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    2022.07.19

    • ホームページ制作

    ホームページの色の選び方|配色の基本と自社らしい決め方

    ホームページを新設・リニューアルする際、「自社らしい色が定まらない」「ロゴの色をそのまま広げてよいのか」「問い合わせボタンだけが浮いて見える」と迷うことは珍しくありません。 配色は、好みの色を選ぶだけの作業ではありません。会社やサービスの印象を伝えながら、訪問者が必要な情報と次の行動を見つけられるようにする設計です。 ベース・メイン・アクセントカラーの役割 色を決める順番とコーポレートカラーの扱い 色ごとに与えやすい印象と注意点 CTAや本文を読みやすくする確認方法 配色案は、目的と届けたい相手を言葉にしてから役割別に組み立て、最後に実際の画面で検証します。この順序なら、感覚だけの話し合いに終わらず、採用する理由を共有できます。 ルビコンでは、事業の目的やターゲットを整理し、オーダーメイドのデザインとサイト内導線を設計します。配色の方向性からホームページ制作を検討したい方は、資料請求またはお問い合わせをご利用ください。 配色の相談前に 自社らしい設計 目的とターゲットに合うホームページづくりを支援します。 資料で確認資料を請求相談から開始お問い合わせ ホームページの色は「印象」と「読みやすさ」を両立して選ぶ ホームページの色は、見栄えを整える飾りではありません。サービスらしさを伝え、見出し・本文・問い合わせ先の優先順位を追いやすくする情報設計の一部です。 出発点は、誰に、どんな印象を残したいかです。比較検討中の企業担当者に落ち着いて読んでもらいたいのか、採用候補者に親しみを持ってもらいたいのかで、色を置く場所も強さも変わります。 目的を言語化したら、背景を支える色、ブランドを示す色、行動を促す色へ役割を分けます。そのうえで文字やボタンが画面上で読めるかを確かめてください。配色だけで問い合わせや売上が決まるわけではありませんが、伝えたい内容を受け取れる状態をつくる土台になります。 配色はベース・メイン・アクセントの役割から整理する 色を先に増やすと、どこへ視線を集めたいサイトなのかがぼやけます。背景、ブランド、行動という役目に分けて考えると、色の選択に優先順位をつけられます。 軸にする色は3色ほどで十分です。必要に応じて同じ色相の濃淡やグレーを補い、各色に使いどころを与えます。色数を厳密に抑えることより、どの色が何を担当するのかを説明できることを優先しましょう。 ベース・メイン・アクセントカラーの役割 色の役割 主な使用箇所 選ぶ際の考え方 ベースカラー 背景、余白、本文の土台 コンテンツやメインカラーを邪魔せず、文字を読みやすくする色を選ぶ メインカラー ヘッダー、見出し、ナビゲーション、主要な装飾 ロゴや会社らしさとつながり、サイト全体で繰り返しても違和感がない色を選ぶ アクセントカラー 問い合わせ、資料請求、重要な案内 特に見つけてほしい行動へ限定して使い、ほかの要素と競合させない ベースカラーには白や淡いグレーのような無彩色が使われることが多く、メインカラーを引き立てやすい傾向があります。ただし、白を選べば必ず読みやすいわけではありません。本文の文字色や写真の上に置く文字との関係まで見て決める必要があります。 メインカラーは、会社を思い出してもらうきっかけになる色です。ロゴに使われている色をそのまま使う方法のほか、同じ色相の濃淡を用意して、見出し・罫線・ボタンなどで使い分ける方法もあります。 アクセントカラーは、使う場所を絞るほど機能します。強い色のボタンが画面内に並ぶと、訪問者は何を優先すればよいか判断しにくくなります。目立つ色は、訪問者に取ってほしい行動のために取っておくと、導線の優先順位が伝わります。 70:25:5は配色の主従を整える目安 配色の目安として、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%という「70:25:5」がよく使われます。背景が大きな面積を占め、次にブランドを伝える色、最後に強調色を置くという主従を整理する考え方です。 この数字を画面ごとに正確に数える必要はありません。写真が大きいサイトや、商品画像を多く見せるサイトでは、色の面積は変わります。比率を守ることよりも、背景・主役・強調の順が画面で分かるかを確かめるほうが実務的です。 たとえば、問い合わせボタンに使う色が見出しやアイコンにも多用されているなら、アクセントとしての役割が薄れているかもしれません。反対に、背景まで強い色にすると、本文やボタンが埋もれることがあります。配色案を見たときに「最初にどこへ目が行くか」を確認すると、調整の手掛かりになります。 3色を画面で使い分ける一般化例 コーポレートサイトの最初の画面では、色名から考えるより、画面要素へ役目を割り当てるほうが判断しやすくなります。 背景と余白 ベースカラーを広く使い、サービス説明や写真を見やすく置ける余地をつくります。 ブランドを示す反復要素 ロゴと同じ色系、またはその濃淡をメインカラーとして、見出しやナビゲーションへ繰り返します。 問い合わせなどの行動 資料請求や問い合わせのように、読者に見つけてほしい行動へアクセントカラーを割り当てます。 本文文字 本文はブランドカラーで統一しようとせず、背景とのコントラストを確保できる文字色を選びます。 役割から考えると、「青を使うか、緑を使うか」という迷いを、「背景はどの程度控えめにするか」「どこに会社らしさを出すか」「どの行動を強調するか」という画面上の判断へ置き換えられます。 ホームページの色を決める順番 色見本から見始めると、候補だけが増えて決め手を失いがちです。事業の目的と読者像を先に整理し、メイン、ベース、アクセントの順で決めていくと、配色の理由を社内や制作会社へ伝えやすくなります。 進め方は次のとおりです。 サイトの目的と届けたい相手を整理する ロゴやコーポレートカラーなど、すでにある色を確認する メインカラーを決める ベースカラーを決める アクセントカラーを使う行動を決める 実際の画面で見やすさを確認する 初回の案で色を固定する必要はありません。方向性を決めてから画面に置き、見え方を基に調整する前提で進めると、好みだけの議論から離れられます。 目的と届けたい相手を言葉にする 色を選ぶ前に、次の3点を書き出します。 サイトの目的 問い合わせを増やしたいのか、サービス内容を理解してもらいたいのか、採用候補者へ雰囲気を伝えたいのかを決めます。目的によって、強調すべき情報やボタンの位置が変わります。 主な読者 既存顧客、比較検討中の企業担当者、求職者など、誰が最初に見るのかを想定します。年齢や性別だけで決めるより、どの場面で何を確かめたい人かを考えるほうが配色に使いやすくなります。 優先したい印象 「信頼感」「親しみやすさ」「上質さ」「活気」など、伝えたい印象を1〜2語に絞ります。言葉が多すぎると、配色の方向もぶれやすくなります。 たとえば、比較される法人向けサービスなら、情報を落ち着いて読めることと、相談先を見つけやすいことを優先します。一方、地域のイベントや新商品の案内では、明るさや楽しさを強める選択も考えられます。業種の定番色ではなく、読者に何を感じ取ってほしいかから出発しましょう。 ロゴやコーポレートカラーを起点にする すでにロゴ、看板、名刺、パンフレットなどで使っている色があれば、メインカラーの有力な候補になります。同じ色を繰り返すことで、ホームページとほかの接点に一貫性を持たせやすくなるためです。 ただし、ロゴの色をそのまま本文文字や背景へ広く使うと、読みづらくなる場合があります。そのときは、色相を保ったまま明るさを変えた色、または補助的なニュートラルカラーを用意します。たとえば鮮やかなブランドカラーは見出しやアイコンに使い、本文は濃いグレーにする、といった分担です。 コーポレートカラーがない場合は、無理に「企業を象徴する一色」を決める必要はありません。先に整理した目的・読者・印象を基に、次のメインカラー候補を比較します。 メインカラーを決める メインカラーは、ヘッダー、見出し、ナビゲーション、区切り線など、サイト全体で繰り返す色です。使うたびに強く主張させるというより、サイトを通して同じ会社の情報だと感じられる軸にします。 候補が複数ある場合は、画面全体をその色で塗る必要はありません。まずは1色系を軸に決め、明るい色・暗い色を必要な範囲で加えます。似た色を増やしすぎると区別がつきにくくなるため、どの濃淡を見出しに使い、どの濃淡を背景に使うかまで仮決めしておくと安心です。 ベースカラーで情報を読みやすくする ベースカラーは、背景や余白を占める面積が大きい色です。メインカラーを引き立てるだけでなく、サービス説明、表、写真、ボタンを読みやすく置くための土台になります。 白や淡いグレーは候補にしやすい色ですが、写真を多く使う場合は、白一色よりもごく淡いブランドカラーを加えたほうが、全体の印象がまとまることもあります。反対に、ベースカラーの色味が強すぎると、内容より背景が先に目立ちます。 選んだベースカラーの上に、本文文字、見出し、ボタン、表の罫線を実際に並べてください。読みやすさを支えられるかが、ベースカラーを採用する判断になります。 アクセントカラーは行動してほしい箇所へ絞る アクセントカラーを選ぶ前に、読者に見つけてほしい行動を決めます。多くのコーポレートサイトでは、問い合わせ、資料請求、予約、見積もりなどが候補になります。 強調したい行動が複数ある場合も、同じ強さのアクセントをすべてに使うとは限りません。たとえば、主要な問い合わせだけを強調し、補助的な案内はメインカラーや枠線で整える方法があります。 この段階では、アクセントカラーを使う対象を決めることが中心です。色そのものが周囲と十分に見分けられるか、使いすぎていないかは、文字とボタンの見やすさを確認する段階で最終判断します。 色ごとの印象は候補出しに使い、固定観念にしない 色には、見た人が受け取りやすい印象があります。そのため「信頼感を出したい」「親しみを持ってほしい」といった目的から、最初の候補を出すときには役立ちます。 ただし、青なら必ず信頼される、赤なら必ず行動を促せる、というものではありません。同じ青でも明るさや鮮やかさが変われば印象は変わり、写真・文字・余白との組み合わせ、読者の文化的な背景によっても受け止め方は異なります。色のイメージは正解ではなく、配色案を比較するための手掛かりとして使いましょう。 色別イメージの早見表 色系統 与えやすい印象 使うときに確かめたいこと 赤 活動的、力強い、注意を引く 広い面積に使うと刺激が強くならないか オレンジ・黄 明るい、親しみやすい、軽快 文字が背景に埋もれず読めるか 緑 自然、穏やかさ、健やかさ 鮮やかすぎて幼い印象にならないか 青 誠実、清潔、冷静 暗すぎて冷たく見えないか 紫・ピンク 上質、やわらかさ、華やかさ 自社が伝えたい雰囲気とずれていないか 黒・白・グレー 洗練、清潔、中立、落ち着き コントラスト不足で情報が弱くならないか この表は、業種ごとに色を決めるための一覧ではありません。たとえば、青系は明るい水色なら軽やかに、深いネイビーなら落ち着いて見えます。緑系も、黄みが強いか青みが強いかで、親しみやすさや知的な印象が変わります。 同じ色でも明度・彩度・組み合わせで印象は変わる 色の見え方を調整するときは、色相だけでなく明度と彩度を見ます。明度は明るさ、彩度は鮮やかさの度合いです。 たとえば、明るい青は軽快で開放的に見えやすく、深い青は落ち着いた印象になりやすい傾向があります。鮮やかな赤は強い注意を引きますが、少しくすませると、刺激を抑えながら温かみを残せます。 候補は色のチップだけで決めず、ロゴ、写真、見出し、本文、ボタンを同じ画面に置いて比べます。そこで自社らしさと読みやすさが両立しているかを見極めます。 文字とボタンの見やすさで配色を最終確認する きれいに見える配色でも、本文やボタンを読めなければホームページとして機能しません。問い合わせや資料請求の導線では、押すべきボタンとその内容をすぐに理解できる状態が求められます。 最終確認では、CTAを目立たせる考え方と、文字・背景・状態表示のコントラストを分けて見ます。色を目立たせることと、読者が迷わず使えることは別の確認項目です。 CTAは周囲との差で目立たせる 問い合わせボタンに「赤がよい」「オレンジがよい」といった一律の正解はありません。大切なのは、周囲の背景やほかのボタンと見分けられ、サイト内で特別な行動だと伝わることです。 強調する行動を絞る 問い合わせ、資料請求、予約などのうち、最も優先する行動を決めます。すべてのボタンを同じ強い色にすると、優先順位が伝わりにくくなります。 周囲と見分けられる色にする メインカラーと近い色を使う場合も、明るさや濃さに差を付け、背景の上で埋もれないかを確認します。目立たせるために色を増やすより、アクセントを使う場所を限定するほうが効果的です。 ボタンの文言も具体化する 色だけで「次にすること」を伝えず、「お問い合わせ」「資料を請求する」のように行動が分かる言葉を置きます。配置、余白、ボタンの大きさも、色と同時に確認します。 文字・背景・状態表示を確認する 可読性を確認するときは、文字色だけでなく背景色もセットで見ます。通常の文字と背景については、コントラスト比4.5:1以上が一つの基準です。ボタンの輪郭やアイコンなど、非テキストのUI要素と隣接する色は、3:1以上を目安に確認します。 確認する場所 目安 見落としやすい点 本文文字 背景とのコントラスト比を4.5:1以上にする 薄いグレー文字、写真の上の文字、淡い背景 ボタン・アイコン 隣接色とのコントラスト比を3:1以上にする 輪郭が背景に溶けるボタン、細いアイコン 状態表示 色以外の手掛かりも添える 赤と緑だけでエラー・完了・必須を区別する表示 ブランドカラーが明るく、白背景の本文文字として読みにくい場合は、同じ色相で濃い色を用意する方法があります。ロゴの色とすべての文字色を一致させる必要はありません。 エラー・必須・完了のような状態も、色だけで示さないようにします。「必須」の文字、チェックアイコン、エラーメッセージを併用すれば、色の見え方に差がある訪問者にも内容を伝えやすくなります。 配色ツールとチェックリストで決定を仕上げる 配色ツールは、候補をつくったり組み合わせを比べたりする際に便利です。ただし、ツールが示す案をそのまま採用せず、自社のロゴ・写真・文章・ボタンを置いた画面で確かめます。 Adobe Colorのようなツールは、配色を決める作業を次のように補助します。 配色候補を作る 1色を起点に似た色や対照的な色を試し、メイン・ベース・アクセントの候補を比較します。最初から多くの色を選ばず、役割ごとに候補を絞るために使います。 コントラストを確認する 文字色と背景色、ボタンと周囲の色を比べ、見えにくい組み合わせを早めに除きます。ツール上の数値だけで終わらせず、実際の文字サイズでも見ます。 色覚シミュレーションで確かめる 色の組み合わせによっては、区別しにくく見えることがあります。色だけで情報を伝えていないか、状態表示やグラフの区別ができるかを確認します。 候補が決まったら、実際のホームページに近い画面へ置き、スマートフォンでも見ます。パソコンでは問題なく見えても、画面が小さくなるとボタンや淡い文字が見つけにくくなる場合があるためです。 公開前に確認したい配色チェックリスト 確認項目 できている状態 優先したい印象 「信頼感」「親しみやすさ」など、伝えたい印象を言葉にできる メインカラーの根拠 ロゴ、事業の目的、読者像のいずれかと結び付けて説明できる ベースカラーの可読性 本文、表、写真の上の文字が背景に埋もれていない アクセントの使用箇所 問い合わせなど、特に見つけてほしい行動へ絞れている 色以外の状態表示 必須・エラー・完了を文字やアイコンでも区別できる 実画面での確認 スマートフォンを含む画面で、文字とボタンを見直している この表を埋められれば、制作会社へも「青系にしたい」とだけ伝えるより具体的になります。たとえば「比較検討中の企業担当者に落ち着いた印象を伝えたいので、深い青をメインにし、問い合わせだけを別のアクセントで目立たせたい」と共有できます。 まとめ|ホームページの色は目的から配色方針を決める ホームページの色は、流行や好みだけで決めるより、目的・読者・既存のブランド資産から考えるほうが、自社らしさと読みやすさをそろえやすくなります。ベース・メイン・アクセントに役割を分け、70:25:5は画面の主従を確認する目安として扱いましょう。 次に行うことは3つです。まず、サイトで優先したい印象を1〜2語に絞ります。次に、ロゴを含めてメイン・ベース・アクセントの候補を置きます。最後に、本文文字、問い合わせボタン、状態表示を実画面で確認してください。 色別のイメージは候補を出す手掛かりであり、正解を決めるものではありません。目的、ターゲット、手元のロゴや資料を整理したうえで、制作会社へ配色方針として相談すると、必要な判断を進めやすくなります。 ルビコンは、初回打ち合わせからディレクターが対応し、企画から公開後の運用・改善までを支援します。配色を含めて自社の魅力が伝わるホームページに整えたい場合は、ご相談ください。 配色方針を形に ホームページ制作相談 事業の魅力と読者に伝わる情報を整理して設計します。 内容を確認資料を請求相談から開始お問い合わせ  

    2022.07.19

    • ホームページ制作

    ホームページ制作の期間はどれくらい?規模・工程別の目安と公開日からの逆算

    「○月にはホームページを公開したい」となったとき、判断に迷うのは制作会社へいつ声をかけるかです。見積もりにある制作期間だけでは予定を組めません。原稿や写真をそろえる時間、社内の確認、公開前のテストまで、発注者側の作業も同じスケジュールに入るためです。 公開希望日を起点に、サイト規模、必要な工程、社内の準備を順番に見ていけば、相談のタイミングを現実的に決められます。 サイト規模ごとの制作期間の目安 発注から公開までに発生する工程と役割 公開日を基準にしたスケジュールの組み方 納期を押し込まないための準備・確認項目 自社で必要な期間を見積もるには、まず公開日と、まだ決まっていない条件を切り分けます。ホームページ制作は、公開日から逆算して早めに相談を始めると、確認や修正の時間を残せます。 当社ルビコンでは、公開希望日と準備状況を確認したうえで、ホームページの企画から公開後の運用・改善までを支援しています。資料で制作の考え方を確認してから相談することも可能です。 制作前の整理 公開までの進め方 目的と公開日に合う制作の進め方をご提案します。 内容を確認資料を請求相談から開始相談する ホームページ制作の期間は2〜4か月を出発点に考える 一般的な企業サイトなら、公開まで2〜4か月程度をひとつの出発点にすると計画を立てやすくなります。ただし、この数字は一律の納期ではありません。必要な機能、原稿・写真の用意、社内確認の回数によって、同じページ数でも進み方は変わります。 制作会社を探して相談する時間と、発注後に制作して公開する時間も分けて考えましょう。公開日が決まっているほど、会社選びや要件のすり合わせに使う期間を見落としがちです。 規模別の制作期間早見表 サイトの規模・例 制作期間の目安 期間が変わりやすい条件 LP 約1〜1.5か月 訴求内容の整理、写真の有無、フォーム仕様 5ページ程度のサイト 約2週間〜2か月 原稿の準備状況、デザインの調整回数 10ページ前後の企業サイト 約1〜4か月 各ページの情報量、社内確認の回数 50ページ以上のサイト 約3〜6か月 コンテンツ量、管理・進行の体制 100ページ以上のサイト 約6か月〜1年以上 サイト構造、CMS・機能、移行範囲 期間は規模を見当づけるための目安です。たとえば10ページ前後でも、会社情報とサービス紹介を整理するだけなら、進行の負荷は比較的小さくなります。一方で、各ページの原稿を新たに作り、複数部署の確認を通すなら、その準備と調整の時間を確保しなければなりません。 期間の数字をそのまま自社へ当てはめない理由 ページ数が同じでも、問い合わせ獲得、採用、サービス比較では、必要な情報の組み立てが異なります。フォームの条件、掲載写真の量、内容を確認する担当者も、公開日までの予定を左右します。 期間表は「自社なら何か月で終わるか」を決めるものではなく、相談を始める時期を判断するための目安です。公開日を動かせない場合は最短の数字に合わせるのではなく、確認と修正に使う余白を先に取ってください。 見積もり前に期間を左右する条件を整理する 短納期で進められるかは、制作会社の作業日数だけでは判断できません。掲載内容と社内準備を含めて見積もることで、相談時に無理のない進め方を話し合えます。「○月までに公開したい」という段階でも相談は始められますが、条件がそろうほど制作会社は具体的な予定を示せます。 期間へ影響する主な4つの条件 条件 期間に影響する理由 相談前に整理すること 機能・外部連携 フォームやCMSなどは仕様の確認が必要になる 公開時に必須の機能と、後で追加できる機能 社内確認・承認 意見を集める時間と修正回数が変わる 確認者、最終決裁者、返答期限 掲載内容・素材 原稿、写真、ロゴがそろわないと進めにくい工程がある 既存資料・写真・原稿の有無と準備状況 ページ数 確認する内容と実装する画面が増える 必要なページと優先順位 ページ数が少なくても、サービスの違いを整理する必要がある、原稿を一から作る、写真撮影を予定している、といった案件では準備に時間を取られます。 機能は最初からすべて決め切る必要はありません。公開日に欠かせないものと、公開後に検討できるものを分けましょう。公開時に必要な条件を先に決めると、仕様追加による手戻りを抑えられます。 発注から公開までの工程と役割を把握する ホームページ制作は、デザインを作り始めてから動く仕事ではありません。制作会社への相談、目的と要件の整理、素材の準備、デザイン、実装、確認を経て公開します。各工程には発注者側の判断や返答もあるため、誰が何を担うかを初めに合わせておくと、途中で待ち時間が生まれにくくなります。 相談・制作会社選定では公開日と目的を共有する 公開希望日 採用開始、展示会、新年度など、いつ公開したいのかを伝えます。公開日の理由も共有すれば、制作会社は優先順位を検討できます。 制作目的 問い合わせ、採用、サービス説明など、最も優先する目的を整理します。目的が曖昧なままでは、必要なページや内容を決めにくくなります。 必要なページ・機能 会社概要、サービス紹介、お問い合わせなど、公開時に必要なものを書き出します。希望が固まり切っていない場合も、現時点の案を伝えれば相談の材料になります。 参考にしたいサイト 好きな雰囲気だけでなく、参考にしたい構成や見せ方を整理します。言葉だけでは伝わりにくいイメージのすり合わせに役立ちます。 素材の準備状況 既存の会社案内、サービス資料、ロゴ、写真、原稿の有無を確認します。すぐ出せるものと、これから作るものを分けておきましょう。 確認・決裁の体制 内容を確認する担当者と最終決裁者を明確にします。確認に何日程度かかるかも、制作会社へ伝えておくと予定に組み込みやすくなります。 要件整理から公開までの役割分担 制作開始後の工程は、次のように進みます。原稿・写真の準備は設計やデザインと並行する場合もあります。表の期間を単純に足すのではなく、どの作業が同時に進められるかを制作会社と確認してください。 工程 期間の目安 制作会社が進めること 発注者が進めること 要件整理・設計 約1〜2週間 目的や必要ページを整理し、構成を検討する 目的、優先順位、掲載内容を決める 原稿・写真の準備 設計・デザインと並行 必要な素材や内容を確認する 原稿、写真、資料を集めて共有する デザイン 約2〜3週間 画面の見せ方や方向性を作る 内容や方向性を確認し、修正をまとめる 実装 約2〜3週間 デザインをWeb上で動く形にする 不明点を確認し、必要な情報を補う テスト・公開 確認・修正約1〜2週間、公開約1週間 表示やフォームを確認し、公開作業を進める 内容を最終確認し、テストに協力する 工程ごとの期間には幅があります。デザインと実装をそれぞれ2週間〜1か月ほど見込む進め方もあり、サイトの規模、仕様、素材のそろい方で変わります。制作会社と発注者のどちらが何を待っているのかを、進行中も明確にしておきましょう。 希望公開日から逆算して発注時期を決める 公開日が決まっているなら、「いつ制作を始めるか」より先に、公開日から逆向きに工程を置きます。公開直前には表示やフォームの確認、修正、公開作業があるため、その時間を後回しにはできません。 テスト・予備日、実装、デザイン、要件整理、相談の順に公開日から戻ると、制作会社へ相談する時期が見えてきます。 4月1日に公開したい場合の進め方の例 10ページ前後の企業サイトなら、前年12月から1月ごろに相談を始めると、要件整理や素材準備の時間を取りやすくなります。次の予定は一例です。関係者が多い、または公開日を動かせない案件では、より早い時期から検討します。 時期 進めること 発注者側で決める・用意すること 前年12月〜1月 制作会社へ相談し、方向性をすり合わせる 公開日、目的、必要ページ、予算感 1月 要件整理とサイト構成を進める 掲載する情報、優先順位、確認担当者 2月 原稿・写真を準備し、デザインを確認する 素材の提出、修正内容の集約 3月前半 実装と動作確認を進める 内容、表示、フォームの確認 3月後半 修正と公開準備を行う 最終承認、公開日時の確認 この例の3月後半は、予定が押したときに削るための時間ではありません。公開品質を確認し、必要な修正を反映するための予備期間です。 公開日を動かしにくい案件で先に決めること 公開日と、その日を動かせない理由 公開時点で必須となるページ 変更できない条件 社内決裁の期限 予備日と段階公開を相談する余地 採用開始、展示会、キャンペーンなど公開日を動かしにくい案件では、この5点を早めに制作会社へ共有します。段階的な公開は、どの案件でも選べる方法ではありません。必要なページ・機能や運用体制によって可否が変わるため、公開日が固定されているほど早めの相談が必要です。 納期を延ばさない準備と短縮の考え方 予定が延びる理由は一つではありません。素材の準備や承認に時間がかかることもあれば、途中で要望が変わって確認範囲が広がることもあります。工程を無理に削るより、手戻りが起きやすい場面を先回りして減らすほうが、公開品質を保ちやすくなります。 予定が後ろ倒しになりやすい4つの場面 起こりやすい場面 スケジュールへの影響 事前にできる対処 確認・承認に時間がかかる 修正開始が遅れ、次の工程へ影響する 確認者と最終決裁者を分け、返答期限を共有する 原稿・写真が揃わない デザインや実装へ進みにくくなる 必要素材の一覧と提出期限を決める 機能や外部連携の条件が後から増える 仕様確認や実装・テストの範囲が広がる 公開時に必要な機能を先に決める 途中で変更が増える 前の工程へ戻る必要が生じる 修正内容をまとめて伝え、影響範囲を確認する 原稿や写真には、制作会社だけでは決められない情報が多く含まれます。サービスの説明、代表者の考え、実績の扱いなどは、社内の確認を通さなければ確定しない場合があります。「あとで渡す」としたまま進めると、必要な情報がそろうまで工程が止まります。 確認作業も同様です。担当者から意見を集める段階と、最終的に決める段階が混ざると、修正が増え、返答も遅れがちです。確認する人と確認する順番を決め、変更点を一度まとめてから制作会社へ伝えます。 品質を落とさず期間を短くする進め方 公開日に必要なページ・機能を、目的と優先順位から絞り込む。 原稿、写真、ロゴ、会社資料など、手元にある素材を早めに集める。 確認者と最終決裁者を決め、それぞれの返答期限を共有する。 参考にしたい見せ方と修正要望を整理し、制作会社へまとめて伝える。 公開直前の修正・確認に使う時間と、予備日を予定へ入れる。 期間を短くできるかは、制作会社の空き状況や仕様にも左右されます。短納期を前提にするのではなく、目的と優先順位を明確にし、必要な情報を早く渡すことで、公開予定の無理を減らせます。 公開前後に確認しておきたいこと 公開予定日にサイトが表示されても、確認が終わったとは限りません。掲載内容の誤り、表示崩れ、問い合わせフォームの不具合がないかを確かめる時間も、公開までの工程に含めます。 公開前は利用者が問題なく使える状態を確認し、公開後は必要な情報が届いているかを見ます。同じ「確認」でも目的を分けておくと、見るべき項目が明確になります。 公開前のチェック項目 確認項目 見る内容 主な確認担当 内容 文章、画像、会社情報に誤りがないか 発注者 表示 PC・スマートフォンで崩れがないか 制作会社と発注者 フォーム 問い合わせを送信でき、通知を受け取れるか 制作会社と発注者 導線 ページ間のリンクやボタンが意図どおり動くか 制作会社と発注者 計測・通知 必要な設定や受信先が確認できるか 制作会社と発注者 公開手順 公開日時、切替方法、必要なバックアップを確認したか 制作会社と発注者 確認項目はサイトの仕様で変わります。とくに問い合わせフォームは、画面上で入力できるだけでは不十分です。実際に送信し、通知を受け取れるところまで確かめましょう。公開後に不具合が見つかると、案内したい時期を逃すおそれがあります。 公開後すぐに検索結果へ出るとは限らない 新しく公開したサイトや変更したページは、公開直後に検索結果へ表示されるとは限りません。Googleが認識するまで数週間かかる場合があります。 公開日と、検索から見つけてもらえる状態になる時期は分けて考えます。公開直後の検索順位や問い合わせ数は約束できません。Search Consoleなどで認識状況を確認しながら、公開後も情報を整えていきます。 まとめ|ホームページ制作の期間から公開計画を立てる ホームページ制作の期間は、ページ数だけで決まりません。機能、原稿・写真の準備、社内の確認体制まで含め、一般的な企業サイトでも2〜4か月を出発点に、余白を持たせて予定を組みます。 公開希望日から逆算して、制作会社へ相談する時期を決めましょう。そのうえで、制作目的、必要なページと機能、手元の素材、確認・決裁の体制を整理します。公開日が固定されている案件では、直前の確認・修正に使う時間も確保してください。 仕様が完全に決まっていなくても、公開希望日と目的が決まった段階で相談を始めると、準備状況に合う進め方を検討できます。 当社ルビコンでは、初回打ち合わせからディレクターが対応し、目的・優先順位・公開希望日を踏まえて制作を進めます。公開後の運用や改善も含め、状況に合わせた相談をご利用ください。 公開計画の相談 準備状況から整理 企画から公開後の運用・改善まで一貫して支援します。 資料で確認資料を請求内容を伝えるお問い合わせ      

    2026.08.17

    • ホームページ制作

    ホームページは必要?SNSだけで足りる会社・不足しやすい会社の見分け方

    SNSを継続して更新できている会社でも、「ホームページまで用意するべきか」と迷うことがあります。制作費だけでなく、公開後に情報を直し続ける手間もかかるため、必要性が見えないまま着手するのは現実的ではありません。 判断の基準になるのは、会社の規模や周囲の流行ではなく、顧客や求職者が申し込み・問い合わせの前に何を確かめるかです。予約や購入までSNSで完結しているなら、サイト制作を急がない選択もあります。反対に、取引先・比較中の顧客・求職者が公式情報を探すなら、情報を集約する場所が必要になります。 会社サイトに集約できる4つの役割 SNSとホームページを分けて使う考え方 必要性を判断するための5つの視点 制作・保留・代替整備の進め方 読み終えたときに目指すのは、ホームページを作るかどうかだけを決めることではありません。自社の顧客行動に合う情報の受け皿を選ぶための材料をそろえることです。 ルビコンでは、WEB制作・集客支援の一環として、ホームページが必要かという検討段階からご相談を受けています。事業の目的や更新体制を伺い、企画から公開後の運用・改善まで、状況に応じた進め方をご提案します。 制作前の整理 必要性から相談 目的と更新体制に合う進め方をご提案します。 資料で確認資料を請求相談から開始相談する ホームページの必要性は顧客行動で決まる 会社ホームページを持つべきかは、「今どきの会社なら必要か」で決めるものではありません。優先度を左右するのは、顧客や求職者が行動の前に公式情報を確かめるかです。 紹介やSNSで会社を知った人が、サービスの範囲、実績、問い合わせ先、採用情報を自分で調べるなら、情報を一か所にまとめる意味があります。取引金額が大きい、検討に時間がかかる、複数人で比較されるといった仕事ほど、その確認先が求められます。 一方、扱う商品が限られ、連絡・予約・購入までSNS内で済み、比較のための説明もほぼ不要なら、規模の大きなホームページを急いで作る必要はありません。プロフィールと連絡方法を正確に整え、事業の変化があった時点で見直せば十分な場合もあります。 ホームページを「あると安心な名刺」として持つのではなく、顧客が動く前に何を確認したいのかを起点に考えます。その情報を、無理なく更新できる形で出せているかが判断の分かれ目です。 ホームページが担える4つの役割 立派な見た目やページ数だけでは、ホームページの価値は決まりません。役割は大きく、公式情報の整理、検索で見つかる入口づくり、比較検討の補助、採用時の会社紹介に分けられます。 4つすべてを最初から載せる必要はありません。自社に必要な役割だけに絞れば、公開後に管理する情報も増えすぎません。 公式情報をまとめる場所 初めて会社を知った人は、会社概要、サービス内容、対応範囲、連絡先、営業時間を探します。情報がSNS投稿や紹介先に散っていると、どこまでが最新なのかも判断しにくくなります。ホームページは、変わりにくい基本情報を整理して示す場所として機能します。 載せる情報が増えれば、確認と更新の作業も増えます。担当者や確認手順を決められない段階では、ページを増やすより、会社概要・提供内容・連絡方法など、正確に保てる情報に絞るほうが現実的です。 検索で見つかる入口 検索を使って会社やサービスを探す人にとって、ホームページは最初の接点になり得ます。Googleも、検索エンジンがコンテンツを理解し、利用者が訪問先を判断しやすい状態に整える考え方を案内しています。ホームページには、すでに関心を持って調べている人と出会う入口という役割があります。 公開しただけで検索結果に出る、上位に表示される、問い合わせが増えるといった保証はありません。Googleの案内でも、新しいサイトや変更を認識するまでに時間がかかる場合が示されています。検索を狙うなら、短期的な結果だけでなく、役立つ情報を保ち続けられるかまで見ておく必要があります。 比較検討の受け皿 紹介・SNS・広告で会社を知っても、すぐに問い合わせるとは限りません。依頼できる範囲、費用に関わる条件、相談先などを確認し、「自社に合う相手か」を見極めてから連絡する人もいます。 とくに、取引単価が高い事業、複数のサービスを扱う事業、検討期間が長い事業では、説明をまとめて読める場所が役立ちます。情報量で競うより、比較されやすい項目を迷わず確認できる状態をつくることが先です。 採用で会社を理解してもらう場所 採用を行う会社では、ホームページの優先度が上がります。株式会社リクルートが公表した2025年卒採用に関する企業2,835社の調査では、採用広報の手段として自社ホームページを使った企業は90.4%でした。 株式会社キャリタスが2024年に実施した2025年卒予定学生1,030名の調査では、志望企業を研究する際に有益な情報源として、個別企業のホームページを選んだ人は63.1%でした。いずれも新卒採用に関する調査結果であり、すべての採用活動や業種へそのまま当てはめられる数字ではありません。 仕事内容に加えて、会社の雰囲気、働き方、事業の方向性、応募方法を知りたい人がいるなら、採用情報を整理する場所を設ける意味があります。採用の予定がない会社は、この役割まで急いで用意する必要はありません。 SNSとホームページは役割で使い分ける SNSとホームページは、どちらか一方が常に優れているわけではありません。SNSは日々の発信や反応を受け取りやすく、ホームページは会社やサービスの全体像を整理しやすい媒体です。顧客の行動がどこで完結するかを見ると、使い分ける理由がはっきりします。 観点 SNSが担いやすい役割 ホームページが担いやすい役割 知ってもらう場面 日常的な投稿で存在や雰囲気を伝える 検索・紹介の後に詳しい内容を見てもらう 扱う情報 新着案内、短い告知、日々の様子 会社・サービス・採用の全体像 比較のための確認 投稿への反応を見てもらう 条件や問い合わせ先を一覧で確かめてもらう 更新の運用 頻度を保ちながら発信する 基本情報を正しい内容へ保つ 向いている状況 来店・予約・購入まで媒体内で済む 検討や比較の前に説明が求められる 発信量の多さではなく、次に何を確認したい人がいるのかで考えます。受け皿が必要な場面だけ、ホームページを加えればよいのです。 SNSだけで十分になりやすい条件 次の条件が重なるなら、サイト制作よりもSNSや既存の接点を整えるほうが先になる場合があります。 DMなどでの連絡から予約・購入まで完結している 商品やサービスの数が少なく、説明も短く済む 顧客が会社情報を比べたり確認したりする機会がほとんどない 短期間の企画や限定的な案内だけを出している 常連客が中心で、受付方法も提供内容も変わらず、SNSからの連絡だけで対応できている事業が一例です。この場合はホームページの有無より、プロフィールに事業内容と連絡方法が明記され、最新の案内と食い違っていないかを先に確認します。 両方を使うと判断しやすい条件 SNSの投稿で興味を持った人が、会社概要、サービスの違い、採用情報、問い合わせ先を調べるなら、SNSは入口、ホームページは受け皿として使えます。SNSで関心を持ってもらい、ホームページで判断に必要な情報を渡すという分担です。 同じ内容を両方へ細かく載せる必要はありません。変更が多い案内はSNSへ、長く使う基本情報はホームページへ置くと、情報の食い違いを防ぎやすくなります。目標は媒体を増やすことではなく、顧客が迷う箇所を減らすことです。 自社に必要かを見極める5つの判断軸 同業他社が持っているかではなく、自社の取引と顧客の行動から優先度を決めます。次の5つを見比べると、制作を急ぐべきか、代替を整えて様子を見るべきかを判断できます。 判断軸 優先度が上がる状態 先に代替整備・保留を考えやすい状態 取引単価 金額が大きく、依頼前に確認したい項目が多い 少額で、内容も手続きも単純 比較期間 問い合わせや契約まで時間をかけて検討される その場で予約・購入・連絡まで済む 公式情報の必要度 会社やサービスの情報をまとめて見られる 必要な情報が少なく、既存媒体で足りる 採用・法人取引 会社理解や複数人での比較が起きる 採用予定がなく、既存顧客との取引が中心 更新体制 情報を確認・修正する担当を置ける 担当も素材もなく、更新が続かない 表の左側に当てはまる項目が多いほど、ホームページを検討する理由は明確です。ただ、1つでも当てはまれば必ず作る、すべて当てはまらなければ不要という判断ではありません。なかでも、公式情報を確認される場面があるか、公開後に更新できるかは早い段階で見ておきたい条件です。 取引単価と比較期間 高額なサービス、継続契約、複数の担当者が関わる取引では、相手が問い合わせる前に情報を集める場面が増えます。対応範囲、相談先、依頼の進め方を確認できなければ、比較候補から外れることもあります。 単価が低いからといって、ホームページが不要とは限りません。初回利用への不安が大きい業種や選択肢が多い業種では、少額でも確認行動が起こります。基準にしたいのは金額そのものではなく、顧客が決めるまでにどれだけの情報を必要とするかです。 公式情報の必要度 会社概要、サービス範囲、採用、連絡先、営業に関する案内を、まとまった形で見られるなら、ホームページは役立ちます。Googleも、公式ウェブサイトの情報を検索上で把握・監視する方法を案内しています。 事業内容が単純で、必要な情報がプロフィールや予約ページに収まり、変更も少ないなら、最初から大きなサイトを持つ必要はありません。確認される情報を、正確に伝えられているかを基準に、最小構成のサイトや既存媒体の整備を選べます。 採用・法人取引の有無 求職者は募集条件だけでなく、会社の事業、働き方、雰囲気を調べる場合があります。前述の採用調査でも、企業側の採用広報と学生側の企業研究の両方で、個別企業のホームページが使われていました。 法人取引では、担当者だけでなく上司や関係部署も会社を確認することがあります。会社として何を提供し、誰に相談できるのかを説明する必要があるかが、優先度を見極める目安です。すべてのBtoB企業や採用企業に制作を勧める話ではなく、説明を求められる実態があるかを確かめるための軸です。 更新を続けられる体制 ホームページは公開後も情報を正しく保てなければ、本来の役割を果たせません。制作に入る前に、次の3点を決めておくと運用の見通しが立ちます。 更新を担う人 1人に固定できない場合も、内容の確認を依頼する窓口を決めます。 見直す情報 営業案内、サービス内容、採用情報など、変更時に確認する項目をあらかじめ絞ります。 確認する機会 大きな変更があった時だけでなく、基本情報を定期的に点検する場を設けます。 この3点を確保できないなら、ページ数を増やすより、事業内容と連絡方法だけを載せた最小構成にするか、いったん保留にするほうが安全です。更新できる規模で始めることで、掲載情報が古くなるリスクを抑えられます。 判断後に選ぶ3つの進め方 5つの判断軸を確認したら、事業の状況に合う行動を選びます。ホームページを作る、後回しにする、SNSなどの代替を先に整える。どの選択も、顧客の行動と運用の余力に合っていれば妥当です。 今、ホームページを作る 検索・比較・採用・公式情報の整理など、サイトが担う役割が明確な場合に選びます。最初から多機能にせず、目的と必要な情報を先に決めます。 いったん後回しにする SNSや既存の接点で顧客行動が完結し、採用や新規取引の予定もなく、更新体制も用意できない場合の選択です。状況が変わった時に見直す条件は残しておきます。 SNSなどの代替を先に整える サイト制作の優先度はまだ高くないものの、情報の見つけにくさが気になる場合に向きます。今使っている接点へ、事業内容と連絡方法を不足なく載せます。 作ること自体を目的にしないことが前提です。必要な顧客行動に対して、いちばん少ない負担で情報を届けられる方法を選びます。 今、ホームページを作る場合 必要性が高いと判断しても、制作方法から考え始めると目的のないページが増えがちです。情報をまとめる理由を先に定め、次の順で整理します。 問い合わせ、採用、比較検討、検索での発見のうち、最も優先する目的を1つに絞る。 その目的を果たすために必要な会社情報、サービス情報、連絡先を選ぶ。 公開後に情報を確認・更新する担当を決める。 この順で決めると、必要な規模が見えてきます。採用が目的なら会社理解に必要な情報を、比較が目的ならサービスの違いを優先する、といった形で内容を選べます。 後回しにする場合 後回しにする判断は、ホームページを作らないと決め切ることではありません。新しいサービスを増やす、採用を始める、紹介以外の新規顧客を増やしたい、取引先から会社情報を求められる、といった変化があれば優先度は変わります。 保留の理由と再判断のきっかけを残しておくと、必要になった時に検討をやり直せます。採用を始めた時、取引条件が変わった時、問い合わせ前の確認が増えた時などを見直しのタイミングに決め、取引単価・比較期間・公式情報・採用や法人取引・更新体制の5軸をもう一度確認します。 代替を先に整える場合 ホームページを作らない間も、顧客が必要な情報へたどり着ける状態は保てます。SNS、地図情報、紹介先など、今使っている接点を点検しましょう。 提供している事業やサービスの内容 連絡を受け付ける方法 営業・予約に関する最新の案内 情報の確認を担う責任者 複数の媒体に情報が分かれ、説明の手間や確認漏れが増えてきたら、ホームページを再検討する合図です。代替を整えることは、制作をあきらめることではなく、必要な時期を見極める準備になります。 まとめ|ホームページの必要性を自社の条件で判断する ホームページが必要かという問いは、「SNSがあるか」だけでは決まりません。顧客や求職者が行動前に公式情報を確認するかを見て、検索・比較・採用・情報整理のうち、どの役割が必要なのかを選びます。必要な範囲に絞り、更新できる規模で用意することが前提です。 取引単価、比較期間、公式情報の必要度、採用・法人取引、更新体制の5軸を確認してください。必要性が高ければ目的を1つに絞って作る。まだ低ければ、再判断する条件を決める。迷うなら既存の接点を整える。この順なら、制作ありきの判断を避けられます。 ホームページの必要性は、作ることではなく、顧客が迷わず次の行動へ進める状態を用意できるかで決まります。今の事業で正確に保てる情報から始めましょう。 ルビコンのホームページ制作では、事業の魅力と読者が知りたい情報を整理し、問い合わせや応募へ進みやすい導線を設計します。必要な役割から無理なく始めたい方は、資料請求またはお問い合わせをご利用ください。 次の一歩へ 情報の土台づくり 企画から公開後の運用・改善まで支援します。 特徴を読む資料を請求内容を伝えるお問い合わせ    

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    ホームページ

    ホームページの役割は、単に企業情報や商品情報を発信するだけではありません。

    自社のファンや将来的な顧客になってもらう。
    独自の色を出してブランディングする。
    商品を購入してもらう。
    優秀な人材を発掘する。

    ホームページは、ビジネスを成長させる多くの可能性を秘めています。

    ルビコンは、ホームページ制作やSEO、WEBマーケティング、広告など、これまで積み重ねた実績やノウハウを元に課題やゴールをしっかり見極め、「そこまで必要?」というところまで追求します。

    クライアント様の「ビジネスを成長させる多くの可能性」を最大まで引き出したホームページを一緒に作り上げていきます。

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    私たちにできること

    私たちは、「ホームページ制作を通じてクライアント様のビジネスをサポートする」ことを目的に、お客様のビジネスを成長させるための企画や集客戦略・WEBデザイン・構築、公開後のフォロー・運用アドバイスまでワンストップでサポートしています。

    事業者様の主体性を尊重し、成長のためのきっかけを事業者様に合った方法で提供します。

    ルビコンは、事業者様・顧客・取引先・従業員に「“うれしい”をもっと」感じてもらえるようサポートし続けます。

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