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    ホームページ制作は会社かフリーランスか|体制・費用・引継ぎで決める外注先

    公開日:2026.8.19

    • ホームページ制作

    ホームページ制作を外注すると決めたあと、多くの発注担当者が迷うのが、制作会社とフリーランスのどちらに任せるかです。会社なら安心、個人なら低予算、といった印象だけでは、自社の案件に必要な体制を判断できません。

    比べるときは、次の4点をそろえて見ます。

    • 制作費だけでなく、追加作業と公開後の保守まで含めた総コスト
    • 実際に手を動かす担当者と、品質を確認する工程
    • 納期、承認、仕様変更をどう管理するか
    • 担当者が不在になった場合も、保守や引継ぎを続けられるか

    選定の軸は、会社か個人かではなく、自社の条件に合う体制を、具体的に説明できるかです。費用、品質、継続性をどう見ればよいか、面談で確かめるポイントまで順に整理します。

    ルビコンでは、初回打ち合わせからディレクターが対応し、目的と必要な運用を整理したうえで、企画から公開後の改善までの進め方をご提案します。

    制作前の整理

    依頼先選びから相談

    目的と運用体制に合う制作の進め方をご提案します。

    制作会社かフリーランスかは、案件条件と体制で選ぶ

    制作会社とフリーランスを総コスト・工程・継続体制で選ぶ図解

    制作会社かフリーランスかは、候補を探すときの入口にすぎません。選定では、自社案件に必要な体制を満たせるかを先に見ます。その順序にすると、公開後に「そこまで対応範囲だと思わなかった」と行き違う可能性を抑えられます。

    フリーランスでも、得意分野がはっきりしていて、外部の専門家と連携しながら保守や引継ぎまで設計している人はいます。一方、制作会社でも、実務と判断が一人の担当者に集中している場合があります。会社名や働き方ではなく、誰がどの工程を担うのかを聞くことが欠かせません。

    比較の中心になるのは、初期費用を含む総コスト、制作と確認の工程、公開後まで任せられる継続性です。自社の条件をこの3点に当てはめると、候補ごとの違いが具体的になります。

    制作会社とフリーランスを6つの視点で比較

    制作会社とフリーランスを費用・品質・窓口など6視点で比較する図解

    両者には一般的な傾向があります。表は優劣を決めるものではなく、候補先へ何を聞けばよいかを整理するための早見表です。

    比較軸フリーランスで見られやすい傾向制作会社で見られやすい傾向依頼前に聞くこと
    費用対応範囲を絞った見積りになりやすい設計、管理、複数人の確認を含める提案になりやすい見積りに含む作業と追加条件
    品質得意分野と本人の経験による差が大きい分業やレビューを組める場合がある実制作の担当者と確認工程
    窓口制作者と直接やり取りできることが多い窓口と制作担当が分かれることがある意思決定者へ届くまでの距離
    進行・変更小さな変更に対応しやすい場合がある役割を分けて進行できる場合がある納期、承認、変更時の扱い
    専門性・代替性必要に応じて協力者と組む場合がある複数の専門人材を配置できる場合がある担当者が不在のときの対応
    保守・運用本人の対応範囲と稼働に左右される保守窓口を設ける場合がある更新、障害、権限、セキュリティ対応

    表の左右だけを見て「個人ならこちら」「会社ならこちら」と決めるのは早計です。たとえば直接のやり取りを望んでも、承認フローや変更管理が必要な案件はあります。比べるべきなのは属性ではなく、回答に具体性があるかです。

    費用は見積額ではなく、対応範囲をそろえて比べる

    安い見積りが、最後まで含めた総コストまで低いとは限りません。要件の整理、原稿や画像の準備、修正、機能追加、公開作業、公開後の保守のうち、どこまでが金額に入っているかで、比較結果は変わります。

    同じページ数でも、掲載内容が決まっているか、問い合わせフォームを設けるか、社内で更新できる状態まで整えるかで、必要な作業は異なります。候補を比べる前に、依頼内容と納品物をできるだけ同じ条件にそろえましょう。

    とくに見ておきたいのは、追加作業になる条件と公開後の費用です。初期費用を横並びにするだけでなく、何が含まれ、後から何を頼む可能性があるのかまで確認しておくと、判断を誤りにくくなります。

    納期と仕様変更は、回答の速さでなく管理方法を聞く

    「急ぎでも対応できる」という返答だけで、納期を守れる体制かどうかは分かりません。制作開始日と公開希望日、確認・承認の締切、素材を渡す担当を、発注側と受注側で共有できるかを聞きます。

    工程と納期
    どの工程にどの程度の時間がかかるのか、発注側の確認が遅れた際はどう日程を組み直すのかを確かめます。
    承認と素材の役割
    原稿・画像を誰がいつ用意し、誰が最終承認するのかを決めます。発注側の準備が曖昧なままでは、制作する力があっても進行が止まります。
    仕様変更時の扱い
    変更の相談先、判断する人、費用と日程への影響を伝える方法を確認します。変更を受けるかどうかより、変更を管理する方法が明確かを見ましょう。

    先に整理したい、自社案件の4条件

    依頼先比較前に整理する案件の複雑性・専門領域・社内体制の4条件

    候補を探し始める前に、自社案件で外せない条件を整理します。必要な体制が見えないまま比較すると、価格や担当者の印象で候補を絞り込みがちです。

    小規模か大規模かは一つの目安にすぎません。次の4条件を言葉にしておけば、制作会社でもフリーランスでも、優先して確認することが定まります。

    案件の複雑性
    CMS、フォーム、予約、外部サービスとの連携、複数部署の承認など、ページ数以外に必要な判断を洗い出します。要素が増えるほど、誰が整理し、誰が確認するかが問われます。
    必要な専門領域
    デザイン、実装、撮影、ライティング、SEO、広告、運用のうち、自社で用意できない仕事を挙げます。一人で担える範囲なのか、複数の専門性がいるのかを見極めます。
    止められない条件
    問い合わせ、予約、採用応募、顧客向け案内など、停止や誤表示の影響が大きい機能を確認します。影響が大きい案件ほど、保守窓口と代替体制を重く評価します。
    社内の準備・意思決定
    素材の準備、内容確認、承認、公開後の更新を誰が担うのかを決めます。発注側の役割が決まっていることが、納期と品質を保つ前提になります。

    複雑性はページ数ではなく、連携と判断の数で測る

    ページ数が少なくても、会員機能、予約、外部システムとの連携、複数人の承認があれば、制作中の確認事項は増えます。反対に、掲載内容とデザインの方向性が固まり、機能も限られていれば、少人数でも進めやすい案件です。

    見るべきなのは「何ページあるか」より、途中で誰の判断が必要になるかです。判断する人や必要な専門領域が増えるなら、それを整理する担当、制作物を確かめる担当、困ったときに代わる担当の有無まで見ます。

    公開後に止められない業務ほど、代替性を重く見る

    問い合わせや予約の入口になっているホームページでは、表示不具合やフォーム停止を長く放置できません。公開後に誰へ連絡できるかは、制作時のデザインや費用と同じくらいの判断材料です。

    病気、休業、案件の集中、退職、契約終了は、会社でも個人でも起こり得ます。担当者が動けない場合の連絡先と対応方法が決まっているかを確認してください。

    問い合わせフォームなどで個人データを扱う場合は、誰がデータや管理画面にアクセスするのか、契約終了時に権限をどう変更・返却するのかも、事前に説明を受けましょう。

    品質はポートフォリオより、制作の仕組みで見る

    ポートフォリオだけでなく担当範囲・レビュー・公開前確認で品質を見る図解

    ポートフォリオは、候補先の表現や得意な業種を知る手がかりになります。もっとも、公開された画面だけでは、誰がどこまで担当したのか、公開前にどんな確認をしたのかまでは読み取れません。

    品質を判断するには、実績の見た目とあわせて、同じ品質を再現するための工程があるかを見ます。実制作の担当者、レビュー、テストや公開前確認を分けて尋ねると、「品質に自信があります」という説明を具体的に比べられます。

    類似実績は、見た目だけでなく課題と担当範囲を聞く

    確認すること見る理由
    自社に近い目的・機能の実績求める課題に近い経験があるかを確かめる
    実制作を担う人面談相手と制作担当が同じとは限らないため
    企画・デザイン・実装の担当範囲自社または別の担当がどこまで担うかが分かる
    公開後の関与保守や改善まで依頼できるか判断できる
    確認できる成果物制作過程や納品物を具体的に説明できるか見られる

    実績数が多くても、自社案件に必要な領域を担当した経験があるとは限りません。「似たサイトを作ったか」だけでなく、どんな目的で、どの部分を担当し、公開後にどこまで関わったのかを聞きましょう。

    完全に同じ業種の実績がなくても、近い機能や検討過程について説明できる候補はあります。判断したいのは、自社の要件に置き換えて説明できるかです。

    レビューと公開前確認を、担当者と項目で確かめる

    確認する人
    デザイン、実装、内容、公開作業を制作者本人だけで見るのか、別の担当者も見るのかを聞きます。第三者によるレビューがなくても、確認の手順と責任者が具体的なら、判断材料になります。
    確認する項目
    スマホ表示、リンク先、問い合わせフォーム、掲載内容、基本的なSEO設定など、案件に必要な項目を挙げてもらいます。自社案件に必要な項目が含まれているかを照らし合わせましょう。
    問題が出たときの直し方
    公開前に不具合や認識の違いが見つかったとき、誰が判断し、どう修正するのかを確かめます。修正回数だけでなく、確認と連絡の流れが追えるかを見ます。

    公開後まで止めないために、代替性と引継ぎを確認する

    公開後を止めない代替担当・情報共有・納品権限の引継ぎ確認図解

    制作中のやり取りが順調でも、公開後には更新、障害対応、追加改修が発生します。継続性を左右するのは、会社か個人かではなく、情報と権限を引き継げる仕組みがあるかです。

    不測の事態を想定するのは、候補先を疑う意図ではなく、自社のホームページを把握できる資産として運用するためです。代替担当と、納品物・アカウントの管理は分けて確認します。

    担当者が動けない場合の連絡先と対応手順を聞く

    確認項目望ましい回答例
    代替担当担当者が不在の場合、誰が状況を確認して対応するかを説明できる
    連絡窓口通常時と緊急時の連絡先、連絡方法が分かれている
    緊急時の範囲何を緊急対応とみなし、どこまで対応するかが明確になっている
    情報共有仕様、作業履歴、ログイン情報の管理方法を説明できる
    保守の契約範囲更新、障害、追加改修の対象と条件が分かる
    セキュリティ対応対象範囲、判断する担当、緊急時の連絡方法を示せる

    会社であっても、担当者の異動や退職で情報が途切れることはあります。フリーランスでも、協力者や引継ぎ手順を用意している場合があります。「代替できます」という言葉だけでなく、誰が何をするのかまで聞きましょう。

    問い合わせフォームなどを扱うなら、個人データの安全管理も欠かせません。委託先の体制を事前に確かめ、必要な範囲だけを扱うことは、発注側の役割でもあります。

    納品物とアカウントは、自社が把握して引き継げる状態にする

    納品物
    ソースコード、デザインデータ、画像、原稿、仕様書など、何を受け取れるのかを確認します。後から別の制作者に相談する可能性も考え、引継ぎに必要なものを明確にしておきます。
    アカウント・権限
    ドメイン、サーバー、CMS、アクセス解析、検索管理ツールについて、契約者、所有者、管理者を確認します。自社が必要な権限を持ち、担当変更時にも管理できる状態が望まれます。
    引継ぎ手順
    契約終了や担当変更時の連絡先、データの渡し方、権限を変更する手順を確認します。公開後に慌てないために、発注前に合意しておくことが欠かせません。

    条件別に見る、フリーランスと制作会社の向き不向き

    案件条件別にフリーランスと制作会社の向き不向きを判断する図解

    ここまでの条件を使えば、依頼先の候補を絞り込めます。表は「小規模なら個人」「大規模なら会社」と決めるためのものではなく、案件の要求と候補先の体制を照合するための目安です。

    案件条件向きやすい依頼先確認が必要な理由
    要件が明確で、対応領域が絞られているフリーランスも有力得意分野と稼働状況が合えば、直接進めやすい
    制作者と直接話して早く決めたいフリーランスも有力判断者と制作者が近い一方、変更管理は必要
    複数の専門領域が必要制作会社が有力な場合がある各領域を誰が担い、どう連携するかを見る
    承認や進行管理が複雑制作会社が有力な場合がある窓口、工程、判断者を整理できる体制が要る
    停止リスクが高い代替性のある候補緊急対応と保守の窓口を確認する
    長期の改善・保守が必要継続体制のある候補担当変更と引継ぎの仕組みが必要になる

    表の「向きやすい依頼先」は、候補を外すための線引きではありません。フリーランスが複数の専門家と連携していることも、制作会社が少人数で対応していることもあります。最終的には、実際の体制を聞いて判断します。

    フリーランスが有力になりやすい条件

    要件が比較的明確で、必要な機能や制作範囲が絞られている案件なら、フリーランスは有力な候補です。制作者と直接話せるため、細かな意図を共有しながら進められる場合があります。

    費用や連絡のしやすさだけで決めず、本人が得意な領域、抱えている案件、修正・保守の範囲、引継ぎ方法まで確認してください。そこで初めて、自社が許容できる属人性かを判断できます。

    制作会社が有力になりやすい条件

    デザイン、実装、撮影、ライティング、SEOなど複数の専門領域が必要な案件や、社内の関係者が多い案件では、制作会社が有力になることがあります。窓口と工程を分け、必要な担当を組み合わせられれば、進行を管理できます。

    もっとも、会社名だけでレビューや保守まで自動的に担保されるとは限りません。実制作の担当人数、確認工程、担当不在時の窓口、公開後の対応範囲を聞き、案件に必要な体制が実際にあるかを確かめましょう。

    面談と相見積もりで使う、発注先の比較手順

    面談と相見積もりで発注先を同条件で比較する5つの手順図解

    制作会社とフリーランスを同じ土俵で比べるには、候補ごとに相談の仕方を変えないことが欠かせません。価格や印象も判断材料ですが、同じ依頼内容と質問を渡してこそ、回答の違いを比較できます。

    1. 必須条件を決める:目的、必要な機能、公開希望日、公開後に必要な運用を社内で整理します。
    2. 同じ依頼内容を渡す:依頼の背景、必要な範囲、すでに決まっている条件を、各候補先へ共有します。
    3. 体制と工程を聞く:実制作の担当者、進行方法、レビュー、保守について説明を求めます。
    4. 証拠と条件を比較する:類似実績、見積りの範囲、代替体制、納品物を並べて確認します。
    5. 契約・納品・保守を明文化する:変更時の扱い、アカウント、引継ぎ、公開後の窓口を合意します。

    相見積もりは、もっとも安い候補を探すだけにとどまりません。自社の条件を正確に理解し、説明できる候補を見極める機会として使います。

    面談で必ず聞きたい12の質問

    質問確認したいこと
    実際に制作するのは誰ですか面談相手と実制作担当、得意領域を確認する
    見積りにはどこまで含まれますか企画、素材、修正、公開、保守の範囲をそろえる
    この要件なら、どの工程で納期が決まりますか作業日数だけでなく前提条件を確認する
    承認や素材提出は、誰がいつ行いますか発注側と受注側の役割を明確にする
    途中で仕様を変える場合はどう進めますか相談先、判断者、費用・日程への影響を確認する
    デザインや実装は誰が確認しますかレビュー担当と確認工程を聞く
    公開前の確認項目は何ですか表示、フォーム、内容などの確認範囲を見る
    担当者が不在の場合は誰が対応しますか代替担当と情報共有の方法を確かめる
    公開後はどこまで保守できますか更新、障害、追加改修の条件を確認する
    セキュリティ上の問題が起きた場合は誰が判断しますか対象範囲、連絡先、初動の考え方を聞く
    何が納品され、アカウントは誰が管理しますかデータ、契約者、権限を自社が把握できるか確認する
    担当変更・契約終了時はどう引き継ぎますか移管の手順と、個人データを扱う場合の安全管理を確認する

    回答を比べるときは、「できます」という言葉の多さではなく、類似実績、担当者、工程、納品物の説明が具体的かを見ます。曖昧な項目があれば、その候補を外すか、契約前に条件を詰めるかを判断できます。

    まとめ|ホームページ制作会社とフリーランスを体制で選ぶ

    ホームページ制作の外注先を、制作会社かフリーランスかという肩書きだけで選ぶと、自社案件に必要な条件を見落とすことがあります。見るべきなのは、初期費用を含む総コスト、品質を支える担当と確認工程、公開後まで任せられる継続性です。

    必要な機能、納期、社内の承認、公開後に止められない業務を整理したうえで、会社・個人を問わず同じ依頼内容と質問を渡します。実制作の担当者、変更管理、レビュー、代替体制、納品物とアカウントの扱いを比較してください。

    最初に作るべきなのは、依頼先のランキングではなく、自社案件で外せない条件の一覧です。その条件を満たす体制と証拠を示せる候補を選べば、発注後の行き違いを減らせます。

    ルビコンは、企画、オーダーメイドデザイン、構築から公開後の運用・改善までをワンストップで支援します。依頼条件の整理からご相談ください。

    発注前の確認

    制作体制を相談

    必要な体制と公開後の運用を一緒に整理します。

     

     

     

     

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