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    ホームページ制作のヒアリング|何を聞かれ、どこまで準備する?

    更新日:2026.10.15

    公開日:2022.8.05

    • ホームページ制作
    こんな方におすすめの記事です
    • どうせ作るならクオリティを高くしたい
    • ホームページ制作の最重要プロセスは「ヒアリング」
    • 依頼する前に決めておいた方がいいことは?

    ホームページ制作を相談するとき、「何を聞かれるのか」「どこまで決めておけばよいのか」と迷うことはないでしょうか。デザインや必要なページをうまく説明できず、打ち合わせに不安を感じる方もいるはずです。

    ヒアリングでは、制作の目的、届けたい相手、予算・納期、掲載内容や運用方法などを確認します。自社の現状と外せない条件を整理し、専門的な設計は制作会社と相談しながら決めるのが基本です。

    この記事では、主な質問とその理由、依頼前に準備する情報、認識のズレを減らす伝え方を解説します。未定の項目があっても、何を用意して相談すればよいかが分かります。

    ルビコンでは、初回打ち合わせからディレクターが目的や課題を伺います。自社の要望をどう整理すればよいか迷っている方も、ホームページ制作についてご相談ください。

    制作前の悩みに

    目的を整理する制作相談

    事業の課題や希望を伺い、目的に応じた制作内容をご提案します。

    ホームページ制作のヒアリングで目的と判断基準を共有する

    ホームページ制作の目的、届けたい相手、条件を共有し、構成やデザインの判断基準につなげる流れ。

    ヒアリングは、制作会社が依頼者の事業や課題を聞き取り、ホームページの方向性を一緒に整理する工程です。目的・利用者・条件を共有することで、構成やデザインを選ぶ基準ができます。

    目的と利用者が決まると必要な内容を選べる

    同じ会社のホームページでも、問い合わせを増やす場合と採用を強化する場合では、優先したい情報が変わります。たとえば、次のように考えられます。

    問い合わせにつなげたい場合
    商品やサービスの特徴に加え、依頼できる内容や相談までの流れを示す方向が考えられます。訪問者が問い合わせる前に知りたい情報を整理し、相談先へ進める構成を検討します。
    採用に役立てたい場合
    仕事内容や働く環境、求める人物像などを伝える方向が考えられます。求職者が応募を判断できるように、企業側が伝えたい魅力と、応募前の疑問を組み合わせます。
    会社への理解を深めたい場合
    事業内容、対応できる仕事、会社の考え方などを伝える方向が考えられます。初めて会社を知る人が事業の全体像をつかめるように、掲載する情報の順序を検討します。

    こうした方向性を合わせるために、「ホームページを作ること」から一歩進めて、「誰に、何を知ってもらい、どう行動してほしいか」まで伝えることが大切です。

    要望の背景を共有すると認識のズレを減らせる

    要望の言葉だけでは、制作会社と同じ完成像を思い浮かべているとは限りません。ヒアリングでは、その要望が出てきた背景も共有します。

    抽象的な言葉の意味を合わせる
    「信頼感があるデザイン」でも、落ち着いた配色を想像する人も、実績が詳しく載った内容を想像する人もいます。参考になる画面や伝えたい印象を添え、どの点を重視するか説明します。
    要望の優先順位を合わせる
    ページや機能を増やしたい希望と、予算や公開日の条件が両立するかは検討が必要です。必ず実現したいことと、条件が合えば取り入れたいことを分けておくと、提案を判断しやすくなります。
    未定の内容を明らかにする
    社内確認が済んでいない要望を確定事項として伝えると、後から前提が変わるおそれがあります。仮の希望や相談事項はそのまま伝え、何を決める必要があるかを一緒に整理します。

    ヒアリングだけで手戻りをなくせるわけではありませんが、判断の基準を早い段階で共有することは、制作途中の行き違いを減らす土台になります。

    ヒアリングで確認される主な項目と制作への関わり

    ヒアリングの主な確認項目が、制作目的や情報の優先順位、範囲、分担にどう関わるかを整理。

    確認する項目や順番は制作会社・案件によって異なります。ここでは、事前整理に使いやすいように、主な内容を制作上の判断と結び付けて紹介します。

    事業・強み・現状から制作目的を具体化する

    制作会社は、事業の特徴と現在の課題を把握するために質問します。新規制作なら今の営業や広報の状況を、リニューアルなら既存サイトの困り事も伝えましょう。

    事業や商品・サービス
    誰に何を提供しているか、特に力を入れたい事業は何かを説明します。複数の事業がある場合は、今回のホームページで中心に据えたい内容も伝えると、どの事業を詳しく紹介するか相談できます。
    自社の強みや選ばれる理由
    対応の丁寧さ、得意な仕事、顧客から評価される点などを、実際の仕事に沿って伝えます。強みを一言にまとめられなければ、顧客によく喜ばれる場面や、相談される内容から話しても構いません。
    現在の課題
    「サービスの違いを説明しにくい」「採用情報が十分に伝わらない」など、困っていることを具体化します。既存サイトがあれば、残したい点と変えたい点を分けると、改善の対象を考えやすくなります。
    制作によって実現したい状態
    問い合わせ、認知、採用などの目的を伝えます。件数などの目標がある場合は現状も共有し、数字を把握していない場合は、どのような相談や応募を増やしたいかを説明します。

    目標の数字を無理に作る必要はありません。把握できている事実と期待を分けて話すことで、制作会社と現実的な目標や確認方法を検討できます。

    ターゲットと期待する行動から情報の優先順位を決める

    ターゲットとは、ホームページを主に見てほしい相手です。現在の顧客と今後増やしたい顧客が違うなら、その違いも共有します。想定する相手と行動による整理例は、次のとおりです。

    想定する相手知りたい情報の例期待する行動の例
    初めて依頼を検討する企業担当者対応できる仕事、実績、相談の流れ問い合わせや資料請求
    商品・サービスを比較している人特徴、選ぶ理由、利用方法詳細確認や相談
    応募を検討する求職者仕事内容、職場の雰囲気、募集条件募集内容の確認や応募

    複数の相手に見てもらいたい場合も、すべてを同じ優先度にする必要はありません。今回の制作目的に照らし、最も重視する相手を伝えて、ほかの情報への案内方法を相談します。

    予算と納期は上限・希望・理由を分けて伝える

    予算と納期は、実現する範囲や進め方を検討するための条件です。金額や日付だけでなく、どの程度動かせる条件なのかも共有しましょう。

    予算の目安と上限
    希望額と超えられない上限を区別します。また、予算に原稿作成や撮影、公開後の管理費まで含めたいのかを伝えます。未定なら、必要な内容を相談したうえで概算を聞き、社内検討に進む方法もあります。
    公開したい時期と理由
    展示会、新サービスの開始、採用活動など、公開日を決める背景を説明します。必須の公開日なのか、できれば合わせたい希望日なのかを明らかにすると、制作範囲と日程を一緒に検討できます。
    社内確認や素材準備の日程
    原稿の確認、写真の準備、上長の承認に必要な時間も伝えます。制作会社側の作業だけで公開日を決めず、自社が対応できる時期を含めて進行を相談します。

    希望する内容と条件が合わない場合は、優先度の低い内容を見直すなど、何を調整できるかを確認します。見積りを受け取る際も、金額に含まれる作業範囲を合わせて読むことが大切です。

    デザイン・ページ・機能は目的に照らして相談する

    完成したデザインやページ構成を、依頼前に作り込む必要はありません。利用者に伝えたい情報と、サイト上でできるようにしたいことを持ち寄ります。

    デザインの方向性
    参考サイトがあれば、配色、写真の使い方、文字の読みやすさなど、参考にしたい点を説明します。自社の色やロゴの使用ルール、避けたい印象も共有し、目的や見てもらう相手に合う表現を相談します。
    掲載したい情報とページ
    会社概要やサービス紹介などの希望を挙げつつ、各ページで何を伝えたいかを説明します。ページ名が浮かばなくても、顧客からよく聞かれる質問や、営業時に説明している内容を伝えれば、構成の相談材料になります。
    必要な操作や機能
    問い合わせ、予約、お知らせ更新など、利用者や担当者が行いたい操作を伝えます。特に予約なら、単に相談を受け付けたいのか、空き状況を見て予約を確定したいのかで希望が異なるため、使う場面まで説明しましょう。

    参考サイトは、気に入った理由を伝えるための材料です。サイト全体の再現を前提にせず、自社の条件に合う形で取り入れられるかを制作会社へ確認します。

    素材と公開後の管理体制も制作範囲に関わる

    制作に使う情報や、公開後の更新担当によって、必要な準備や依頼する作業も変わります。担当者だけでは分からない部分は、社内や現在の管理先へ確認する事項として残しましょう。

    ロゴ・写真・原稿
    すぐ渡せるもの、一部あるもの、これから用意するものを分けます。足りない写真の撮影や文章作成を依頼したい場合は、その希望を伝え、対応範囲・費用・準備日程を確認します。
    更新する内容と担当者
    お知らせ、事例、採用情報など、公開後に誰が何を更新したいかを伝えます。自社で変更する部分と制作会社に依頼する部分を整理し、更新方法やサポート内容を相談します。
    既存サイトの管理状況
    リニューアルでは、現在のサイトの管理先や契約担当者を確認します。サイトのアドレスの基礎となる名前がドメイン、サイトの情報を保管・配信する先がサーバーです。どこで管理しているか不明なら、その状態を伝えて必要な確認を依頼しましょう。

    原稿や写真が不足していても、不足している内容が分かれば分担を相談できます。誰がいつまでに用意するかを決めることが、制作を進める準備になります。

    依頼前は自社の事情を整理し設計は相談して決める

    依頼前に自社で整理する情報と、制作会社と検討する内容を分け、確定・仮・未定を共有する方法。

    ヒアリング前に優先したいのは、自社で把握できる事実や制約の整理です。ページの分け方や技術的な実現方法は、目的と条件を踏まえて制作会社と検討できます。

    事前に整理することと相談できることを分ける

    打ち合わせの準備は、すべての答えを確定させる作業ではありません。自社から持ち寄る情報と、提案を受けながら決める内容を分けると、次のようになります。

    項目自社で整理しておきたい情報制作会社と検討できる内容
    目的困り事、実現したい状態、優先順位サイトで対応する課題と確認方法
    ターゲット今の顧客、増やしたい顧客、商圏主に届ける相手と伝え方
    予算目安、上限、社内承認の状況予算内で優先する制作範囲
    納期希望日、必須日、その理由作業工程と公開までの日程
    デザインロゴや色のルール、参考とその理由具体的な配色や画面の見せ方
    ページ・機能伝えたい情報、実現したい操作ページ構成、必要な機能と実現方法
    素材・更新手元の資料、準備できる人、更新担当不足素材の作成分担や更新の仕組み

    未定の項目は、未定である理由や確認先も添えておきます。たとえば「予算は上長の確認前」「必要な機能は提案を聞いて判断したい」と伝えれば、次に決めることを明確にできます。

    資料は手元にあるものと不足状況をまとめる

    新たな資料を一式作る前に、すでに社内で使っている資料を集めてみましょう。制作会社が事業や希望を理解する助けになります。

    会社案内・営業資料・商品資料
    事業内容やサービスの特徴を説明するために使います。情報が古い場合は、変更する箇所を伝えましょう。資料に載っていない強みや仕事の進め方があれば、打ち合わせで補足します。
    既存サイトと問い合わせ・訪問状況
    リニューアルでは、現サイトと困っている画面を共有します。問い合わせ件数や、サイトへの訪問状況が分かる資料があれば用意します。数字が不明な場合は、推測で埋めずにそのまま伝えましょう。
    参考サイトと自社の素材
    参考にする箇所をメモしたサイト情報と、ロゴ、写真、掲載予定の文章をまとめます。素材は完成度よりも現在の準備状況が分かるようにし、追加で必要なものを相談します。
    社内の希望と確認事項
    営業や採用などの関係者から出た希望をまとめます。意見が分かれている点を隠さず、担当者だけでは判断できない内容や、上長の確認が必要な条件も書き添えます。

    資料の量を増やすことよりも、「何を説明する資料か」「どこが最新情報か」を示すことが役立ちます。手元に資料が少なくても、現在の困り事と相談したい内容から整理を始められます。

    社内の優先順位を合わせてヒアリングメモを作る

    社内の希望をそのまま並べるだけでは、制作会社も何を優先すべきか判断しにくくなります。打ち合わせ前に、次の順で整理しておきましょう。

    1. 関係部署や上長に、現状の困り事とホームページで実現したいことを聞く。
    2. 集めた希望を制作目的と照らし合わせ、今回優先するものを整理する。
    3. 必須条件と、予算・日程に応じて検討できる希望を分ける。
    4. 最終的に判断する人と、担当者が決められる範囲を確認する。
    5. 各項目を確定・仮・未定に分け、相談したいことをメモする。

    意見がまとまらない場合も、まとまっていない点を共有して構いません。メモは次のように、事実と希望の状態が分かる書き方にします。以下は記入例です。

    目的の記入例
    「営業時にサービスの違いを説明する負担があるため、初めての人にも内容が伝わるサイトにしたい。問い合わせも増やしたいが、まずは説明不足を解消することを優先する」と、背景と順序を添えます。
    未定項目の記入例
    「事例紹介を載せたいが、原稿は未準備。素材を集められるか営業担当へ確認し、制作会社には構成と作成支援を相談したい」と、希望・不足・次の確認先を分けて残します。

    打ち合わせと終了後の確認で認識のズレを防ぐ

    要望の理由を伝え、決定事項と宿題、見積りの範囲、変更時の費用と日程を確認する五つの流れ。

    準備した情報は、ヒアリングで背景を説明して初めて伝わる部分もあります。打ち合わせ後は、話した内容が提案や見積りにどう反映されたかまで確認しましょう。

    要望は実現したいことと理由をセットで伝える

    「お任せしたい」「使いやすくしたい」という希望にも、理由を加えると提案の判断基準が生まれます。次のように、困っている場面と望む状態を組み合わせます。

    「かっこよくしたい」と伝える場合
    「専門性を伝えて初めての取引先にも安心して相談してもらいたい。参考サイトの落ち着いた色と写真の見せ方が近い」と説明する方法があります。見た目の好みと、相手に与えたい印象を結び付けます。
    「ページを増やしたい」と伝える場合
    「商談前にサービスの違いを理解してもらいたいので、それぞれの内容を詳しく伝えたい」と目的を説明します。独立したページが必要か、同じページ内で整理できるかも含めて提案を求められます。
    「自分たちで更新したい」と伝える場合
    「担当者がお知らせと事例を追加したい。ページ全体のデザイン変更は制作会社へ依頼したい」と、更新する対象を説明します。どの操作を自社で行うかが明確になり、必要な仕組みを相談できます。

    説明が難しいときは、「なぜそれが必要か」を一つ添えるところから始めましょう。専門用語が分からない場合は、説明や具体例を求めて、理解できた内容を自分の言葉で確認します。

    決定事項・宿題・見積りの範囲を文書で確認する

    打ち合わせを終えたら、話したことすべてが決定事項になっていないか確認します。口頭のやり取りを文書に残し、提案を受け取ったときの比較材料にしましょう。

    1. 決定した目的・ターゲット・必須条件をメモにまとめ、制作会社と認識を合わせる。
    2. 未決定の内容と宿題について、確認する人、用意する資料、回答期限を決める。
    3. 構成案・見積り・日程を受け取ったら、優先した要望がどこに反映されているかを確認する。
    4. 原稿作成、撮影、機能、更新支援などが見積りに含まれるかを確認し、不明点を質問する。
    5. 修正の扱いや、要望を追加・変更したときの費用と日程の確認方法をすり合わせる。

    「希望として話したこと」と「今回の制作範囲として決まったこと」を区別するのが要点です。理解が違う部分があれば、そのまま進めず、どこまで依頼するかを改めて確認します。

    まとめ|ホームページ制作のヒアリングは目的と条件の整理から

    ホームページ制作のヒアリングでは、事業や目的、届けたい相手、予算・納期、デザイン、ページ・機能、素材や管理体制を確認します。これらを共有することで、必要な内容と制作範囲を一緒に判断できます。

    依頼前は、自社の現状、優先したい目的、外せない条件、手元にある資料を整理しましょう。具体的な設計が未定なら、決まっていないことを相談事項として伝えれば構いません。

    まずは関係者の希望を集め、確定・仮・未定に分けたメモを作るところから始めてください。打ち合わせ後に決定事項と宿題を文書で確認することまで含めて進めると、目的に合うホームページづくりを進めやすくなります。

    整理した目的や条件をもとに制作を相談したい方は、ルビコンへお問い合わせください。企画から公開後の運用・改善まで、事業に合うホームページづくりを支援します。

    準備から次の一歩へ

    事業に合うサイトづくり

    企画・制作から公開後の運用・改善まで一貫して支援します。

     

     

     

     

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