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    タイトルやブログ内のキーワードは検索順位にどれだけ影響する?

    更新日:2023.7.27

    公開日:2022.12.12

    • SEO

    キーワード選びは、SEOの基本にしてもっとも大切な作業です。とくにタイトルタグに含ませるキーワードは重要です。

    近年はGoogleアルゴリズムの進化で、同じ意味を持つキーワードを判別して、同じような評価をするという見方が広がっています。ホームページというキーワードをタイトルに含ませれば、Webサイトというキーワードも同じような評価を受けるという感じですね。

    ある程度はその通りだとは感じていますが、どこまで同じ評価を受けてるのかな?と気になったので、ちょっと実験しました。具体的には、弊社ホームページのタイトルを定期的にいじって順位の変化を見てみました。

    ここで、その結果を発表したいと思います。

    タイトルの変更履歴

    弊社ホームページのタイトルを、リニューアル後の5ヶ月で3回変えてみました。

    リニューアル前を含めれば、タイトルは4つですね。

    それぞれ、どんなキーワードを狙ってどんな理由で変えたかを紹介します。

    株式会社ルビコン | 富山県、石川県のホームページ、ECサイト制作・SEOはお任せください(リニューアル前)

    このタイトルで狙ったキーワードは以下の通りです。

    「富山県 ホームページ制作」
    「石川県 ホームページ制作」
    「富山県 ECサイト制作」
    「石川県 ECサイト制作」
    「富山県 SEO」
    「石川県 SEO」

    かなりの欲張りさんでしたね。成果につながりそうなキーワードを詰め込んだ感じです。

    正直、この頃はどのキーワードも順位がパッとしませんでした。二兎を追う者は一兎をも得ずということでしょうか。

    富山のWEBサイト制作|株式会社ルビコン(7/7~)

    リニューアルと同時にタイトルをシンプルにしました。キーワードは「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」です。ECサイト制作・SEOを外して、WEBサイト制作に特化させました。

    タイトル前半にキーワードを含めたほうが順位も上がりやすいと昔からいわれているので、社名を後ろに下げました。正直そこまで影響はないだろうと思っていますが、一度基本に戻ろうかなという程度の変更です。

    ちなみにホームページ制作ではなく「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」にした理由は、リサーチの結果から順位を上げやすいと思ったのと、キーワードを変えたときの順位変化のサンプルがほしかったからです。

    富山のホームページ制作会社|株式会社ルビコン(9/20~)

    リニューアルから2ヶ月が過ぎたタイミングで、2度目のタイトル変更です。狙ったキーワードは「富山 ホームページ制作」です。

    WEBサイト制作の順位変化サンプルが取れたのと、「富山 WEB制作」「富山 WEBサイト制作」より「富山 ホームページ制作」のほうが検索ボリュームが多いからです。

    タイトルを変えると同時に、ブログ内にあったキーワードも「富山 ホームページ制作」に変更しています。

    富山のホームページ制作・SEO|株式会社ルビコン(11/29~)

    狙うキーワードを「富山 ホームページ制作」に変えた後、検索順位がいい感じに上がってきたので、この勢いに乗ってやろうと「SEO」というキーワードを追加しました。

    そろそろSEO関連のブログも投稿しようと思っていたのもあります。

    順位はどう変わったか

    2022.7/8にサイトをリニューアルし、それ以降タイトルを2ヶ月間隔くらいで変えてきたわけですが、その影響が検索順位にどう影響したのでしょう。

    ここから、狙ったキーワードごとの順位変化を見ていきたいと思います。

    富山 ホームページ制作

    リニューアル後は、しばらく「WEBサイト制作」をメインキーワードにしていましたが、類義語扱いになっているのか、「ホームページ制作」も順位が割と上がっていました。

    タイトル変更後はブログ内キーワードも同時に変更しましたが、それ以降しばらくブログ投稿できておらず、順位もあまり変化していませんでした。

    10/10頃に少し順位が上昇したので、10/21に関連ブログを1つ投稿しました。そのタイミングで一気に順位が上がり、多少の上下はしましたが、10位以内で安定してきました。

    富山 WEBサイト制作

    以前は狙っていなかったキーワードなのでリニューアル後のデータしかないのですが、リニューアル時点での順位はGoogle58位、Yahoo!は圏外でした。

    リニューアル後はタイトルとブログ投稿したことで、一気に順位が上がりました。リニューアル1ヶ月後の8/8でGoogle、Yahoo!とも15位です。

    これ以降はブログ投稿が一時止まっており、その間はあまり順位が変わりません。

    10/21からブログ投稿を再開してからは最高8位まで上がりましたが、メインキーワードを「ホームページ制作」に変更したので、少し順位が下がり、その後は10位前後で落ち着きました。

    富山 SEO

    実験したキーワードの中で、もっとも変化があったキーワードです。

    リニューアルしたときにタイトルから外したので、順位が一気に下がり、11/2には完全に圏外まで落ちていきました。

    11/29にタイトルに「SEO」を追加し、11/30と12/1にSEO関連ブログを連続で投稿しました。結果、1週間ほど経った12/7に一気に6位まで上がってきました。

    このまま安定するかは分かりませんが、キーワードが検索順位に影響するいい例ですね。

    富山 ECサイト制作

    このキーワードはリニューアル前に順位が上昇し、大きな上下もないまま推移しています。リニューアル時にキーワードを外した後、少し順位が下がったので関連ブログを1つだけ投稿しました。

    そこまで重要視していないキーワードなので、しばらくこの状態で順位を見ていこうかなと思っています。コンテンツが少ないのに順位がそこそこの位置で安定しているのは、競合もあまりいないからでしょう。ここをピンポイントに攻めるメリットも少ないですしね。

    大きく順位が下がったら、関連ブログを少し投稿するつもりです。

    キーワードはとっても大事!

    今回の実験で思ったのは、キーワードはやっぱり大事!ということです。最初から分かってはいたのですが(笑)

    ここで大事といったのは、類義語だとしても実際に使っているキーワードで検索順位に影響が出るという意味です。

    「ホームページ制作」と「WEBサイト制作」は類義語ですが、キーワードを入れ替えた途端、順位が見事に入れ替わっています。

    似たキーワードだからどっちでもいいだろうではなく、検索ボリュームや競合をリサーチして、しっかりキーワードを定める必要があるということです。

    必要なキーワードの追加も大事です。今回の実験では「SEO」の順位が分かりやすく上下しています。完全にキーワードの設定によるものです。

    類義語でどちらを選択するか。必要なキーワードがちゃんと設定されているか。という検討・チェックは、SEOに取り組む際の重要な作業です。とくにタイトルに設定するキーワードは重要です。

    いろいろな会社のホームページを見て回ると、タイトルが社名だけになっていることが意外に多く「もったいないなー」と思います。

    もし、自社ホームページの検索順位が低い場合は、タイトルをチェックしてみてください。キーワードが入っていないなら、追加するだけで一気に順位が上がるかもしません。

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