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ハウスメーカー・工務店で有効なWeb集客・オフライン集客方法は?
更新日:2023.12.28
公開日:2023.7.13
- マーケティング
- ホームページからの集客を増やしたい
- 契約が見込める顧客を集めたい
- オンライン・オフラインで効果的な集客方法を知りたい!
家という高額商品を扱うハウスメーカーや工務店にとって、契約数を伸ばすことは簡単ではありません。
多くの競合他社と比較される中で見込み客を増やし契約数を伸ばすには、いかに効果が高い集客をするかが重要です。
近年はWeb集客が主流ですが、オフラインでの接点も大切です。オンライン・オフラインそれぞれの集客方法をうまく使い分けましょう。
Web集客方法
ホームページ
SEO対策、Web広告、ポータルサイト、チラシなど、どの集客方法でも最終的には自社ホームページが着地点になります。広告やチラシに載せられない情報を補完する必要があるからです。
自社の事業内容や強み、施工事例や施主インタビューなど、アピールポイントを見込み客に知ってもらうためには必要不可欠です。
コンテンツをしっかり充実させ、問い合わせや契約につながるホームページを用意しましょう。
見込み客が求める情報や問い合わせまでスムーズに進める設計になっているかもチェックしてください。
・どんな家が建てられるか(施工事例)
・機能、安全性(工法紹介)
・見込み顧客からの信頼獲得(施主インタビュー)
・見込み顧客との接点をつくる(イベント情報)
など
関連記事:ハウスメーカー・工務店がホームページをつくるメリットと必要なページは?
SEO対策
「地名 ハウスメーカー」「地名 注文住宅」など、集客効果のあるキーワードでホームページが検索エンジンの上位に表示されれば集客増が期待できます。ほかの広告と違ってお金をかけずに集客できることも大きなメリットです。
ただ、売上につながるキーワードは他社も対策していることが多く、SEO対策の知識がないと上位表示させることは難しいでしょう。
結果が出るまで時間がかかる施策なので、社内リソースが確保できないなら外注するのもひとつの手です。
関連記事:ハウスメーカー・工務店のSEO対策!キーワードと必要なコンテンツ
オウンドメディア運営
自社ホームページとは別に、オウンドメディアを利用した集客も増えています。
ハウスメーカーであれば「家づくり知識」「お金の話」など、家づくりに関する情報を発信して自社のファンを育てる手法です。
ユーザーのさまざまな悩みや疑問に対して特化した内容のページを用意できるため、自社の商品やサービスを知ってもらうのに適しています。
全国にスタジオを設ける設計事務所フリーダムアーキテクツが「フリーダムな暮らし」というオウンドメディアを運営しています。
注文住宅づくりに必要な知識や暮らし方などコンテンツが非常に充実しており、読んでいると「こんな家に住んでみたい!」と思わされます。
このようなメディアを作れれば、多くの見込み客をファンにし、問い合わせや契約を増やせるでしょう。
出典:フリーダムな暮らし
SNS広告
近年はさまざまな企業が集客にSNSを利用しています。
検索エンジンを使わず、SNSでのキーワード検索やハッシュタグを利用して情報収集するユーザーも増えているため、うまく活用することで認知拡大やブランディングにつながります。
写真が強い集客力を発揮する住宅は、SNS広告との相性がいい商品です。
Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどSNSもさまざまなので、訴求したい層によって適切なものを選びましょう。
リスティング広告
GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果に、検索キーワードと連動して掲載される広告です。
例えば「富山 注文住宅」と検索したとき、最上部に「広告」とついたリンクが掲載されます。
リスティング広告は費用を払えばすぐに出稿できるため即効性が高い集客方法です。
キーワードやターゲティングが適切なら、ホームページ公開直後から集客が可能です。
ポータルサイト
リクルート社が運営する「SUUMO」が有名です。ポータルサイト利用するユーザーが多いため掲載すれば一定の集客効果が見込めます。
ただし、載せられる情報量に制限があることも多く、競合他社との差別化が難しいという面があります。
集客効果を高めるには、制限の中で訴求力を高めるコンテンツを作り込む、ホームページへ誘導するといった工夫が必要です。
MEO
Googleマップの検索結果で上位表示させるための施策です。
Googleマイビジネスの内容を充実させる、口コミを集めることが基本になります。
SEOに比べて難易度が低く3位以内になれば検索画面に表示されるため、ぜひとも取り組みたい施策です。
口コミ(Googleビジネスプロフィール)
Googleマイビジネスは、Googleの検索画面やGoogleマップなどで自社の情報を表示できる無料サービスです。
サービス内容や営業時間、電話番号の情報を発信できますが、なかでも重要なのが「口コミ」です。
口コミは第三者の意見として判断材料になり、購入意欲を大きく左右します。
メールマガジン
企業情報やお役立ち情報を定期的に配信することで、顧客と信頼関係を築くことができます。
ハウスメーカーや工務店であれば、見学会などイベント情報を発信すれば集客にもつながります。
家のような高額商品は即決されることが少なく、熟考したうえで依頼先を選ぶことが一般的です。
そのため、購入意欲が低いユーザーの意欲を向上させる必要があり、そのためのツールとして有効なのがメールマガジンです。
メールマガジンはターゲットを絞っての配信可能なので、配信時期などに合わせた情報発信がおこなえます。
オフライン集客方法
雑誌・フリーペーパーへの掲載
住宅専門雑誌ではなくジャンルを問わない情報誌へ掲載して社名の認知拡大を図り、潜在層へアプローチするのに有効です。
基本的には広いユーザーへのアプローチが目的ですが、子育て世代など狙う層が絞られているなら、その層に人気がある雑誌やフリーペーパーなどに掲載すれば集客効果を高められます。
チラシ・ポスティング
オフラインの集客方法の中でも比較的低コストでおこなえるのがチラシポスティングです。
チラシ・ポスティングで集客するハウスメーカーや工務店はまだまだ多いため、集客効果を高める工夫が必要です。
例えば、QRコードを載せてホームページやランディングページに誘導するなど、スマホで情報取集する層にも情報を届けられるようにしましょう。
勉強会・相談会
マイホーム購入で失敗しないための勉強会を定期的に開くことで潜在層の来社機会を増やせます。
ユーザーも売り込み色の低いイベントと認識するため、比較的集客はしやすいでしょう。
とくに住宅展示場やモデルハウスを持たない工務店にとって、ユーザーとの接点を増やすための有効な手法です。
看板広告
ビルや住宅地、道路、電柱などさまざまな場所に掲載できます。
オフライン広告としては費用が高めというデメリットはありますが、チラシなどよりエリアを絞った広告ができるため、効果計測がしやすいメリットがあります。
住宅展示場
さまざまなハウスメーカーや工務店のモデルハウスが集まる住宅展示場は、ユーザーからすると非常に収穫が多い場所です。
住宅購入を考え始めたユーザーに社名を知ってもらう大切なチャネルでもあります。
展示場で接触した後、自社の常時展示モデルハウスの告知、そのまま商談、SNSフォローの施策など、次のアクションにつなぎやすいというメリットもあります。
広告投資コストが大きい分、営業次第で効果が望めるチャネルでもあります。
完成見学会
完成見学会と同じく、自社の建てる家を直接見たり触れたりしてもらえる場です。
住宅展示場のように維持費をかけずとも、実際に家を見てもらいながら説明できるメリットがあります。
ただし完成見学単体では集客力に欠ける可能性があるため、効果を最大化したいならほかの集客方法と組み合わせる必要があります。
ホームページなどであらかじめ見学する住宅のこだわりや特徴などを説明しておけば、オンラインとオフラインの情報が補完し合って、成約率向上にもつながります。
VRなど最新のバーチャル見学会を導入する企業も増えていますが、リアルな生活をイメージするために実際の家を見学したいというニーズはなくならないはずです。
自社にとって最適な集客方法を探しましょう
ハウスメーカ・工務店の集客方法はさまざまですが、1つに固執する必要はありません。
ホームページ×チラシなど、オンライン・オフラインをうまく組み合わせることが大切です。
どんな組み合わせが最適かは商圏や会社規模、ターゲットによっても変わります。
それぞれの効果を見定めながら自社にとって最適な集客方法を見つけてください。