い合わせが10件増えるかもしれません。 サイトを大幅に改修する必要がなく、即効性が高いEFO。取り組まない手はありませんよね。 問い合わせされやすいフォームの作り方 問い合わせフォームを最適化するとき、最初にすることは今のフォームの見直しです。 下のポイントを意識すれば問い合わせしたいフォームは作れます。現状を確認しながら改善ポイントを探してみてください。 1.項目をできるだけ少なくする 2.ストレスを与えない 1.項目はできるだけ少なく 入力項目が多いと、それだけでユーザーにネガティブな印象を与えてしまいます。 「ざわざわ入力する必要のない項目」があると、個人情報を抜き取られるのではと不信感も持たれる可能性もあります。 項目が多いほどユーザーは面倒さを感じ、離脱率の上昇にも直結するので、最優先で見直すべきポイントです。 問い合わせされにくい・されやすいフォーム例をご紹介するので参考にしてみてください。 問い合わせされにくいフォーム 弊社をサンプルにして、まずは問い合わせされにくいフォームの代表例をご紹介します。 「項目が多い」「必須が多い」「必要のない項目がある」の3拍子が揃った問題児です。 必須のラベルが目に痛いですね。しばらく見てると警報ランプに見えてきました。ユーザーの警戒度も良い感じに引き上げられる(←上げちゃダメ)と思います。 こんなフォームだと問い合わせもしにくいですよね。私だったらしません。 少しよくしたフォーム とりあえず、目がとても痛いので必須項目を減らしました。 絶対にほしいというか、なくては困る情報以外の必須をガツッと外しました。 コンタクトさえ取れれば、ほかの情報は後から把握で十分だと思います。 もう少しよくしたフォーム 項目から郵便番号と住所を外しました。最初のコンタクトは電話かメールなので、この時点で住所を入力してもらう必要はありません。 ほかは、できれば先にいただけたら助かるので残してあります。 問い合わせされやすいフォーム 最後に必須項目をまとめて完成です。 マウス操作でも「Tab」での移動でも、わずかながら手間が少なくなります。 ちょっとしたことですが、EFOはこうした部分が大切です。 弊社の場合はこれ以上削れないかなという感じですが、削れる項目があればさらにシェイプアップしてあげましょう。 2.ストレスを与えない 問い合わせフォームの入力時にストレスを感じるのは、操作性が悪いという理由がほとんどです。 よく見る操作性の悪さを紹介するので、シェイプアップが済んだら、次は操作性を良くしましょう。 フォームの配置が悪い 姓と名、郵便番号と番地など、同じ項目に分類される項目がグルーピングされていないと視覚的に分かりづらくなります。 このパターンはほとんど見かけませんが、ほかの項目も適切にグルーピングされているか確認してみてください。 住所が自動入力されない 郵便番号を入力したとき、都道府県から市町村まで自動入力されれば、ユーザーの手間を減らすことができます。 この対策は住所の入力間違いを減らすことにもつながるので、企業側にもメリットがあります。 全角半角が自動で切り替わらない 郵便番号、電話番号、メールアドレスなどは、自動で切り替わるようにすることをお勧めします。 変換の手間は小さいですが、地味にストレスになってしまいます。 別ページに飛んでしまう導線がある フォームの近くに別ページへのリンクなどがあると、間違って押してしまう可能性があります。 別ページに飛んでしまった場合、また一から入力する可能性は低いです。 特別な理由がなければ、入力完了ボタン以外はなくしてもいいかもしれません。 ナビゲーションがない フォーム入力から送信まで同一ページで完結するなら必要ありませんが、送信完了までページをまたぐ場合は、ナビゲーションを付けてあげたほうが親切です。 フォームが何ページあるのか、どれだけ入力すればいいか分からないと、ユーザーの離脱率が高くなってしまいます。 できることから始めませんか? EFOはホームページの大きな改修が必要ないため、費用的に見ても取り組みやすい施策です。 特に、作ってから時間が経っているホームページだと、フォームも項目が多かったり、使い勝手が悪かったりすることが多いように感じます。 アクセスはそこそこ。でも問い合わせがこない… もしかしたら、その原因は問い合わせフォームにあるかもしれません。 一定数の問い合わせがある場合でも、フォームを改善することで数を伸ばせる可能性はあります。 どんなフォームが最適なのかは、商品やサービス、問い合わせ内容によって変わってます。 極端かもしれませんが、メルマガなら内容によっては項目をメールアドレスにして、ほかの情報は商品購入などステップが進んでからで十分なこともあります。 ぜひ一度、問い合わせフォームに改善すべきことはないかを見直し、EFOに取り組んでみてください。