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「ペルソナ設計」でホームページの訴求力を高めよう

2022.8.19

  • ホームページ制作

皆さんはペルソナという言葉をご存じですか?
某有名ゲームのタイトルではございません。

「サービス・商品を使うユーザーの典型」のことで、マーケティングの場では、ターゲットとなる顧客の特徴を詳細にまとめたキャラクターとして使われます。

もっぱらリアル世界のマーケティングで使われる概念ですが、ホームページ制作においてもペルソナ設計が重要なポイントになります。

コーポレートサイトはある程度幅を持たせる必要はありますが、LPなどで特定のサービスや商品を訴求する場合は特に重要です。

ペルソナを作り込めば訴求ポイントが見えてきます。訴求ポイントが見えれば、作るべきコンテンツも見えてきます。

この流れに沿って作られたコンテンツは、ただそれっぽく作られたコンテンツに比べ、間違いなくユーザーの心に刺さるものになります。

ホームページで成果を生み出すなら、ペルソナをしっかり設計する必要があります。

ペルソナとターゲットはなにが違う?

ペルソナとあわせてよく耳にするのがターゲットという言葉です。
よく混同されますが、ターゲットはある程度幅を持たせた属性としてまとめたものです。
対してペルソナは、ターゲット像を深堀して個人にまで落とし込んだものを指します。

といっても、よく分からないですよね。
なので、平屋物件を販売するLPのターゲットとペルソナを例えとして作ってみました。

 

●ターゲット
・40~50代男性
・〇〇市在住
・住宅に興味がある

 

コーポレートサイトなどは、これくらい幅を持たせることが多いです。
これでも年齢・性別・地域・関心はターゲティングできています。

これを


↓ グーン


と深掘りしたのがペルソナです。

 

●ペルソナ
・57歳男性
・〇〇市在住(〇〇市〇〇駅まで電車通勤)
・夫婦と23歳の息子(三男)と30年前に購入した一軒家で同居中
・長男と次男は結婚して遠方で暮らしている
・三男が結婚して家を出る。今の家は夫婦2人で暮らすには広すぎる ← 悩み
・年収500万円で新築を買いたい ← 予算感
・今の立地からあまり離れたくない(通勤に便利、周辺施設も充実) ← 希望

 

ターゲットを絞り込み悩みや希望、予算感などが明確になりました。
それらに訴求できるポイントをあぶり出せば、より訴求力の高いコンテンツを作ることができるでしょう。

ペルソナを作るメリット

ペルソナを設定するメリットはたくさんありますが、大きく下の3つに分けられます。

ユーザー視点になれる

ペルソナをしっかり設計すれば、よりユーザーの視点に立ったホームページを作ることができます。
ユーザー視点でコンテンツを創れば、ニーズにより的確に応えられます。
ユーザーに寄り添ったホームページになれば、顧客満足度が向上し、認知・ブラディング・売上増といったメリットも生まれやすくなるでしょう。

認識を統一できる

ペルソナがあると、担当者間での認識を統一することができます。
依頼元であれば担当者・上司・最終決裁者、制作会社であればディレクター・デザイナー・マーケッターなど、ホームページ制作にはたくさんの人が関わります。
関わる人の認識を統一すれば、制作やマーケティングを効率的に進めることができます。

制作を本格的にスタートする前に担当者間で認識を統一することで、無駄な作業・コストの削減・制作過程でのトラブルの防止にもつながります。

方向性を定めやすくなる

ペルソナ設計でターゲット像を共有できれば、担当者間の意見がまとまりやすくなります。

ターゲット像が曖昧だと、ホームページやマーケティングの方向性が定まりませんし、制作中に意見が食い違う、作業の巻き戻しが発生するといったデメリットも生まれやすいです。
スムーズに、スピーディーに、質の高いホームページを作るためにもペルソナの設定は必要です。

ペルソナを設計するために必要な項目

ペルソナ設計に必要な設定

ユーザー像をよりリアルなものにするためには、より深掘りしたペルソナ設計が必要です。

ここから、ペルソナを設計するために必要な項目を紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

名前

ペルソナに名前?と思うかもしれませんが、複数のペルソナを立てるときは付けておきましょう。
いい名前が浮かばなければ一郎・次郎・三郎とか、A子・B子・C子とかでもいいと思います。
名前に紐づけて設定を覚えやすいですし、担当者間で共通の認識を持ちやすくなります。

年齢

デザインやコンテンツに直接影響するのが年齢です。
年齢が違えばデザインも変わりますし、テキストをしっかり書くか簡単にまとめるかなども変わってきます。

性別

年齢同様、デザインやコンテンツに影響します。
デザインはもちろんですが、男性であれば数字やデータ、女性であればビジュアルなど、コンテンツごとの訴求力も違ってきます。

居住地

生活環境の違いで必要なコンテンツ、いい換えれば訴求ポイントが変わります。

家族構成

未婚・既婚・子供の人数と性別などを設定します。
パートナーが変われば行動に差が出ますし、子供の独立など予想されるライフイベントによっても訴求ポイントが変わります。

仕事内容

勤める会社の規模や役職などで考え方や視点、行動が変わります。

収入

食や趣味などに使うお金や、生活水準が変わります。
家など大きな買い物をするときの予算感なども洗い出せます。

休日の過ごし方

アウトドアなのかインドアなのかや、スポーツ・釣り・ゲームなどの趣味の違いも、訴求ポイントの違いになります。

ITリテラシー

年齢や性別と同じく、デザイン(特に導線設計)に影響します。
自社のターゲットがスマホ世代なのか、PC世代なのか、そもそも機器全般が苦手な人が多いのか。
この要素をペルソナ設計に組み込むことで、よりユーザーに寄り添った設計が可能になります。

抱えている問題

どんな悩みを抱えているかを可視化します。
そうすることで、自社の商品やサービスをユーザーと結び付けやすくなります。

自社サービスで解決できる点

自社の商品やサービスだからこそ、抱えている問題を解決できるという理由を明確にします。
この点を充実させれば、競合他社との差別化にもなります。

ペルソナを設計しよう

ペルソナの設計

情報を集める

できるだけリアルなペルソナを作るため、まず大まかな設定をしてから情報を集めましょう。

インタビューやアンケート、アクセス解析などが主な情報源です。
実店舗があればスタッフ、企業なら営業職の人にヒアリングするのもいいでしょう。
顧客からの質問などもいい情報源です。

集めた情報からペルソナのベースを作る

集めた情報を、設計に必要な項目ごとに箇条書きします。
箇条書きした情報を元にペルソナを実際に作ってみます。
先ほども登場しましたが、これがペルソナになります。

 

●ペルソナ
・57歳男性
・〇〇市在住(〇〇市〇〇駅まで電車通勤)
・夫婦と23歳の息子(三男)と30年前に購入した一軒家で同居中
・長男と次男は結婚して遠方で暮らしている
・三男が結婚して家を出る。今の家は夫婦2人で暮らすには広すぎる ← 悩み
・年収500万円で新築を買いたい ← 予算感
・今の立地からあまり離れたくない(通勤に便利、周辺施設も充実) ← 希望

ストーリで肉付けしてリアルなユーザー像に

ペルソナのベースができたら、ユーザー像をよりリアルにするためにストーリーで肉付けします。

例から考えるなら、こんなストーリーが考えられます。

 

24歳で結婚し、3年後に長男を授かった。それから3人の子宝に恵まれ、夫婦仲も良好。

子供がそれぞれ独立し、これからは夫婦水入らずの生活が始まる。

30年前に購入した家もだいぶ傷みが出てきたし、造りが古く階段も急で、これから体力が落ちてくると2階に上がるのもしんどそう。

部屋も余っているし、2人で暮らすにはちょっと広いし、思い切って家を建てる?

ただ、まだ定年には少しあるし、通勤に便利な立地は捨てがたい。周辺施設も充実しているし、慣れ親しんだ土地を離れるのも不安だな…

というわけで、「〇〇市 平屋 2人暮らし 新築」と検索してみた。

 

こんな感じでペルソナを肉付けしていけば、訴求ポイント・デザイン・コンテンツもより明確になります。

ペルソナ設計はとっても重要

ペルソナを設計することは「ユーザー視点で質の高いホームページづくり」「担当者間の認識統一」「スムーズでスピーディーな進行」につながります。

また、ユーザーニーズが多様化している中、ホームページで成果を生み出すには、ニーズを的確に読む必要があります。
ペルソナを活用することで、まだ見えていないユーザーニーズが見つかるかもしれません。

ペルソナ設計は簡単ではありませんが、より成果を生み出すホームページを作るためにも、しっかり作り込んでみてください。