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Outlook2016に独自ドメインで作ったメールアドレスを設定する方法
更新日:2023.12.01
公開日:2023.11.27
- お役立ち
ほとんどの人が仕事でメールを使っていると思いますが、メールソフトの設定で困ったことはありませんか。
一度設定すると、改めて設定するまで時間が空くことが多いため、以前設定した人も忘れていることがほとんどだと思います。
今回は、メール設定に戸惑わないよう設定方法を解説したいと思います。
メール設定に必要なもの
ホームページのドメインでメールアカウントを作っている場合、制作会社が管理しているはずです。
書類で設定内容を渡されていると思いますが、確認できない場合は制作会社に問い合わせてください。
↓
●example@luvicon.net
@以降が自社ホームページのURLになっているメールアカウント
メール設定に必要なものはメールアカウント・サーバーホスト・メールアカウントのパスワードです。
今回は、弊社ドメインで作ったメールアカウントをOutlook2016に実際に設定しながら解説します。
※利用するサーバーはXserverです
メールアカウント | demo@luvicon.net |
サーバーホスト | sv(サーバー番号).xserver.jp |
パスワード | ********* |
メールアカウントの設定方法
新規アカウントの設定
1.メールソフトを立ち上げ、上部メニュー「ファイル」をクリック
2.「アカウント設定」をクリック
3.上部タブの「新規」をクリック
4.メールアドレス入力枠にアカウントを入力。「詳細オプション」 → 「自分で自分のアカウントを手動で設定」 → 「接続」の順でクリック
5.「POP / IMAP」いずれか選択してクリック
アカウントの種類は、1つの端末で使う場合はPOP3、複数端末(PCとスマホなど)で使う場合はIMAPを選択。
6.パスワードを入力し「接続」をクリック
7.このサーバーの使用を続けますか?で「はい」を選択
8.アカウントが追加されたことを確認し「完了」をクリック
9.アカウントが追加されていることを確認後、上部タブの「ファイル」をクリック
必ずファイルタブから設定を続けてください。
10.「アカウントの設定」をクリック
11.一覧から追加したアカウントを選択し、上部タブの「修復」をクリック
12.「詳細オプション」 → 「自分で自分のアカウントを手動で設定」 → 「接続」の順でクリック
13.「受信メール」「送信メール」を設定し「次へ」をクリック
受信メール・送信メールの入力枠はそれぞれのリンククリックで表示されます。
SSL、非SSLは任意(セキュリティ上はSSL推奨)。
<受信メール>
受信サーバーは手順5で選択した「アカウントの種類」に応じて設定。
初回は110になっているため、SSL通信を使用するなら変更が必要。
サーバー | sv(サーバー番号).xserver.jp |
ポート(POP) | 995 (非SSLの場合は110) |
ポート(IMAP) | 993 (非SSLの場合は143) |
このサーバーでは暗号化された接続(SSL / TLS)が必要 | SSL / TLS通信にするならチェックを入れる |
<送信メール>
初回は25に設定されているが、セキュリティに脆弱性があるため、必ず変更しましょう。
サーバー | sv(サーバー番号).xserver.jp |
ポート | 465 (非SSLの場合は587) |
送信(SMTP)サーバーには認証が必要です | チェックを入れ、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択 |
14.アカウントが修復されたことを確認し「完了」をクリック
15.送受信テストでテストメッセージが確認できたら設定完了
設定済みアカウントの更新
ホームページのサーバー変更、PCの買い替えなどがあった場合、アカウントの設定を更新する必要があります。
1.メールソフトを立ち上げ、上部メニュー「ファイル」をクリック
2.「アカウント設定」をクリック
3.メール一覧から登録するアカウントを選択し、上部タブの「修復」をクリック
4.「詳細オプション」 → 「自分で自分のアカウントを手動で設定」 → 「修復」の順でクリック
5「受信メール」「送信メール」を更新し「次へ」をクリック
受信メール・送信メールの入力枠はそれぞれのリンククリックで表示されます。
SSL、非SSLは任意(セキュリティ上はSSL推奨)。
<受信メール>
サーバー | sv(変更後のサーバー番号).xserver.jp |
パスワード | *********(変更後のパスワード) |
ポート(POP) | 995 (非SSLの場合は110) |
ポート(IMAP) | 993 (非SSLの場合は143) |
<送信メール>
サーバー | sv(変更後のサーバー番号).xserver.jp |
ポート | 465 (非SSLの場合は587) |
送信(SMTP)サーバーには認証が必要です | チェックを入れ、「受信メールサーバーと同じ設定を使用するを選択」 |
6.アカウントが修復されたことを確認し「完了」をクリック
7.送受信テストでテストメッセージが確認できたら設定完了
意外と簡単なメール設定
メール設定は何度もするものではないため手間取ることも少なくありませんが、手順が分かれば数分で済みます。
この記事がメール設定の際に役立てば嬉しく思います。