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ホームページをリニューアルすべきタイミング
更新日:2023.12.27
公開日:2023.8.31
- ホームページ制作
- ホームページを作ってから5年以上経っている
- どんなタイミングでリニューアルすればいい?
- どうしてリニューアルする必要があるの?
ホームページの賞味期限は3~5年です。作ってから5年以上経つと「古さ」を感じさせ、使い勝手も悪くなるため、定期的なリニューアルが必要です。
本記事では、リニューアルのタイミング、リニューアルする際の注意点を解説します。
ホームページのリニューアルは、企業のブランディングや売上アップにつながる有効な施策です。
本記事で紹介したポイントを参考に、自社に最適なタイミングでリニューアルを実施してください。
リニューアルが必要になる要因
リニューアルのタイミングはさまざまな要因で訪れます。
下に挙げた要因がひとつでも該当したら、リニューアルを検討すべきです。
●作ってから5年以上経った
●アクセス数が低下している
●運用の目的が変わった
●コンバージョンが減っている
●デザインが古くなった
●機能が古くなった
●コンテンツが増えて構造が複雑になった
●表示速度が遅い
●最新のブラウザに未対応
●スマホに対応していない
●セキュリティに問題がある
ここから、それぞれの要因を詳しく解説していきます。
作ってから5年以上経った
ホームページの賞味期限は3~5年といわれています。
デザインのトレンド、必要な機能、検索意図の変化など理由はたくさんあります。
ユーザーが好むコンテンツの変化も見逃せません。YouTubeなど動画コンテンツに慣れたユーザーが増え、ホームページにも動画を載せる企業が増えました。
ホームページの印象をそのまま企業に結びつけるユーザーも少なくありません。「見にくい」「使いにくい」ホームページだと企業イメージの低下にもつながります。
時代に合わせて常に変化させることが、長く愛されるホームページに育てる秘訣です。
アクセス数が低下している
アクセス数が減少する原因はさまざまですが、とくに以下の原因が大きく関係します。
●情報が古い、更新されていない
●デザインが見にくい
●検索順位の下降
ネットでの情報集めが当たり前になり、ユーザーは鮮度の高い情報を求めるようになりました。古い情報が並び更新もなければ、ユーザーからの信頼を失いアクセス低下につながります。
情報だけでなく、デザインが古い場合も「見にくい」「使いにくい」といった印象をユーザーに与えてしまいます。一度そう認識されれば、サイトが検索結果に表示されても再アクセスはされないでしょう。
検索順位の下降も考えられます。コンテンツの追加や情報の更新をしても効果が出ない場合は、ホームページの構造自体が検索エンジンから評価されないものになっている可能性があります。
コンテンツに手を加えても検索順位が上がらないなら、リニューアルどきと判断してもいいでしょう。
運用の目的が変わった
作った当時とホームページの目的が変わったときもリニューアルのタイミングです。
例えば「認知拡大」から「販売・申し込み」といった変化です。
目的が変化したのに同じように運用していては、求める成果は得られません。
ホームページからの成果を求めるなら、戦略や目的に沿ったものにする必要があります。
コンバージョンが減っている
コンバージョンの減少も情報の鮮度が大きく関わります。すでに撤退したサービスや新しくリリースした商品・サービスが反映されていないときは、すぐに対応が必要です。
問い合わせフォームなど、コンバージョンポイントが最適化されているかも検証しましょう。
問い合わせ・資料請求・申し込みなど複数のコンバージョンに対し、同じフォームで対応しているとユーザビリティが低下し、コンバージョン率が低下します。
項目が多すぎる、エラー内容が表示されないといった、フォーム自体の利便性が関係している可能性もあります。
コンテンツ・機能ともコンバージョン獲得に対して最適化されていない場合は、早急にリニューアルを検討すべきです。
デザインが古くなった
自社のホームページを見て「なんか古臭く見えるな…」と思ったらリニューアルどきです。
ホームページのデザインは、3~4年経つと古くなります。
ブランドイメージもあるためトレンドを追いすぎる必要はありませんが、ブラウザやデバイスなど閲覧環境に合わせて、デザインも更新する必要があります。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも見やすいデザインになっているかも重要です。
あまりにデザインが古いと「変化に取り残された企業」というイメージを持たれる危険もあります。
制作から5年以上経っていると古臭さが増します。トレンドや自社が打ち出したいイメ―ジに合わせた、モバイルフレンドリーなデザインへ刷新しましょう。
機能が古くなった
制作から時間が経つと、ブラウザのバージョンによってはレイアウトが崩れる、特定なブラウザで見れなくなるといった不具合が起こります。
ブラウザの機能が更新されることで、ホームページが正しく機能しなくなることもあります。
今使っている機能が、今後もあり続けるとはかぎりません。
ブラウザのアップデート、サポートなどの関係で機能が動作しなくなるといった不具合は、どんなに作り込んだホームページでも起こりえます。
サポートされていない機能を使い続けるとセキュリティ上のリスクも生じるため、改修が必要になります。
コンテンツが増えて構造が複雑になった
コンテンツの更新を続けていると情報が散らかったり重複したりして、構造が複雑になりがちです。
情報を整理されていないと、ユーザーが求めている情報を見つけにくくなり、離脱される可能性が高くなります。
コンテンツが増えすぎた、あるいは複数の目的が混在している場合には、ホームページを分けることで効果的にリニューアルできます。
会社紹介や商品紹介などはコーポレートサイト、採用に関する情報はリクルートサイトというように分ければ、ユーザーは求める情報をすぐに見つけられます。
表示速度が遅い
表示速度はユーザビリティ、SEO両面に大きく影響します。
せっかくアクセスされても、表示が遅いとユーザーはホームページから離脱してしまいます。また、Googleは極端に表示速度のホームページは評価されにくくすると発表しており、SEOでも不利になります。
どんなに魅力的なコンテンツでも、見られなければ意味がありません。
表示に5秒かかると離脱が90%増えるというデータもあるため、5秒以上かかるのであれば早急な改善が必要です。できれば3秒以内を目指しましょう。
作った時期、使用しているシステムやサーバーによっては、どんなに手を加えても改善できない場合があります。
そのときは、システムやサーバーも含めた全面リニューアルを検討する必要があります。
最新のブラウザに未対応
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザは、定期的にバージョンアップされます。
バージョンアップに対応していない機能を使っていると、ホームページが正常に表示されないことがあります。
ECサイトや予約サイトなど、売上に直結するサイトの機能はとくに注意しましょう。
サポート終了などでブラウザに対応できない機能がある場合は、即リニューアル案件です。
スマホに対応していない
スマホ対応になっていない場合は、即リニューアル案件です。
近年では、パソコン・スマートフォン・タブレットなど幅広いデバイスに合わせて表示を最適化する「レスポンシブWebデザイン」が求められます。
とくに、多くのユーザーが検索に使用するスマートフォンに対応していないと、非常に見にくく使い勝手も悪くなるため、大きな機会損失を生みます。
大規模なリニューアルが難しい場合でも、スマホ対応だけは実装しましょう。
ただし、デザインや制作に使っているツールによっては、スマホ対応のみのリニューアルが難しいことがあります。
セキュリティに問題がある
利用しているシステムや機能のバージョンが古くなると、セキュリティ上のリスクが高まります。
とくに、システムを利用して個人情報を管理している場合は、情報流出など取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があります。
デザインやコンテンツも大切ですが、セキュリティに関するアップデートは、必ず定期的におこなってください。
定期的なリニューアルが必要
ホームページはデザイン・コンテンツ・機能など、さまざまな要因で定期的なリニューアルが必要です。
同時に、ブランディング・集客・売上増・ユーザビリティ向上を目指すうえでメリットの多い施策でもあります。
この記事で紹介した要因がなくても、課題や問題点がないか常に意識し、積極的な改善を続けましょう。