ホームページ上のユーザーの視線の動き方を意識する

ホームページ制作では、ユーザーの動きを意識することがとても重要です。どれだけ質の高いコンテンツを発信しても、重要な情報が埋もれてユーザーから見つけにくいようでは「価値のあるホームページ」という評価はされないはずです。

スマートフォンの普及でユーザーごとのホームページの見方は多様化していますが、多くの場合ユーザーの視線は上から下に向かって動きます。

代表的なのがF型、Z型という視線の動き方で、これを意識してホームページをデザインすることで滞在時間やコンバージョン率を伸ばし、直帰率・離脱率を下げられる可能性も十分にあります。

Fの法則

ホームページを訪れた人の視線は最上段の左上を起点として右に向かって水平に移動するといわれています。

その後ページを少し下がってから、再度右方向に視線が移動するのですが、この時視線が水平移動する距離はページ上部で移動した距離よりも短くなる傾向にあります。

つまり、コンテンツの最上部ではホームページ上を左端から右端に移動したのに対し、コンテンツ中部では左から4分の3程までしか視線が移動しないということです。

その傾向はページの下部に行くほど強くなる傾向があり、最終的には左端を縦方向に視線が移動します。

あくまで理論なので全てのホームページに当てはまるとは思いませんが、テキストの多いホームページではコンテンツの下部にいくほど「読み流される」傾向が強くなります。

それを踏まえて、重要度の高い情報は左上に掲載したほうがユーザーの目に留まる可能性は高くなると思います。

Zの法則

ホームページを見る人の視点は左上→右上→左下→右下の順でZ型に推移するため、重要な情報は真ん中よりも四隅に配置した方がいいといわれています。

広告業界や流通業界では昔から定説となっている理論で、チラシなどの紙媒体やスーパー・コンビニの商品棚、自動販売機などにも広く取り入れられています。

ウェブの世界でもこの理論が利用され、ヤフーは左上に自社サービスへのリンクを配置し右上スペースを利用して大型広告枠を提供するなど、この理論を取り入れています。

また、テキストの分量が多いホームページはF型理論が当てはまり、画像が増えるほどZの法則の傾向が強まると言われています。

これを踏まえて、写真を多用する企業ホームページなどではページの四隅にコンバージョンにつながるCTAボタンなどを配置するのも、ホームページで成果をあげるために検討したい方策のひとつだと思います。