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パーソナルジム・フィットネスジムで有効なWeb集客・オフライン集客方法は?
更新日:2023.12.28
公開日:2023.7.25
- マーケティング
- ホームページへの集客がうまくいかない
- 競合他社に差をつけたい
- リピーターを増やしたい
競合が激しいスポーツジムにとって、集客は大きな課題です。
「どうすれば多くの人に来てもらえるか?」「競合他社と差別化するには?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
集客を成功させるには、オンライン・オフラインをうまく組み合わせ、ターゲットに適した方法でアプローチする必要があります。
本記事では、スポーツジムが効果的に集客する方法をオンライン・オフラインに分けてご紹介します。
自社に適した集客方法を実践することで、集客を成功させる戦略を立てることができます。
ジム集客のコツ
ターゲットを明確に
どの媒体を使うにしてもターゲットの明確化は必要です。
誰でもいいから集客したいという考えでは、誰の心にも響かない集客になってしまいます。
ターゲットが男性なのか女性なのか、年齢層によってもアプローチの内容がまったく違ってきます。
自店のサービス・設備がどんなターゲットに向いているかを分析したうえで、どんな人に来てもらいたいかを検討しましょう。
・性別
・年齢
・顧客層(社会人、主婦、学生など)
・来店してほしい曜日
・強化したい時間帯
・目的(ダイエット、筋力アップ、運動不足解消、ヨガなど)
など
集客エリアを絞る
Web・オフラインとも、集客を成功させるために重要なのが「集客エリア」の設定です。
狭すぎると集客効果が薄れ、広すぎても広告費が高騰するなどデメリットが生じます。
一般的にジムの商圏は都市部で1~2km、地方であれば車で10分ほどです。
立地や競合店の分布によって多少変わりますが、集客効果を高めるには集客エリアを適切に設定することが大切です。
競合店との差別化
会員を増やすなら競合との差別化は欠かせません。
「このジムに通いたい!」と思ってもらうには、競合店にはない独自の強みやサービスを打ち出し、広く認知してもらう必要があります。
・女性専用スペースがある
・一人ひとりに合わせたオーダーメイドプログラム
・水素水が無料で飲める
・豊富なスタジオレッスン
・トレーニング後にストレッチが受けられる
・お風呂とサウナ完備
など
ジムとユーザーのミスマッチをなくす
ジムへの入会を考えている多くのユーザーには明確な目的があり、どんな設備があるかより「期待している効果が得られるか」を重要視します。
ユーザーがどんな効果をジムに期待しているか、自店はどんな期待に応えられるかを考えましょう。
そうすることでジムとユーザーのミスマッチを防ぐことができ、顧客満足の向上にもつながります。
「あのジムに通ったおかげで短時間で筋肉がついた!」などポジティブな口コミを得られれば、集客効果も高まります。
・ダイエット
・スタイル改善
・筋力アップ
・運動不足解消
・ストレス解消
・美容のため
・同じ趣味を持つ人との交流
など
Web集客方法
ホームページ
フィットネスジムやパーソナルジムは年々増えており、会員の取り合いが激化しています。近年はオンラインジムも増えており、今後もライバルは増え続けるでしょう。
そのような市場環境で生き残るには、自店のサービスや魅力をいかに多くの人に伝えられるかにかかっています。
そのために必須となるのがホームページです。
ホームページであれば、どんな情報を載せるか自由に選択できるため、チラシや広告などに載せきれない情報を補完する最適のツールといえます。
SEO対策で検索エンジンで上位表示できれば、広告費をかけず長期的に集客できるというメリットも得られます。
ホームページで重要になるコンテンツをまとめました。これらをしっかり網羅し、ホームページの集客効果を高めましょう。
・店舗情報
・マシーンなどの設備
・トレーニングメニュー
・スタジオレッスンメニュー
・各種メニューのスケジュール
・トレーナー紹介(受賞歴など)
・お風呂などの各種設備
・お客様の声
・ビフォーアフター(ダイエット、筋トレの結果)
・イベント、キャンペーン情報)
・独自のサービス
など
ランディングページ
特定のユーザー、特定のサービス訴求に効果を発揮するのがランディングページです。
オープニングイベントのほか、新サービス導入などの際にランディングページを制作し、リスティング広告などと組合せることで認知拡大、ターゲットユーザーへピンポイントで訴求するといったことが可能になります。
SEO対策
ホームページでの集客を目指すならSEO対策は必須になります。
集客効果のあるキーワードで検索上位になれば集客増が期待出来ます。ほかの広告と違い費用をかけず長期的な集客ができるのは大きなメリットです。
基本的には「地域 + フィットネスジム」といったキーワードでの対策になりますが、注意したいのは地域名です。
前述したようにジムの商圏は都市部で1~2km、地方であれば車で10分ほどと狭い範囲になります。
それなのに「富山県 フィットネスジム」というキーワードで対策しても効果が出にくく、検索順位も上げづらくなります。
「滑川市 フィットネスジム」「高岡市 パーソナルジム」といった具合に、地域キーワードは商圏にあたるエリアをしっかり設定することが大切です。
オウンドメディア運営
自社ホームページとは別にオウンドメディアを利用した集客も有効です。
ジムであれば自宅でできる筋トレ、ダイエットに効果がある食事など、ジムに通うユーザーが好みそうな情報を発信します。
「そんな情報があればジムに通う必要がないと考えるのでは?」と思うかもしれません。しかし、自店のファンを育てるという意味では非常に有効です。
自宅で筋トレをするうちに、もっと質の高いトレーニングをしてみたいというユーザーの欲求を育て、自店への入会を促すという効果もあります。
パーソナルジムeviGymが運営するフィットネスメディア「Vells」では、フィットネスだけでなく美容やサプリなど、さまざまなジャンルで情報発信しています。
幅広いユーザーを集めつつフィットネスへの興味を高める効果が期待できるオウンドメディアになっています。
このようなメディアを作ることができれば大きな集客効果を生むでしょう。
SNS
公式SNSを開設し、体験コースやキャンペーンなどさまざまな情報を発信して集客につなげる方法です。
トレーニングやダイエットに関するお役立ち情報を発信すれば、興味のあるフォロワーを増やし集客につながる可能性もあります。
「#パーソナルトレーニング」や「#筋トレ好きと繋がりたい」などアクセスを集めやすいハッシュタグを活用すれば、ジム入会に興味のあるユーザーとつながりやすくなります。
SNS広告
近年はさまざまな企業が集客にSNSを利用しています。
検索エンジンを使わず、SNSでのキーワード検索やハッシュタグを利用して情報収集するユーザーも増えているため、うまく活用することで認知拡大やブランディングにつながります。
Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどSNSもさまざまなので、訴求したい層によって適切なものを選びましょう。
リスティング広告
GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果に、検索キーワードと連動して掲載される広告を指します。
リスティング広告の魅力は細かいターゲット設定が可能という点です。
例えば「滑川 24時間 ジム」といったニーズが絞られたキーワードで広告を出すことができます。
つまり自店の特徴を加味したキーワードを設定すれば、より適切なターゲットに訴求できるということです。
即効性も大きな魅力のひとつです。効果が出るまで時間のかかるSEO対策と違い、費用さえ払えばすぐに上位表示されます。
配信のON/OFFは自由に切り替えられるので、イベントやキャンペーンに合わせてスポットで出稿するといったことも可能です。
ポータルサイト
狭い地域でのマーケティングが重要なジムの集客では「スポーツジム特化のポータルサイト」掲載が大きな効果を発揮します。
Fit Mapは月間20万人がジム探しに利用するポータルサイトです。
ジム探しで8割近くの人がWEB検索を利用している現状を考えると、Web集客に関する施策は可能な範囲でしておくべきです。
出典:オトコロドットコム「パーソナルトレーニングジムを探すとすれば、まず何でどのように探そうとしますか?」
地域ごとに情報がまとめられたポータルサイトへの掲載は即効性という点で効率の良い手法です。
ただし、多くのジムが掲載されているため競合との差別化が難しいという特徴があります。
入力できる範囲でしっかり情報を載せることが大切です。
スポーツジム系のポータルサイトは少ないですが、その中でも集客が見込めると評判のサイトを紹介しておきます。
●Fit Map
無料で掲載可能
https://fitmap.jp/
●Asreet
月額で掲載可能
https://www.asreet.com/
MEO
Googleビジネスプロフィールに登録して、Googleマップに自店を表示させます。
「富山 パーソナルジム」といったキーワードで検索したとき、検索画面の上部にGoogleマップが表示されるようになっています。
上位3位まで表示される場所がローカルパックといい、ローカルパックに表示されると認知度アップにつながります。
このローカルパックに自店を表示させる施策がMEOです。
Googleビジネスプロフィールは誰でも無料で使えるので、ぜひ活用してみてください。
・Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
・最新情報を定期的に投稿する
・口コミを集める
・公式サイトとGoogleビジネスプロフィールを紐づける
・公式サイトやSNSのマップ情報(店舗名、位置情報、電話番号)を統一
●Googleビジネスプロフィール
メールマガジン
キャンペーンやお役立ち情報を定期的に配信することで、入会やリピートを促せます。
競合が乱立するジム業界では入会を即決されることが少なく、熟考したうえで入会するジムを選ぶことが一般的です。
そのため、ユーザーの意欲を向上させる必要があり、そのためのツールとして有効なのがメールマガジンです。
メールマガジンはターゲットを絞っての配信可能なので、キャンペーン内容とターゲットを合わせた情報発信がおこなえます。
オフライン集客方法
雑誌・フリーペーパーへの掲載
高齢者や主婦層にアプローチしやすいのが雑誌やフリーペーパーへの掲載です。
クーポンやキャンペーン情報を載せれば目に留まりやすくなり、訴求力も高まります。
基本的には広いユーザーへのアプローチが目的ですが、ターゲットが絞られているなら、その層に人気がある雑誌やフリーペーパーなどに掲載すれば集客効果を高められます。
チラシ・ポスティング
近いという理由で入会先を選ぶ人が多いジムの集客では、チラシのポスティングも有効な手段です。
しかし、1回で効果が出ることはほとんどなく、定期的にポスティングして認知してもらう必要があります。
看板広告
駅や道の広告枠に広告を掲載して、そのエリアに住む人や通勤する人にアプローチできます。
紹介
既存の会員から家族や友人にジムを紹介してもらう手法です。
信頼している人からの紹介は、数ある集客方法の中でも抜群に効果が高い手法です。
紹介する側、される側にメリットを設定すれば入会へのハードルを下がり、より積極的に紹介してもらえます。
積極的に発信しよう
ジムの集客では、入会するメリットをさまざまなメディアで発信することが大切です。
紹介した集客方法をうまく組み合わせながら、自店にあった方法を探してみましょう。
はじめは効果がなくても、繰り返すことで自店と相性のいい集客方法が見つかります。