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採用サイトを制作するメリットと必要なページは?
更新日:2024.6.21
公開日:2022.11.30
- ホームページ制作
- 求人は出しているけど応募がなかなかこない
- 求人サイトを作りたいけど、どんなページがあれば応募が増える?
- 求人にかかる負担を減らして本来の業務に集中したい!
時代が移り変わり、就職活動の方法もアナログからデジタルに変わりました。
会社説明会の予約、エントリーシートの提出、企業とメールでのやり取りなど、今ではネット環境がなければ就活なんてできない状態です。
そんなデジタル就活時代に重要度を高めているのが「採用サイト」です。
少し前はインディードなど就職情報サイトが情報収集の主な手段でしたが、今では採用サイトが企業研究にもっとも活用されるツールになっています。
引用 : 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ「採用ホームページに関する調査」
上図を見ると、2021年卒者の95%以上が採用サイトを閲覧しています。採用サイトの重要性が分かる調査結果です。
すごいですね。時代が変わりましたね。私の初めての就活時は紙媒体がメインで、ちょっとデジタル要素が入ってきた時代です。
就職氷河期に突入し、どこでもいいから内定がほしいという感じで、情報を見ながらじっくり考える余裕はなかったです。いや~懐かしい。
ちなみに、昔は企業カタログを見て資料請求していたらしいです。分厚い電話帳のようなカタログから興味のある企業を探していたんです。今では考えられませんよね。
作るメリットは
採用サイトを作るメリットはたくさんありますが、大きく分けると5つになります。
・採用情報を盛りだくさんに ・求職者の志望度を高められる ・応募の窓口を増やせる ・採用コストを削減できる ・入社後のミスマッチを防げる |
「求職者の志望度を高められる」「入社後のミスマッチを防げる」が大きなメリットです。
会社を知ってもらうことで「この会社で働きたい!」という求職者を集められ、入社後のミスマッチを防ぐことで離職率の低下も見込めます。
意欲が高く、会社に貢献してくれるであろう人材に長く働いてもらえる。採用活動の結果としてはベストに近いのではないでしょうか。
採用情報を盛りだくさんに
採用情報は、求職者がエントリーするか決める大切な判断材料です。
給与や休日、業務内容など、自分が求める基準を満たしているか確認できなければ、求職者が応募するには至りません。
採用サイトは画像や文字数制限がないため、社員トークや仕事風景など、好きなコンテンツを載せられます。
求職者の志望度を高められる
採用サイトは掲載する情報の自由度が高いため、求人媒体よりも自社のビジョンや事業内容、社風を分かりやすく・魅力的に発信できます。
イメージ動画や先輩社員のインタビュー動画を利用して志望度を高めれば、「この会社で働きたい!」という気持ちが生じやすくなるでしょう。
入社後のミスマッチを防げる
企業理念や業務内容、社員インタビューなどコンテンツを充実させることで、求職者は待遇や労働条件などの表面的な部分だけでなく、社風や文化など内面的な情報が得られます。
会社を深く知ってから応募するか判断するため、志望度の高い人材が集まりやすくなります。
情報を広く開示することで入社後のギャップやミスマッチを防ぐことができ、早期の離職率低下も期待できます。
応募の窓口を増やせる
求人情報サイトやフリーペーパーなどに加え、採用サイトという採用窓口が1つ増えることになります。
一度作ってしまえば、募集要項などを自由に更新でき、載せる情報量に制限がないため、非常に使いやすい採用ツールとなります。
応募内容が毎年あまり変わらないのなら、少し改修するだけで使い続けられるのも大きなメリットです。
採用コストを削減できる
採用サイトで採用人数を確保できるようになれば、求人広告費や人材紹介会社への紹介料、資料作成にかかる人件費などの削減につながります。
採用サイトでかかるコストは基本的にドメイン・サーバーなどの維持費、情報の更新時に制作会社へ支払う作業費くらいです。
それほど頻繁に更新する情報もないと思うので、ほとんどの場合は前出のコストに比べ小さい額で収まるでしょう。
必要なページは?
採用サイトに必要なページとはどういうものか。
一般的に作られるページをまとめたので、参考にしてみてください。
必ず作りたいページ
作りたいというか、作るべきページですね。
自社をしっかり知ってもらうためには、最低限これくらいのページは必要です。
サムライト株式会社の調査では、新卒では「給与・福利厚生」「業務イメージ」、中途では「給与・福利厚生」「労働環境」「社風・カルチャー」がもっともニーズの高い情報となっています。
出典 : PR TIMES
これらのページは、内容をしっかり作り込んでおきましょう。
事業内容
どのような事業があるかも大切な情報です。特定の事業から自社に興味を持つ求職者もいるかもしれません。
ただ、実際に働き出すと事業を横断することも珍しくありません。そのため、事業の全体像や事業同士の関わりなどを知ったうえで、自分が活躍できるイメージを持ってもらえるような情報を掲載しましょう。
経営理念・ミッション
経営理念やミッションは、自社がどんな未来を描いているかを表します。求職者が経営理念やビジョンに共感した状態で入社すると、離職率低下や今後の活躍につながります。
気を付けることは、経営理念やミッションは社外の人から見たとき、どんなことを目指しているか、それに向けた取り組みなどが見えにくいということです。そのため、具合的な数値目標を一緒に掲載するなどの工夫が必要です。
詳しい仕事内容・福利厚生
詳しい仕事内容、福利厚生は採用サイトの必須ページです。
どんな事業があるか分かっても、具体的な仕事内容が分からなければ求職者は興味を持てません。休日日数、初任給・給与なども必要です。これらの情報は、求職者の目に止まるように掲載しましょう。
募集要項に関しては、以下の項目はしっかり網羅しておきましょう。
・募集条件 ・募集している職種 ・給与 ・休日 ・勤務時間 ・保険 ・福利厚生 |
応募者へのメッセージ
自社がどんな人材を求めているか、どんなことを期待しているかなど、メッセージとして掲載します。
また求職者に向けた代表メッセージも、親近感や共感を得られやすいコンテンツです。
どんな人に働いてほしいか、どんな未来を作っていきたいか、入社することでどう成長できるかなど、将来を具体的にイメージできる内容にしましょう。
会社の風土や雰囲気
入社後にほとんどの時間を過ごすオフィスの様子も、求職者にとっては重要なポイントになります。
ほかにも、どんな雰囲気でメンバーが働いているか、どんな社風なのかが伝わるコンテンツにしましょう。
+αのページ
必須ページではありませんが、しっかり作ることで求職者の興味を引き、入社後のイメージづくりにも役立ちます。
まず作るべきページをしっかり作り、そのうえでサイトのポテンシャルを伸ばしていきましょう。
社員紹介・メッセージ
実際に働いている先輩社員のメッセージやインタビューを掲載すれば、会社のイメージを掴みやすくなります。
複数の業種を募集しているなら、それぞれの職種で働いている社員を掲載するといいでしょう。
キャリア紹介
キャリアパスを掲載することで、自分がどのように成長でき、どんなキャリアを描けるかが分かります。
新卒・中途に関わらず、すべての求職者にとって重要なポイントになるため、できる限り掲載しましょう。
1日の流れ
出社から退社まで、1日の流れを紹介します。できれば、退社後のリラックスタイムをどう過ごしているかも掲載したいところです。
動画
ページではありませんが、イメージ動画を載せておくのは非常に有効です。
動画は文字に比べ5000倍の情報伝達力があるといわれます。どんな会社か、どんな働き方があるのかを動画で伝えられれば、求職者を強く惹きつけられるでしょう。
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【事例】弊社制作の採用サイト
上庄電気工事株式会社 様
富山達観建設株式会社 様
中西電業株式会社 様
採用サイトはメリットがたくさんある
採用サイトは、自社の魅力や各種情報を求職者に向けて自由に発信できるなど、採用活動において大きなメリットを持ちます。
応募数の増加・志望度の向上・ミスマッチ防止など直接的に働くメリットもあれば、採用担当者の人件費・資料作成などコストカットなど、間接的なメリットもあります。
求職者の視点でニーズを捉え、インパクト・分かりやすさ・魅力を持ったコンテンツを提供できれば、採用活動の成功率は大きく向上するでしょう。
ぜひ今回の内容を参考に、自社の魅力をしっかり伝えられる採用サイトを作ってみてください。