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    SEOで検索順位を上げたときのクリック率とアクセスを増やす方法

    更新日:2023.7.27

    公開日:2022.12.01

    • SEO

    SEOってなんだろうで、SEOの目的は検索エンジン上で自社サイトの検索順位を上げ、アクセス数を増やすことだといいましたが、「何位を目標にすればいいか」については触れていませんでした。

    ということで、ここで触れます。

    ずばり、目標は「まずは7位、最終目標は3位以内」。最低でも1ページ目(10位以内)には入りたいところです。

    検索順位とクリック率

    下はseoClarity(seoクラリティ)が公開した2021年の順位別クリック数です。

    10%越えは1位のみで、3位で7%台、8位以下は1%台まで落ちています。わずかな差ですが、2%越えの7位を最初の目標にして、最終的には3位以内を目指したいところです。

     

    検索順位クリック率
    1位13.94%
    2位7.52%
    3位4.68%
    4位3.91%
    5位2.98%
    6位2.42%
    7位2.06%
    8位1.78%
    9位1.46%
    10位1.32%

    引用 : 2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO

     

    クリック率だけでは分かりにくいので、インプレッション(検索画面でのホームページ表示回数)10,000のキーワードだった場合、アクセス数がどれだけ違うか計算してみました。

     

    検索順位1位3位7位10位
    インプレッション10,000 10,000 10,000 10,000
    クリック率13.94%4.68%2.06%1.32%
    アクセス数1,394468206132

     

    同じ1ページ目にあっても、順位が下がるとアクセス数も大きく変わります。特に1~3位と、4位以下のアクセス数には大きな差が出ます。

    ただこれは統計なので、工夫次第でクリック率を上げることは可能です。検索順位にしても、キーワードをしっかり選べば上位3位は決して狙えない位置ではありません。

    ここからは、クリック率を上げる方法、上位3位以内を狙う方法を紹介したいと思います。

    クリック率が高い&順位が上がりやすいキーワードを狙う

    まずはクリック率が高いキーワードで上位3位以内を狙う方法です。

    具体的には、下記のキーワードを意識したコンテンツを作るという方法になります。検索に使われる回数は少ないですが、その分順位が上がりやすいキーワードを狙うことで、結果的にアクセス数を増やすことができます。

    ブランドキーワード

    ブランドキーワードは、企業名・製品・サービスなど認知度の高いキーワードです。弊社であれば「ホームページ制作 ルビコン」「富山 ホームページ制作」という感じです。

    とくに企業名は指名キーワードとも呼ばれ、クリック率が非常に高くなります。弊社の場合はクリック率25%で、統計を大きく上回っています。もともと信頼性や認知度の高く、同じ名前の企業が複数あった場合でもしっかり1位を獲っておきたいキーワードです。

    「富山 ホームページ制作」での弊社の検索順位は、この記事を書いている時点で8~10位に留まっていますが、クリック率は6%と統計に比べてやはり高くなっています。サービス系はクリック率だけでなく、問い合わせなどにつながりやすいため、ぜひとも狙っていきたいキーワードです。

    ロングテールキーワード

    複数のキーワードを組み合わせたものがロングテールキーワードです。このキーワードは、使われる回数が少ないかわりに順位が上がりやすい傾向があります。

    ちょっと前にTrelloの終わったタスクを自動アーカイブする方法という記事を書いたのですが、次の日くらいに「トレロ アーカイブ 自動」で5位くらいに入り、今は2位で安定しています。

    クリック率は20%を越えています。かなりニッチなキーワードのはずですが、70件/月くらいはアクセスされています。

    弊社のサービスであるホームページ制作には関連しませんが、滞在時間も長いので、役に立てているのかなと思っています。

     

    ロングテールキーワード

     

    成果につながりやすいキーワード

    例えば、弊社がトレロ導入サポートとかしていたら、先ほどの「トレロ アーカイブ 自動」が成果につながりやすいキーワードになります。

    「富山 ホームページ制作 」のホームページの部分が「ECサイト」や「リクルートサイト」になった場合が、弊社にとって成果につながりやすいキーワードになります。

    作りたいものが決まっているので、それを提供していると分かる企業へアクセスするし、情報を開示していることで信頼できると判断し、依頼する確率が高まるからです。

    この記事を書く前日に、リクルートサイトを作るメリットと必要なページは?という記事を書いたのですが、「富山 リクルートサイト制作」でもう3位まで上がってきました。

     

     

    広告が出てますし、サイトも上に3つ表示されていますが、2番目と3番目は同じサイトなので、検索順位としては実質3位ですね。

    かなりニッチなキーワードなので、アクセス数は月10件以下ですかね。成果につながるか聞かれれば正直どうだろうなーというところですが、アクセス数30件/月くらいのキーワードであれば、このくらいの上り方は割と普通に起こります。

    こういうキーワードを10個集めれば、アクセス増300件/月ということになります。

    順位が上がりやすい・クリック率が高い・成果につながりやすいという強みがあるため、積極的に狙っていきたいところです。

    ジャンルや悩み

    購入欲の高いユーザーが検索しそうな物販系やコンプレックス系のキーワードも狙い目です。

    物販系であれば、「釣り 撒き餌」などをキーワードに設定して、撒き餌専門のECサイトを作るといった感じです。「クロダイ 撒き餌」など魚種を限定しての専門ECサイトも面白いかもしれません。

    大手釣りメーカー相手に真っ向勝負は厳しいですが、これくらいキーワードを絞れば勝負できる可能性があります。アクセスするユーザーの購入意欲も高いでしょう。

    コンプレックス系はブログでも勝負できるジャンルですね。「薄毛 セルフケア」というキーワードに対し、セルフケア方法をがっつり紹介したブログを作ります。

    そこに「近道があるよ|д゚)」みたいな感じで育毛剤をしれっと紹介すれば、中には購入してくれるユーザーもいるでしょう。

    検索結果の見え方を工夫する

    これは1位を獲ったり、ある程度上位で順位が安定した場合にクリック率を高める方法になります。

    ページタイトル

    ページタイトルはもっとも重要な要素です。

    ユーザーの多くは、タイトルを見てそのページにアクセスするか判断するからです。そのため、ユーザーの検索意図やニーズを満たせることが分かるタイトルをつくれれば、クリック率が上がる可能性があります。

    数字を出す、質問や疑問を投げかけるといった方法も有効です。

     

    <数字が入っているパターン>

    <疑問を投げかけるパターン>

     

    メタディスクリプション

    検索画面でタイトル下に出てくる説明文がメタディスクリプションです。似たようなタイトルが並んだときに、どのページを見るか判断するために利用されます。

    キーワードを含める、ユーザーの検索ニーズに答えるなど工夫することで、クリック率を上げることができます。

     

    小さいことからコツコツと

    アクセスを集めるうえでSEOは必須といえますが、いつかは限界がきます。

    極端な話、月の検索回数が1,000しかないキーワードで1位を獲っても、それ以上のアクセスは集められません。実際には200アクセスくらいでしょうか。

    ある程度順位が安定したときにアクセスを増やす方法が、ご紹介した「クリック率が高いキーワードを狙う」「検索画面で興味を引く」です。

    1キーワードで見込める数字は少ないですが、積もりつもれば無視できないものになります。

    検索回数が多いキーワードの順位を上げるのは大変ですが、紹介した方法であれば比較的簡単にアクセス増が狙えます。

    まずは小さいことからコツコツと、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

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